ロ朝同盟強化で国際社会はどう動く?ウクライナ派兵と軍事協力の行方?北朝鮮とロシアの軍事協力深化:ウクライナ戦争への影響と国際社会の対応
ロシアと北朝鮮が軍事パートナーシップを強化。北朝鮮はウクライナ侵攻支援のため兵士を派兵、国際社会から非難。核・ミサイル開発も加速し、ロ朝間の軍事協力は東アジアの安全を脅かす。脱北者団体は兵士の安全確保に動くが、過酷な現実も。G7などは非難を強め、紛争拡大への危険性も指摘。
💡 ロシアと北朝鮮が軍事同盟を強化。ウクライナ派兵と軍事技術協力が加速。
💡 北朝鮮兵士のウクライナ派兵の実態。過酷な現状と士気、国際社会からの非難。
💡 北朝鮮の新型ミサイル開発と、ロシアからの技術支援の可能性。東アジアの安全保障への影響。
それでは、まずロ朝同盟深化の背景から見ていきましょう。
ロ朝同盟の深化と国際社会からの非難
北朝鮮がロシア支援で派兵?国際社会の反応は?
G7、EU、NATOが非難、紛争拡大を警告。
北朝鮮とロシアの関係が、このような緊密なものになっているのですね。
公開日:2024/06/19

✅ プーチン大統領と金正恩総書記は平壌で会談し、「包括的戦略パートナーシップ条約」に署名。侵略を受けた場合の相互支援を定め、関係を同盟水準に引き上げた。
✅ 両首脳は、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの軍事協力を強化し、北朝鮮は武器供与の見返りに軍事技術の提供を受けた可能性が指摘されている。
✅ プーチン大統領は、対ロ制裁を批判し、北朝鮮の核・ミサイル開発を擁護する姿勢を示し、日米韓など関係各国が北東アジアの安全保障環境への影響を懸念している。
さらに読む ⇒時事ドットコム:時事通信社が運営するニュースサイト出典/画像元: https://www.jiji.com/jc/article?k=2024061900095&g=int今回の条約締結は、国際社会にとって看過できない事態です。
特に、ウクライナ情勢が長期化する中で、ロシアへの軍事支援は深刻な問題です。
2024年6月、ロシアと北朝鮮は「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結し、両国の協力関係を強化しました。
この条約に基づき、北朝鮮はロシアのウクライナ侵攻を支援するため、1万人を超える兵士を派兵しました。
これは、昨年から継続して行われてきた武器・弾薬の供給に続くもので、国際社会から強い非難を浴びています。
特に、G7、EU、NATOは非難を強めており、NATO事務総長は紛争拡大への危険性を警告しています。
国際社会の安全保障にとって、非常に大きな懸念材料ですよね。安保理決議違反という声も上がっていますし、今後の動向を注視する必要がありますね。
過酷な現状:北朝鮮兵士の運命
北朝鮮兵士の過酷な現状…自殺や処刑の理由は?
帰還を望まない北朝鮮の体制と世論への警戒。
北朝鮮兵士の状況は、非常に過酷なものとなっているようですね。

✅ 北朝鮮は、ロシアによるウクライナ侵攻を支援するため、約1万1000人の兵士を派遣。彼らは戦闘作戦に参加しており、クルスク州で数百人の死傷者が出ている。
✅ 派遣された北朝鮮兵は、一部が特殊部隊出身で、人海戦術など70年前の戦術を使用。実戦経験に乏しく、ドローン戦争など現代戦への適応が課題。
✅ 北朝鮮兵は栄養状態が平均より良いとされるものの、ロシア軍への統合状況や、射撃や配置などの基礎軍事用語の教育など、課題も多く、その能力は未知数。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.cnn.co.jp/world/35227453.html兵士たちの置かれた状況は、非常に厳しいものがありますね。
脱北者団体が支援しているのは、せめてもの救いですが…。
北朝鮮軍は、過酷な訓練と金正恩への忠誠を誓う思想教育を受けた兵士で構成されています。
食糧事情の悪さから、兵士たちは報奨金や死亡時の保険金を目当てに派兵を志願しますが、その事実は家族には秘密にされます。
脱北者団体は、投降方法を案内するビラを作成し、兵士の安全確保に向けた動きも見られます。
しかし、ロシア軍の攻勢の中で、兵士たちが捕虜になることを恐れて自殺したり、自軍に処刑されたりする事態も起きています。
これは、北朝鮮が兵士の帰還を望まず、体制への否定的な世論を警戒しているためです。
いやー、ほんまに考えさせられますわ。食糧事情も悪い中で、あんな戦場に送られるなんて、一体何のためなんでしょうね?
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北朝鮮とロシアの軍事協力が加速。核・ミサイル開発支援、水中核兵器の脅威、ウクライナでの北朝鮮兵士の戦闘など、東アジアの安全保障に影。