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核廃絶への願い: 濱住治郎氏の講演と核兵器禁止条約会議への訴えとは?被爆者 濱住治郎氏の核廃絶への活動と、核兵器禁止条約会議での訴え

ノーベル平和賞を機に、被団協事務局次長・濱住治郎氏が核廃絶を訴える。被爆者の苦しみ、父への思いを胸に、核兵器禁止条約締約国会議で熱弁。未来世代へ核の脅威を伝え、日本政府の姿勢も問う。平和への叫びが響く講演録。

胎内被爆者としての歩み、家族の記憶

胎内被爆者の濱住氏、父の死を経て何を誓った?

核兵器廃絶と、父の分まで生きること。

濱住氏は、胎内被爆者として、国際社会へ原爆の非人道性を訴えました。

想』浜住治郎(はますみ・じろう)胎内被爆者として
想』浜住治郎(はますみ・じろう)胎内被爆者として

✅ アメリカの国連本部で開催された核拡散防止条約(NPT)再検討会議の準備委員会で、胎内被爆者として初めて公式発言を行い、原爆の非人道性と胎内被爆の実態、そして被爆者の現状を訴えた。

✅ 被爆者である筆者の父親は原爆で死亡し、自身も胎内被爆者として約7千人存在する事実を提示し、健康不安を抱えながらも被爆の記憶を持たない胎内被爆者の声が届くか不安だったと語った。

✅ 準備委員会の議長との面談を通じて、核兵器廃絶に向けて努力することの重要性を再認識し、核も戦争もない世界を子どもたちに届けることが、被爆者だけでなく全世界の大人たちの使命であると訴えた。

さらに読む ⇒中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター出典/画像元: https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=110528

濱住氏の、ご自身の経験を語る姿に胸が締め付けられます。

ご家族の深い絆と、核兵器廃絶への強い思いが伝わってきますね。

濱住氏は、広島の胎内被爆者としての自身の経験を語り、原爆で亡くなった父親への思いを語りました。

父が亡くなった翌年に生まれた濱住氏は、父の写真を見ながら育ち、父の死の年齢に達した際に、家族から父の被爆時の行動を聞き、自身の体験がない中でも父への思いを深めました。

父の死後、家族は避難生活を送り、親戚や従兄弟も被爆の影響で亡くなる中で、母親は7人の子供を育てました。

濱住氏は、結婚し子供をもうけ、父の分まで生きなければならないという思いを強くしました。

原爆胎内被爆者全国連絡会への参加を通して、他の胎内被爆者と共に、核兵器廃絶に向けて取り組む決意を新たにしたのです。

お父様への思い、そして周りの方々の経験を語る姿、とても心に響きました。核のない世界を願う気持ちがより強くなりました。

被爆の苦しみ、核兵器の脅威

被爆者の苦しみ、核兵器の脅威…今、私たちがすべきことは?

核兵器廃絶を訴え、被爆者を生み出さないこと。

被爆者団体協議会の浜住治郎氏が、核兵器禁止条約第3回締約国会議で演説を行う予定です。

核禁止条約会議、被爆者が演説へ被団協・浜住事務局次長
核禁止条約会議、被爆者が演説へ被団協・浜住事務局次長

✅ 被爆者団体協議会(被団協)の浜住治郎事務局次長が、3月に国連本部で開催される核兵器禁止条約第3回締約国会議で演説を行う。

✅ 浜住氏は広島の胎内被爆者として、核兵器の非人道性と廃絶を訴える。和田征子事務局次長も会議に参加し、関連イベントでの発言や証言を行う。

✅ 日本政府は条約に批准・署名しておらず、被団協が求めていた会議へのオブザーバー参加は見送られた。

さらに読む ⇒(よんななニュース)出典/画像元: https://www.47news.jp/12196089.html

核兵器の脅威が依然として存在するという事実を改めて認識しました。

被爆者の苦しみを忘れず、核兵器廃絶への道を歩むことが大切ですね。

濱住氏は、原爆投下から70年以上が経過しても、被爆者はその苦しみから解放されず、核兵器の脅威が依然として存在することに言及。

原爆で亡くなった人々に追悼の思いを寄せ、「再び被爆者をつくらせない」という強い思いを胸に、核兵器廃絶を訴え続けています。

核兵器の非人道性と廃絶を訴えるという、その強いメッセージは、国際社会に届くでしょう。日本政府の姿勢も変化を期待したいです。

核兵器禁止条約会議での訴えと日本の姿勢

核兵器禁止条約会議、日本は何故参加を見送った?

政府は条約に署名せず、オブザーバーも不参加。

核兵器禁止条約第3回締約国会議での濱住治郎さんの演説は、核兵器廃絶への強い思いを伝えています。

未来を奪う悪魔の兵器」胎内被爆者、核禁条約会議で廃絶訴え

公開日:2025/03/04

未来を奪う悪魔の兵器」胎内被爆者、核禁条約会議で廃絶訴え

✅ 核兵器禁止条約第3回締約国会議で、日本原水爆被害者団体協議会の浜住治郎さんが被爆者の立場から核兵器廃絶への強い思いを演説し、条約の前進に期待を寄せた。

✅ 会議では、核実験被害者の支援や環境回復に向けた制度が話し合われ、最終日には「核なき世界」への決意を示す政治宣言が採択される予定。

✅ 核兵器禁止条約は発効しているものの、核保有国や大国の「核の傘」に依存する国は加盟しておらず、世界の核弾頭数は依然として多く、配備核弾頭は増加傾向にある。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250304/k00/00m/030/005000c

核兵器禁止条約会議での濱住氏の演説は、被爆者の苦しみと核兵器の脅威を世界に訴えかけるものでした。

条約への日本の姿勢は、議論の余地がありますね。

核兵器禁止条約の第3回締約国会議がニューヨークの国連本部で開催され、濱住氏は演説を行いました。

原子爆弾の恐ろしさと被爆者の苦しみ、そして核兵器が将来世代にも影響を及ぼすことを訴え、大きな拍手を受けました。

会議では、条約の普遍化、被害者支援、環境修復などが議題となりましたが、日本政府は条約に署名せず、オブザーバー参加も見送りました。

専門家は、被爆国である日本の会議への参加が重要であると指摘しています。

被爆者の想いを伝えるって、本当に大変なことやと思います。濱住さんの演説、多くの人に届いてほしいな。

濱住治郎氏の活動を通して、核兵器廃絶への強い願いと、被爆者の苦しみを改めて感じました。

未来を担う私たちが、この思いを繋いでいくことが大切ですね。

🚩 結論!

💡 濱住治郎氏は、被爆者としての経験を語り、核兵器廃絶を訴え続けました。

💡 核兵器禁止条約第3回締約国会議で、濱住氏の演説は大きな反響を呼びました。

💡 核兵器廃絶に向けて、国際社会の更なる連携と、日本の積極的な姿勢が求められます。