北朝鮮のミサイル開発はどこへ向かう？度重なる発射と国際社会の対応は？（ミサイル、核、北朝鮮）2022年以降の北朝鮮ミサイル発射と国際社会の制裁、対立の現状

それでは、北朝鮮によるミサイル発射の歴史と、日本を含む国際社会がどのように対応してきたのか、詳しく見ていきましょう。

2022年のミサイル開発と発射ラッシュ

本日は北朝鮮のミサイル開発について解説いたします。

北朝鮮は、2022年に異例の発射ラッシュを見せました。

ついに新型発射に踏み切った北朝鮮：年月から月末までの動向

✅ 2022年1月から3月末にかけて、北朝鮮は新型ミサイルを含むミサイルを複数回発射し、1月には過去最多の発射回数を記録した。

✅ 1月には極超音速ミサイルの発射や核実験・ICBM発射の再開を示唆し、2月末からは新型ICBM「火星17」の発射を繰り返した。

✅ 3月24日には2017年11月以来となる本格的なICBM発射を行い、日本の安全保障に重大な影響を与える可能性がある。

さらに読む ⇒ホーム笹川平和財団出典/画像元: https://www.spf.org/iina/articles/fukuda_06.html

北朝鮮のミサイル発射は、日本の安全保障にとっても看過できない事態ですね。

新型ミサイルの開発も進み、その脅威は増しています。

2022年、北朝鮮は過去最多のミサイル発射を行い、新型ミサイルの開発も進めています。

これらのミサイルは、射程距離や型番で分類され、「国家経済発展5カ年計画」の一環として開発が進められています。

北朝鮮は、弾道ミサイルを射程距離に応じて短距離、中長距離、大陸間に、型としては『火星』型と『北極星』型に分類し、巡航ミサイルは射程距離で区別しています。

発射の理由は軍事演習と新型ミサイルの実験であり、対米関係を考慮して米韓が問題視しなかったケースもありました。

なるほど。2022年だけでもそんなに多くのミサイルを発射していたとは驚きです。射程距離や型番で分類されているのも興味深いですね。

北朝鮮の現状と国際社会との関係

北朝鮮に対する国際社会の対応について解説します。

制裁強化は核開発を加速させると反発しているようです。

北朝鮮、制裁は核開発を加速させるのみと

公開日:2017/09/19

✅ 北朝鮮は、国際社会による制裁強化は核開発を加速させるだけだと反発し、国連の追加制裁を「物理的な撲滅」を目的とした「非道徳的」な行為と非難した。

✅ 米国と中国は、国連制裁の徹底実施を通じて北朝鮮への圧力を最大化する方針を確認したが、北朝鮮の貿易手段は残されており、制裁の効果には疑問の声も上がっている。

✅ 米韓、中ロがそれぞれ軍事演習を実施し、スペインなど複数の国が北朝鮮大使の国外追放を決定するなど、北朝鮮への圧力が国際的に高まっている。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.bbc.com/japanese/41315913

北朝鮮は国際社会の制裁に反発し、核開発を推し進めています。

中国との関係も複雑で、今後の動向が気になりますね。

北朝鮮は、西側諸国との戦争に備え兵器開発に力を入れており、核兵器開発と国民への抑圧で国際社会から非難されています。

朝鮮戦争で分断された後、金日成国家主席が建国し、現在は金正恩党委員長が指導しています。

経済は統制され、住民は外部との接触が制限されています。

北朝鮮は核実験とミサイル発射を繰り返し、核ミサイル開発を進めており、国際社会の大きな脅威となっています。

過去には6者協議などが行われましたが、北朝鮮の姿勢の変化は見られず、対話は停滞しています。

制裁も実施されていますが、北朝鮮の軍事活動を抑制するには至っていません。

特に、中国との関係が複雑で、北朝鮮への石油供給が問題となっています。

北朝鮮って、ほんまに孤立した国家やなぁ。でも、経済制裁って、結局は国民を苦しめるだけで、指導者を追い詰めるには至らんのちゃう？ 困ったもんですわ。