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天皇陛下と皇室外交:英国訪問と令和の公務、その歴史と意義とは?天皇陛下と皇室外交、その時代と記録

2024年、天皇皇后両陛下が英国を国賓訪問。チャールズ国王との絆を深め、ガーター勲章授与や晩餐会での交流も。国際親善に尽力される両陛下の活動や、皇室の公務、国民との対話の記録を紐解く。外交と親善における皇室の役割とは。

天皇陛下と皇室外交:英国訪問と令和の公務、その歴史と意義とは?天皇陛下と皇室外交、その時代と記録

📘 この記事で分かる事!

💡 天皇皇后両陛下による英国国賓訪問。ガーター勲章授与など、歴史的な外交の記録をご紹介。

💡 天皇陛下の幅広いご公務。国内行事から国際親善まで、多岐にわたる活動内容を解説。

💡 令和7年1月のご日程。阪神・淡路大震災30年追悼式典へのご臨席など、今後の予定をご紹介。

まずは、今回の記事でご紹介する内容について、要点をおさらいしていきましょう。

2024年の英国国賓訪問と皇室外交

天皇陛下、英国訪問で授与された特別な勲章とは?

ガーター勲章。日本人として5人目の騎士。

天皇、皇后両陛下の英国訪問について、詳しく見ていきましょう。

英王室、天皇陛下にガーター勲章を授与刻まれた日英の歴史

公開日:2024/07/26

英王室、天皇陛下にガーター勲章を授与刻まれた日英の歴史

✅ 天皇、皇后両陛下は英国訪問において、英国最高位の「ガーター勲章」を授与された。

✅ ガーター勲章は、14世紀に創設された英国の最高栄誉で、外交戦略にも利用されてきた。

✅ 記事は、ガーター勲章の由来や、天皇陛下への授与、日英両国の君主間の歴史的交流について触れている。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20240626/k00/00m/030/095000c

ガーター勲章の授与は、日英両国の友好関係を示す象徴的な出来事ですね。

天皇陛下が日本人として5人目の騎士となられたのも、大変意義深いことです。

2024年6月、天皇皇后両陛下は英国を国賓訪問されました。

これは、当初2020年に予定されていたエリザベス2世女王からの招待が、コロナ禍と女王の逝去により延期されたもので、チャールズ3世国王の即位後に実現しました。

歓迎式典、馬車でのパレード、ウェストミンスター寺院での献花を経て、晩餐会では天皇陛下に英国最高位のガーター勲章が授与されました。

この勲章は明治天皇以来、日本の天皇に授与されてきた特別なもので、天皇陛下は日本人として5人目の騎士となられました。

晩餐会では、チャールズ国王が日英の友好と協力関係を強調し、天皇陛下も両国が地球規模の課題に取り組むことを願う答礼の言葉を述べられました。

両陛下は、水問題の研究者である天皇陛下と、環境問題に取り組むチャールズ国王との連携も期待されています。

この訪問は、昭和天皇、上皇陛下に続くものであり、両国の関係をさらに深めるものとなりました。

天皇陛下の外国訪問は、平成16年から令和6年までの間に、英国をはじめ、インドネシア、フランス、ブラジル、デンマーク、マレーシア、アメリカ合衆国、トンガ、サウジアラビア、スイス、南アフリカ共和国、スペイン、オランダ、ルクセンブルク、タイ、カンボジア、ラオス、ドイツ、スウェーデン、ガーナ、ケニア、トルコ、ベトナム、モンゴル、メキシコ、ブルネイなど多岐にわたる国々で行われ、国際親善における重要な役割を果たしています。

ガーター勲章の歴史的背景と、それが外交に利用されてきたというお話は興味深いですね。伝統と格式が、国際関係に影響を与えているという点が、歴史の面白さだと感じます。

天皇陛下の多岐にわたる公務

天皇陛下、年間約710件の活動!主な内容は?

執務、拝謁、会釈など、国民との交流。

天皇陛下の多岐にわたるご公務について見ていきましょう。

天皇ご一家のご活動
天皇ご一家のご活動

✅ 天皇陛下は、内閣の助言と承認のもと、国事行為を行い、様々な儀式や行事に出席している。令和6年には国事行為に関する書類に1,033件署名し、宮中行事も259件開催された。

✅ 両陛下は、全国戦没者追悼式などの恒例行事や、全国植樹祭などの地方行幸啓に出席し、災害被災地への訪問も行っている。オンラインでの交流も積極的に行っている。

✅ 皇后陛下は日本赤十字社の名誉総裁として活動し、国内外の人々と交流し、社会貢献に尽力している。両陛下は被災地を訪問し、被災者や復興に携わる人々を励ましている。

さらに読む ⇒宮内庁出典/画像元: https://www.kunaicho.go.jp/activity/activity/02/activity02.html

年間710件もの行事を務められているとは、本当に頭が下がります。

国民との交流を大切にされている姿勢が、記録からも伝わってきますね。

天皇陛下は、年間約710件もの行事を務められています。

2004年のデータによれば、最も多いのは書類決裁を含む執務であり、次いで国内要人との拝謁、皇居勤労奉仕団との会釈が続きます。

行事の性質別に見ると、「人と会う」が半数以上を占め、事務処理、儀式・式典出席、説明・報告を受ける、視察・鑑賞、祭祀などが続きます。

これらの活動を通して、国民や内外の賓客との交流を重視されていることがわかります。

令和元年5月から令和7年1月までの期間の天皇ご一家のご日程と、平成13年1月から平成31年4月までの期間のご日程は、詳細に記録されており、毎年のカレンダーに沿って整理されています。

これらの記録は、天皇ご一家の公務内容や行事などを把握するための貴重な資料となります

710件!? もう、想像を絶する多忙さですわ! でも、こうして国民と会う時間を大切にされてるってのが、また素晴らしいですな!

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天皇ご一家の令和7年1月日程を網羅!儀式、震災追悼、一般参賀など、皇室の最新活動と国民へのメッセージが満載。