自民党裏金事件、真相解明は？政権交代の必要性と野党の攻勢

それでは、詳しく見ていきましょう。

自民党による裏金事件と政権交代の必要性

この事件は、国民の政治不信を深める深刻な問題です。

裏金疑惑の泥沼にはまった岸田首相：「体質一新」、道筋示せず

公開日:2023/12/21

✅ 岸田内閣の支持率が前月比4.2ポイント減の17.1％に落ち込み、2割を下回った。これは麻生太郎内閣末期以来の低水準であり、政権は危険水域に達していると見られる。

✅ 支持率低迷の要因は、安倍派議員によるパーティー券収入のキックバック疑惑である。東京地検特捜部は政治資金規正法違反容疑で本格捜査に乗り出し、関係議員の任意聴取も始まっている。岸田首相は安倍派の4閣僚を交代させたが、具体策を示すことなく、政治資金規正法改正や派閥解体にも言及していない。

✅ 自民党の派閥は年に一回程度、都内の大型ホテルでパーティーを開催し、参加者は多くて3000人を超える。会費は1～2万円だが、食事は質素で、参加者は議員との名刺交換やパイプ作りを目的としている。パーティー券は企業がまとめて負担することが多く、事実上の企業献金となっている。安倍派では、議員はノルマを課せられ、超過分はキックバックとして現金で受け取っていた。このシステムは、安倍晋三氏の人気を利用して資金を集めていた側面があり、若手議員にとっても魅力的なものだった。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.nippon.com/ja/in-depth/d00964/

裏金事件の真相解明と、政治資金の透明性確保が急務です。

2024年8月、岸田首相は裏金事件などを理由に退陣を表明しました。

しかし、自民党は裏金事件の全容解明に後ろ向きで、真相解明と抜本的改革を投げ出したまま終幕させようとしています。

裏金事件は、自民党全体が責任を取るべき問題です。

今回の裏金事件は、自民党総ぐるみの組織的犯罪行為であり、特定の政治家と企業・業界の賄賂が問題となったこれまでの金権腐敗事件と比べても、はるかに大規模で悪質です。

自民党はアンケート調査などで事態の把握を試みましたが、全容解明には程遠い゛お手盛り調査゛に留まりました。

裏金づくりは、少なくとも1990年代後半から2000年代初めから始まり、森喜朗元首相が派閥会長を務めていた時期に開始されたとの証言もあり、20年以上前から巨額の裏金をつくるシステムが自民党内に確立されていた疑いがあります。

岸田首相は裏金事件の責任を取り、総裁選不出馬を表明しましたが、その後も自民党は真相解明を拒み、派閥の解散を宣言するなど議論をすり替え、幕引きを企てています。

自民党政治そのものを終わらせる政権交代が、政治腐敗の根本を断つ唯一の方法です。

そうですね。裏金事件は、民主主義の根幹を揺るがす重大な問題です。

野党による再調査要求と国民の関心

野党の攻勢が、真相解明に繋がることを期待しています。

裏金疑惑：元会計責任者招致、要求「裏金」巡り立憲攻勢衆院予算委

公開日:2024/12/06

✅ 衆院予算委員会で立憲民主党の野田佳彦代表が自民党派閥裏金事件の真相解明に向け、旧安倍派の元会計責任者の参考人招致を要求した。

✅ 安住淳委員長は理事会で協議すると回答したが、自民党は反対を表明し、野党各党は賛成を表明したため、結論は得られず、引き続き協議することになった。

✅ 自民党と公明党が少数与党となり、野党が攻勢を強めている状況で、参考人招致は出席が任意だが、多数決や委員長の職権で招致を求めることが可能となり、野田氏は参考人招致の実現を期待している。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20241206/ddm/001/010/092000c

野党による再調査要求は、国民の関心を集めています。

立憲民主党の野田佳彦代表は、衆議院予算委員会で自民党の派閥裏金事件の再調査を求めました。

石破茂首相は、真相解明に向けて全面的に協力する姿勢を示しました。

この事件は、政治資金の不正使用疑惑であり、国民の関心が高まっています。

野田代表は、政治の透明性を確保するために徹底的な調査が必要であると主張しました。

ネットでは、調査の必要性や、国民生活の改善に繋がる具体的な行動を求める意見が見られました。

また、立憲民主党の活動に対する批判や、他の政策への関心の低さに対する指摘も見られました。

この事件は、政治資金の透明性と倫理問題に関する議論を再燃させ、今後の国会での議論や国民の信頼回復に向けた取り組みが注目されます。

国民の関心が、政治を変える力になるんや！