自民党裏金問題、政治資金の透明性は?(裏金問題、政治資金、自民党)政治倫理審査会での議員らの釈明と今後の課題
自民党裏金問題が噴出!85議員が5億円超の不記載。二階元幹事長ら大物も関与し、政治資金の透明性が問われる。宮本議員は裏金隠蔽、山田議員は監督責任を釈明。今後の政治倫理・資金規正の議論に注目が集まる。
💡 自民党の政治資金パーティー裏金問題が発覚し、多くの議員が収支報告書の記載漏れや誤記載をしていた。
💡 政治倫理審査会では、議員らが裏金問題に関する釈明を行い、認識の甘さが露呈した。
💡 今後の政治資金規正に関する議論や、政治倫理のあり方について、大きな影響を与える可能性。
それではまず、今回の問題の概要と、自民党の対応について見ていきましょう。
発覚した裏金問題の全貌
自民党裏金問題、一体いくら?誰が最も多かった?
総額約5.8億円、二階氏が最多の3526万円。
問題の発端となった自民党の裏金問題。
詳細を見ていきましょう。

✅ 自民党は、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、党所属の国会議員らを対象としたアンケート結果を公表し、85人に政治資金収支報告書の記載漏れや誤記載があったことを発表した。
✅ 記載漏れや誤記載の総額は5年間で5億7949万円に上り、二階俊博元幹事長が最多の3526万円、次いで三ツ林裕巳衆院議員、萩生田光一・前政務調査会長と続いた。
✅ アンケートは記載漏れの有無と不記載額を尋ねる2問のみで、裏金の使い道に関する質問は含まれていなかった。
さらに読む ⇒東京新聞出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/308351政治資金の透明性が問われる中、多くの議員が不適切な処理を行っていたことが明らかになりました。
国民の信頼を揺るがす事態です。
自民党派閥の裏金問題が表面化し、政治資金の透明性と責任が厳しく問われています。
一連の問題は、2018年から2022年の5年間で、自民党所属の85人の議員が政治資金収支報告書に記載漏れや誤記載を行い、総額は5億7949万円に上ることが判明。
その中には、二階俊博元幹事長や萩生田光一前政務調査会長といった大物議員も含まれており、金額が最も多かったのは二階元幹事長の3526万円でした。
この問題は、自民党によるアンケート調査で明らかになりました。
この問題は、政治に対する国民の信頼を大きく損なうものであり、徹底的な原因究明と再発防止策が急務ですな。
宮本周司議員の告白
宮本周司議員、裏金2146万円!何に使われた?
事務所保管、政治活動には未使用。
宮本周司議員の告白。
内容を見ていきましょう。

✅ 自民党安倍派の裏金問題に関し、参院政治倫理審査会が開かれた。
✅ 旧安倍派所属の宮本周司氏は、パーティー券販売ノルマ超過分の還流資金について、2014年から9年間で合計2140万円の「預かり金」と認識していた。
✅ 記事の全文は会員限定コンテンツである。
さらに読む ⇒日本海新聞出典/画像元: https://www.nnn.co.jp/articles/-/476356事務所内で保管されていたという「預かり金」という説明からは、裏金に対する認識の甘さが感じられます。
政治家としての責任が問われます。
自民党旧安倍派の宮本周司参議院議員は、参院政治倫理審査会に出席し、派閥裏金問題について弁明しました。
彼は、2013年の参院選初当選後の2014年から9年間、派閥のパーティー券販売ノルマ超過分として合計2146万円の還流資金を受け取っていたことを認めました。
この資金は収支報告書に記載されず、宮本氏は「預かり金」として事務所内で保管し、政治活動には使用しなかったと説明しています。
秘書からは「収支報告書に記載できない」と派閥事務局から言われたと説明しました。
石川県関係では、宮本議員を含め5人が関与しており、宮本議員は政倫審に出席した最後の県関係国会議員となりました。
へー、預かり金って言うんですね。まるで銀行みたいやな!って、笑い事ちゃうわ!政治家はもっとしっかりせな!
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裏金問題、参院政治倫理審査会で宮本・山田両議員が弁明。不記載を認め、監督責任を反省。今後の政治倫理・資金規正に影響か。