Chrysanthemum Digest Logo Menu opener

田中弥生 会計検査院長、ドラッカー哲学と財政健全化への挑戦?会計検査院長のビジョンと日本の財政課題

会計検査院長、田中弥生氏の手腕に注目!ドラッカー研究で培った経営手腕と、財政民主主義への熱い想いを語る。コロナ対策の巨額予算や補正予算の使途不明瞭さを鋭く指摘し、透明性・効率性向上を目指す。次世代への負担軽減のため、検査手法も進化!

田中弥生 会計検査院長、ドラッカー哲学と財政健全化への挑戦?会計検査院長のビジョンと日本の財政課題

📘 この記事で分かる事!

💡 田中弥生会計検査院長が、ドラッカーの教えを基に、財政民主主義を守り、健全な国家財政を目指している。

💡 新型コロナウイルス対策事業における巨額の財政支出の検査結果と、問題点が指摘された。

💡 補正予算の使途不明確さ、特に電気・ガス価格激変緩和対策事業における問題点が浮き彫りになった。

それでは、田中弥生会計検査院長の就任から現在までの活動について、詳しく見ていきましょう。

会計検査院長就任とドラッカー哲学

会計検査院長、田中弥生氏が目指す゛財政民主主義゛とは?

健全な国家財政を支えること

田中弥生会計検査院長就任までの経緯と、ドラッカー哲学を基盤とした財政運営への取り組みを解説します。

田中弥生・会計検査院院長「財政民主主義を支える!ドラッカー先生の教えを会計検査で実現していきたい」
田中弥生・会計検査院院長「財政民主主義を支える!ドラッカー先生の教えを会計検査で実現していきたい」

✅ 会計検査院長の田中弥生氏は、ドラッカーの教えに基づき、財政民主主義を守るために、国の予算と決算の乖離を是正し、健全な国家財政を支えることを目指している。

✅ 国の債務が深刻化する中、次世代への負担を軽減するため、決算状況を踏まえた予算編成の必要性を訴え、国民の目線での情報発信や、予算編成に役立つ検査報告の作成を目標としている。

✅ 会計検査の質を向上させるため、「点から線」、「線から面」へと発展するような検査を行い、データサイエンスやAIを活用することで、より広範囲な問題発見と改善につなげていく方針を示している。

さらに読む ⇒財界オンライン出典/画像元: https://www.zaikai.jp/articles/detail/4052

ドラッカーの教えを実践し、財政民主主義のインフラとしての会計検査院の役割を強調している点が印象的です。

2024年1月に会計検査院長に就任した田中弥生氏は、P.F.ドラッカーの研究を通して非営利組織の経営を学び、博士号を取得した経験を持つ。

住友商事やIHIの社外取締役、東京大学公共政策大学院での教員経験も活かし、財政民主主義を支え、健全な国家財政の実現を目指している。

田中氏は、会計検査院を「財政民主主義のインフラ」と位置づけ、職員には勇気を持って問題点を指摘するようエールを送っている会計検査院は、1880年の創設以来、国の会計経理を検査し、その適正性を監督する役割を担ってきた。

なるほど、ドラッカーですか。非営利組織の経営に精通されているというのは、現在の会計検査院のトップに非常に適任ですね。民間企業での経験も活かされているのでしょう。

新型コロナウイルス感染症対策への検査

コロナ対策の巨額財政支出、会計検査院は何を指摘?

契約の杜撰さ、布マスク事業の問題点など。

新型コロナウイルス感染症対策における会計検査院の検査結果を、具体的事例を交えて説明します。

会計検査院布マスク検品億円、コロナ対策初指摘年度

公開日:2021/11/06

会計検査院布マスク検品億円、コロナ対策初指摘年度

✅ 会計検査院が、新型コロナウイルス対策事業に関する2020年度決算の検査報告を公表し、布マスクの不良品に対する検品作業に21億円が支出されたことを指摘した。

✅ 厚生労働省は約2億8000万枚の布マスクを調達し、緊急性の高いことから全て随意契約で計約442億円が支払われたが、配布後に不良品の報告が多数寄せられた。

✅ マスクの品質問題に対応するため、厚労省と文科省は検品業務を追加し、約21億4000万円を費やした。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20211106/ddm/041/010/139000c

布マスクの検品に21億円も費やされたというのは驚きですね。

初期対応の難しさが窺えますが、改善の余地があったのではないでしょうか。

新型コロナウイルス感染症対策における財政支出に対し、会計検査院は検査を行った

初期段階では、試行錯誤の段階であるため、直ちに介入せず、2021年秋の決算検査報告で状況を見守る項目を設け、翌年以降に本格的な検査を行う方針であった。

特に布製マスク配布事業においては、巨額の予算が投じられたにも関わらず、製造契約における問題点を指摘。

具体的には、仕様書がなく、瑕疵担保責任が不明確であったため、不良品への対応が困難であったこと、契約相手の見積額をそのまま予定価格としてしまったことなどが挙げられた。

会計検査院は、法的・システム上の問題点に注目し、正確性、合規性、経済性、効率性、有効性の5つの観点から検査を行った。

一部メーカーが短期間での納品リスクを理由に瑕疵担保条項の削除を求めたことなど、問題点が浮き彫りになった。

会計検査院は、今後も新型コロナウイルス対策における財政運営を監視し、教訓を記録として残していく意向である。

いやー、ホンマ、布マスクの件は笑えん話やけど、税金の使い道ってのは、やっぱりキッチリせなあきませんわ!

次のページを読む ⇒

会計検査院、過去最大規模の予算チェック!使途不明瞭な補正予算、高額な外部委託費を徹底追及。財政透明化へ、検査結果をタイムリーに発信。