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敬老パス ICカード化は本当に便利?高齢者の声は?高齢者の外出を支える制度、今、変化の時!!?

高齢者のための敬老パス、札幌市では利用上限減額で議論白熱!世代間対立も… 75歳以上対象、健康アプリとの選択制も。今後の制度はどうなる?

敬老パス ICカード化は本当に便利?高齢者の声は?高齢者の外出を支える制度、今、変化の時!!?

📘 この記事で分かる事!

💡 敬老パスは高齢者の社会参加を促進する重要な制度です。

💡 全国各地で敬老パスのICカード化が進んでいます。

💡 敬老パスの制度見直しは、高齢者の生活と財政状況のバランスをどう取るかが課題です。

それでは、今回のテーマである敬老パスについて、詳しく見ていきましょう。

横浜市の敬老パス ICカード化と利便性向上

横浜市の敬老パスがICカード化!どんなメリットがある?

利用状況把握で制度改善

敬老パスのICカード化は、利用状況の把握や不正利用の防止に役立ち、制度の改善に繋がると思います。

横浜市敬老パス ICカード化 1カ月 制度見直しに実態把握

公開日:2022/11/17

横浜市敬老パス ICカード化 1カ月 制度見直しに実態把握

✅ 横浜市は、敬老パスの利用状況を把握し、持続可能な制度設計を行うため、従来の紙製パスを廃止して10月1日からプラスチック製のICカードを導入しました。

✅ ICカード化により、利用日時、回数、交通機関などのデータを収集することが可能になり、高齢者の社会参加と福祉の増進を図るための制度改善に役立てられると期待されています。

✅ しかし、導入直後にはICカードの利用方法に関する混乱が見られ、市は案内役の配置や読み取り機器の設置場所変更など、利用者の利便性向上に向けた対応を進めています。

さらに読む ⇒タウンニュース | 神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙出典/画像元: https://www.townnews.co.jp/0105/2022/11/17/651523.html

ICカード化は、高齢者の方にとって使い方が難しい面もあるかもしれませんね。

横浜市では、市内在住の70歳以上の方向けに発行される敬老パスが、従来の紙製からプラスチック製のICカードへと移行しました。

このICカード化により、利用状況の把握が正確になり、制度の改善や交通事業者へのデータ提供が可能になりました

利用情報は個人を特定できないように加工され、高齢者支援施策の検討などに活用されます。

敬老パスの有効期間は令和6年9月30日まで有効なカードをお持ちの方で、負担金を納付された方は、10月1日以降もそのままご利用いただけます。

有効期間の確認は、インターネットまたは自動音声応答ダイヤルで行うことができます。

確かに、ICカードの導入は、不正利用の防止や利用状況の把握に役立つと思います。しかし、高齢者の方の中には、ICカードの操作に不慣れな方もいらっしゃるでしょう。利用方法の説明やサポート体制の充実が重要ですね。

札幌市の敬老パス 持続可能な制度に向けた見直し

札幌の敬老パス、どうなる?

見直し検討中

敬老パスの見直しは、高齢者の生活への影響が大きいため、慎重に進める必要があると思います。

札幌市の「敬老パス」見直し案、高齢者から批判続出 優遇縮小に不満 北海道:朝日新聞

公開日:2024/01/12

札幌市の「敬老パス」見直し案、高齢者から批判続出 優遇縮小に不満 北海道:朝日新聞

✅ 札幌市は、70歳以上の市民が格安で公共交通機関を利用できる「敬老パス」を「敬老健康パス」に改め、優待額を削減し、スマートフォンアプリへの移行を予定している。

✅ この案に対し、高齢者から強い反発の声が上がっており、特に優待額の削減とスマートフォンアプリへの移行に不満が集中している。

✅ 市は、健康寿命延伸による要介護者削減と若者世代の社会保障負担軽減を目的としているが、高齢者にはその意図が十分に伝わっておらず、現状維持を求める声が多数を占めている。

さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASS1D62K6S1DIIPE005.html

高齢者の意見を十分に聞き取り、納得のいく制度にすることが大切ですね。

札幌市では、高齢化に伴う事業費増加などから、敬老パス(敬老優待乗車証)制度の見直しが検討されています。

1975年に開始されたこの制度は、当初は無料でしたが、2005年に一部有料化されました。

近年は財政状況や人口構造の変化、受益の偏在などから、見直しが必要とされています。

市は、財政負担の増加や公平性の課題を指摘し、持続可能な制度にするための見直し案を検討しています

見直し案では、健康寿命延伸を重視し、利用者に健康状態や利用頻度に応じた異なる負担額を課すことや制度利用の対象年齢や利用範囲の見直しなどが検討されています。

高齢者の生活を支える制度の見直しは、簡単ではありません。若者世代の負担軽減と高齢者の生活への影響、この両方を考慮した上で、より良い制度を構築していく必要があると思いますね。

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札幌の敬老パス、75歳以上で4万円に!健康アプリとの選択制で高齢者の怒り爆発!世代間対立が深刻化!?