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ルワンダとM23、コンゴ民主共和国の紛争はなぜ終わらない?ルワンダ・ジェノサイドから続くアフリカ大湖地域の不安定

ルワンダとコンゴの25年以上続く紛争、その裏に潜む国際政治と米国の影響力。ジェノサイド、支援、介入、そして二重基準。紛争の真相と国際社会の責任を問う!

ルワンダとM23、コンゴ民主共和国の紛争はなぜ終わらない?ルワンダ・ジェノサイドから続くアフリカ大湖地域の不安定

📘 この記事で分かる事!

💡 ルワンダとM23の紛争は、コンゴ民主共和国東部で長年続いている。

💡 ルワンダはコンゴ民主共和国への軍事介入を繰り返し、国際社会から批判されている。

💡 コンゴ民主共和国は、ルワンダの軍事介入によって不安定な状態が続いている。

それでは、ルワンダとM23、コンゴ民主共和国の紛争について詳しく見ていきましょう。

ルワンダ・ジェノサイドと国際社会の介入

ルワンダ・ジェノサイドとコンゴ紛争、米国の関与は?

米国は影響力拡大目的で介入

冷戦終結後の米国のアフリカへの関心の高まり、そしてスーダン不安定化への対応との関係性について詳しく解説していただきました。

ジェノサイド発生前後のルワンダ紛争に関与した米国、その介入の意図と役割を検証する:朝日新聞+

公開日:2024/07/06

ジェノサイド発生前後のルワンダ紛争に関与した米国、その介入の意図と役割を検証する:朝日新聞+

✅ 冷戦終結後、米国の大湖地域への関心の高まりは、スーダン不安定化への対応と密接に関連している。スーダンはイスラエルにとって危険視される存在であり、イスラエルはスーダンを不安定化させるために、南部スーダン反政府勢力への支援を継続した。

✅ 米国もテロ対策の観点からスーダン不安定化を支援し、スーダンと国境を接するウガンダへの支援を強化した。特に、1986年に政権を奪取したムセベニ政権は、経済改革と社会復興で西側諸国からの称賛を得て、米国からの軍事支援も増加した。

✅ 米国は、ウガンダを通じてルワンダの反政府勢力であるRPFを支援し、ルワンダ内戦におけるRPFの勝利に寄与した。これは、スーダン不安定化政策の一環として、米国がアフリカにおける地政学的影響力を拡大しようと試みた結果であると言える。

さらに読む ⇒朝日新聞+:世界のいまを伝えるウェブメディア出典/画像元: https://globe.asahi.com/article/15314956

米国がアフリカにおける地政学的影響力を拡大しようと試みた結果、ルワンダ内戦におけるRPFの勝利に貢献したというお話、興味深かったです。

1994年のルワンダ・ジェノサイドの後、ルワンダは安定を取り戻しましたが、コンゴ民主共和国では長年の紛争が続いています。

ルワンダのポール・カガメ大統領は、国際社会がルワンダを見捨てたためにジェノサイドが起こったと主張し、自国への支援を確保するために国際世論を動かしてきました。

アメリカをはじめとする国々は、カガメ政権をアフリカにおける重要なパートナーとして見ており、その主張に耳を傾けてきました。

冷戦終結後、ルワンダでは、反政府勢力ルワンダ愛国戦線(RPF)が米国からの莫大な支援を受け、軍事勝利を収めました。

米国の支援は、ルワンダのジェノサイドの最中、ほとんど黙認状態でしたが、前後には軍事訓練、外交・和平交渉、ツチ難民の帰還やフツ難民の強制帰還という形で積極的に行われました。

結果、RPFはコンゴに軍事侵攻し、モブツ大統領を打倒しました。

コンゴでは、1996年以降、ルワンダの侵略による紛争が続いています。

米国の介入の意図は、アフリカにおける地政学的影響の構造をフランスから米国へ作り替えることであったといえます。

1980年代以降、米国はアフリカ大湖地域に関心を示し始め、スーダンとウガンダの重要性に着目しました。

スーダンはイスラエルにとって危険な国とみなされ、米国はイスラエルとともにスーダンの不安定化を支援することで、同国を地域大国になることを阻止しようとした。

ウガンダは、スーダンへの「入り口」としてイスラエルにとって重要であり、米国はウガンダへの二国間援助を倍増させた。

また、米英はウガンダとRPFへの支援を強化し、ルワンダでの内戦に介入しました。

米国は、ルワンダでのジェノサイドに対してはほとんど黙認した一方、RPFへの軍事支援と外交的介入を通じて、アフリカにおける自国の影響力を拡大しようとしたと推測できます

ええ、冷戦終結後、米国はアフリカにおける地政学的影響力を拡大しようと、スーダン不安定化政策の一環で、ルワンダの反政府勢力RPFを支援したんですね。その結果、ルワンダでのジェノサイドやコンゴでの紛争といった悲劇的な出来事につながってしまったという点は、大変重いですね。

コンゴ民主共和国の悲劇

コンゴ民主共和国とルワンダの関係は?

ルワンダはコンゴに侵攻中

コンゴ民主共和国東部の現状について、詳しく説明していただきありがとうございます。

そもそも解説】コンゴ民主共和国東部の紛争、何が起きているのか?:朝日新聞

公開日:2025/02/02

そもそも解説】コンゴ民主共和国東部の紛争、何が起きているのか?:朝日新聞

✅ コンゴ民主共和国東部では、反政府武装組織が主要都市ゴマを制圧し、南部への攻勢をかけている。

✅ コンゴ東部はルワンダ、ウガンダ、ブルンジ、タンザニアと国境を接する豊かな農業地帯であり、ゴマは人口200万人以上の都市で鉱山採掘の拠点でもある。

✅ コンゴ東部では30年以上にわたり、反政府武装組織による戦闘が続いており、その原因は複雑で、民族対立、資源をめぐる争い、隣国の干渉などが絡み合っている。

さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/AST22323QT22UHBI007M.html

コンゴ民主共和国東部では、反政府武装組織による戦闘が30年以上も続いているという点は、本当に深刻ですね。

コンゴ民主共和国(旧ザイール)は、1990年代のジェノサイドを乗り越え経済成長を遂げた隣国ルワンダによる侵攻を受けています。

25年以上続くこの侵攻は、世界からほとんど注目されていません。

ノーベル平和賞受賞者のデニ・ムクウェゲ医師は、国際社会の二重基準に憤りを感じ、「コンゴ民主共和国はルワンダによって侵攻されている」と発言しました。

ムクウェゲ医師は、過去に日本の国家元首や国際機関の長とも面会してきましたが、状況は改善していません。

コンゴ民主共和国政府もルワンダの侵攻を非難してきましたが、ジェノサイドを理由に公言することは難しい状況です。

ロシアによるウクライナ侵攻に対する国際社会の反応と、コンゴに対する反応の差は、国際社会の二重基準を浮き彫りにしています

コンゴ民主共和国は、ルワンダによる侵攻を受けているんやけど、世界からほとんど注目されてないんやって。ムクウェゲ医師も国際社会の二重基準に憤りを感じてはるみたいやけど、ホンマに悲しい状況やわ。

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ルワンダとコンゴ東部紛争、その真相は? 国際社会が注目する、M23支援疑惑と外交断絶!