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大阪万博の大屋根リング、伝統工法は本当? 世界最大級の木造建築の真実とは?世界最大級の木造建築、大屋根リングの真実とは!?

世界最大級の木造建築!2025年大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」の魅力に迫る!建築家藤本壮介氏によるデザイン、伝統技術と現代技術の融合、見どころ満載!

大阪万博の大屋根リング、伝統工法は本当? 世界最大級の木造建築の真実とは?世界最大級の木造建築、大屋根リングの真実とは!?

📘 この記事で分かる事!

💡 大阪・関西万博のシンボル建築「大屋根リング」は、世界最大級の木造建築です。

💡 建設費用は当初予定よりも大幅に増加しています。

💡 大屋根リングは、伝統工法と現代技術を融合した建築物です。

それでは、大阪・関西万博のシンボルである大屋根リングについて、詳しく見ていきましょう。

世界最大級の木造建築、大屋根リング

2025年万博のシンボル、巨大な木造リングの秘密は?

世界最大級の木造建築

大屋根リングの設計には、伝統的な木造建築の技術を取り入れつつ、安全性と耐久性を高めるための現代技術が用いられているんですね。

周長約2kmの世界最大級の木造建築、2025年大阪・関西万博〈大屋根リング〉工事風景を大林組が公開
周長約2kmの世界最大級の木造建築、2025年大阪・関西万博〈大屋根リング〉工事風景を大林組が公開

✅ 大阪・関西万博のシンボル建築である「大屋根リング」は、109個の木架構ユニットを円形につなぎ、世界最大級の木造建築として建設が進められています。

✅ 大林組JVが担当するPW北東工区では、貫接合の設計見直しとユニット化による施工効率化、デジタル技術を活用した情報共有、国産材の活用など、様々な工夫が凝らされています。

✅ 特に、平面ユニットや立体ユニットを地上で組み立ててから揚重する施工方法や、BIMモデルを活用したプロジェクト管理システム「プロミエ®」の導入により、安全性を向上させながら工期短縮を実現しています。

さらに読む ⇒
TECTURE MAG(テクチャーマガジン)
出典/画像元: https://mag.tecture.jp/culture/20240703-113862/

木造建築の技術と現代技術を融合させることで、世界最大級の建築物を建設できるというのは素晴らしいですね。

2025年大阪・関西万博のシンボルとなる「大屋根リング」は、建築家藤本壮介氏によるデザインで、世界最大級の木造建築物として注目を集めています。

建築面積約6万平方メートル、高さ12メートルから22メートル、内径約615メートル、幅30メートルと巨大な規模を誇るリング状の建物です。

この大屋根は、来場者を迎え入れるシンボリックなゲートであり、会場内を自由に歩き回るための「回遊路」としての役割も担います。

屋上には「スカイウォーク」と呼ばれるエリアがあり、大阪湾や街並みを一望することができます。

建築には、日本の伝統的な木造建築の懸造工法を現代風にアレンジした技術が用いられています

金属のピースと組み合わせることで、現代の耐震基準と巨大な規模に対応できる安全性を確保しています。

藤本氏は、大屋根が日本の木造建築技術の素晴らしさを見せる機会となり、世界で日本の木造建築がさらに注目されることを期待しています。

2025年4月13日から10月13日までの万博期間中は、大屋根のライトアップも予定されています。

訪れた際には、この雄大な建築物をぜひ体感してみてください。

そうですね。伝統と革新が融合した、まさに21世紀の建築と言えるでしょう。

会場建設費増額と大阪市の負担

万博会場建設費、大幅増額!一体何が原因?

施設充実と大屋根

建設費の増加は、建築資材の高騰や人手不足などが原因と考えられます。

松井・大阪市長「万博費用、上振れも」 2~3割増1600億円超の可能性

公開日:2020/02/14

松井・大阪市長「万博費用、上振れも」 2~3割増1600億円超の可能性

✅ 大阪市の松井一郎市長は、2025年の大阪・関西万博の会場建設費が、建築資材や人件費の高騰により約1250億円から2割~3割上昇する可能性があると発表しました。

✅ これは、建設費の上振れについて市が初めて具体的に言及したもので、建設費が1600億円を超える可能性も示唆されています。

✅ 松井市長は、建築単価、材料費、人件費の上昇が建設費高騰の要因であると説明しました。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20200115/k00/00m/040/267000c

建設費の増加は、万博の運営にも影響を与えそうですね。

2025年大阪・関西万博の会場建設費は当初想定の1250億円から5割増加し、1850億円となる見込みです。

増額分の内訳として、環状の大屋根(空中リング)が約350億円、来場者の快適性・安全性・利便性向上のための施設が約320億円、参加国・事業者の多様な参加を促進するための施設が約110億円となっています

特に、大屋根はパビリオンエリアのメインストリートとなる重要な施設であり、一部が水上にせり出す設計で、移動時の雨よけや日よけの機能も担います。

快適性向上のための施設には、暑さ対策のドライミストとトイレの整備、入場ゲート屋根、照明設備などが含まれます。

増額分600億円のうち、大阪市の負担は100億円となります。

松井一郎大阪市長は、増額は大阪や関西の成長への投資と捉え、万博成功に必要な経費であるとして、負担を受け入れる認識を示しました。

当初試算が甘かった点は認めつつも、会場建設の予定価格を試算する方法としてはあり得る手段だと釈明しています。

いやー、ほんまに大変やな。でも、大阪経済活性化のためにも万博は成功させなあかんからな。

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大阪万博のシンボル、巨大木造リング完成! 世界最大級の建築美を体感!