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赤根智子氏、日本人初のICC所長就任の背景と課題とは?ICC所長 赤根智子氏、国際司法の最前線

日本人初のICC所長、赤根智子氏。検事から国際舞台へ。シングルマザーとして娘を育てながらキャリアを築き、国際司法の独立を守る。アジアでのICC存在感向上、裁判迅速化も目指す。国際圧力に屈せず、法の支配を貫く姿は、日本の国際的プレゼンスを高める!

赤根智子氏、日本人初のICC所長就任の背景と課題とは?ICC所長 赤根智子氏、国際司法の最前線

📘 この記事で分かる事!

💡 日本人初のICC所長に赤根智子氏が就任し、国際社会から注目が集まっている。

💡 ICCは、国際的な戦争犯罪などを裁く法廷であり、独立性と公平性が求められている。

💡 赤根氏は、ICCの独立性、アジアの存在感向上、裁判の効率化を目指している。

それでは、赤根智子氏のキャリアの始まりから、ICC所長としてのビジョン、そして国際情勢の中で直面する課題について詳しく見ていきましょう。

キャリアの始まりと苦難を乗り越えて

ICC所長・赤根智子氏、検事から国際舞台へ!その原動力は?

仕事と育児の両立、国際経験、そして家族の支え。

赤根智子氏は、日本人として初めて国際刑事裁判所(ICC)所長に就任しました。

彼女のキャリア、ICCとの連携強化、地域事務所設置について解説します。

国際刑事裁判所、日本人初の所長に赤根智子裁判官「東京事務所」設置に意欲

公開日:2024/03/25

国際刑事裁判所、日本人初の所長に赤根智子裁判官「東京事務所」設置に意欲

✅ 国際刑事裁判所(ICC)は、日本人として初めて赤根智子裁判官を所長に選出した。

✅ 赤根氏は、ロシアのウクライナ侵略やガザ紛争など、国際的な戦犯追及が求められる中、ICCと日本の連携強化や東京への地域事務所設置を目指す。

✅ ICCは、戦争犯罪などを裁く国際法廷であり、日本は最大の拠出国の一つだが、ロシアは未加盟である。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://japan-forward.com/ja/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%88%91%E4%BA%8B%E8%A3%81%E5%88%A4%E6%89%80%E3%80%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E5%88%9D%E3%81%AE%E6%89%80%E9%95%B7%E3%81%AB%E8%B5%A4%E6%A0%B9%E6%99%BA%E5%AD%90%E8%A3%81%E5%88%A4/

赤根氏の検事としてのスタート、シングルマザーとしての苦労、そして国際裁判官としての経験は、大変興味深いですね。

日本人初の国際刑事裁判所(ICC)所長に就任した赤根智子氏は、1956年生まれ

東京大学法学部卒業後、検事としてキャリアをスタートさせました。

結婚後、司法修習生時代に結婚しましたが、離婚を経験し、シングルマザーとして娘を育てながらキャリアを築きました。

実家の両親の協力を得て仕事と育児を両立し、国際的な視点と経験を積み重ね、2018年にICC裁判官に就任。

2024年にはICC所長に選出されました。

赤根さんの半生、ほんまにすごいですね。検事からのスタートで、シングルマザーとして娘さんを育てながら、国際的なキャリアを積み重ねてこられた。これだけでもう、尊敬しかありませんわ。

ICC所長としてのビジョンと課題

ICCをアジアで身近に?赤根氏のリーダーシップとは?

アジアでの存在感向上、裁判効率化を目指す。

ICC所長として、赤根智子氏は、存続危機と法の支配の重要性を訴え、アジアでの存在感向上を目指しています。

世界中の戦争犯罪被害者の希望を消さぬように」・赤根智子所長インタビュー:中日新聞
世界中の戦争犯罪被害者の希望を消さぬように」・赤根智子所長インタビュー:中日新聞

✅ 国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長は、世界で「力の支配」が横行する中、ICCが直面する存続危機と「法の支配」の重要性を訴えた。

✅ ICCは、独立した裁判所として政治とは無関係であり、戦争犯罪の被害者のために犯罪者の責任を追及する役割を担っている。

✅ ロシアによるICCの裁判官への逮捕状発行など、ICCはあらゆる方面から圧力を受け、危機的な状況に置かれている。

さらに読む ⇒中日新聞出典/画像元: https://www.chunichi.co.jp/article/1006658

ICCが置かれている現状は、国際政治の複雑さを物語っていますね。

アジア太平洋地域での加盟国増加を目指している点も、今後の展開が楽しみです。

赤根氏は、国際司法の最前線で活躍し、ICCの独立性と公平性を守るという強い決意を示しています。

アジア発のリーダーシップを発揮し、ICCのアジアでの存在感を高めることを目指しています。

日本がICCへの最大の拠出国であることを踏まえ、財政的貢献だけでなく、広報活動拠点の東京事務所設置を通じて、アジアの人々にICCを身近に感じてもらい、職員の増加を目指し、アジア太平洋地域の加盟国増加も期待しています。

同時に、裁判の長期化という課題に対し、手続きの改善による効率化・迅速化を目指しています。

赤根所長のビジョン、素晴らしいですね。ICCの独立性を守り、アジアの存在感を高める。アジアの人々がICCを身近に感じられるように努力するって、まさにリーダーシップですわ。裁判の効率化も大事やし。

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ICCトップに日本人初!法の支配を守る赤根氏。米ロの圧力、国際司法の独立性、そして日本の役割とは?