北朝鮮とロシアの軍事協力強化？首脳会談と条約締結の裏側を徹底解説！ロ朝首脳会談と包括的戦略パートナーシップ条約締結の詳細

それでは、まず最初の章では、2023年9月に行われた両首脳の最初の会談について掘り下げていきましょう。

始まりの会談：宇宙開発と軍事協力の模索

ロシアと北朝鮮の首脳会談は、国際社会に大きな波紋を呼んでいます。

この会談の目的と、その後の両国の関係性に注目しましょう。

金正恩氏がロシア入りボストーチヌイ宇宙基地でプーチン大統領と首脳会談か：東京新聞デジタル

✅ 北朝鮮の金正恩総書記が特別列車でロシアに入り、極東ウラジオストクには立ち寄らず北上している。

✅ ロシアのプーチン大統領がアムール州ボストーチヌイ宇宙基地を訪問予定で、現地で13日にもロ朝首脳会談が実現する可能性がある。

✅ 正恩氏の特別列車はハバロフスク州方面へ向かっており、ボストーチヌイ宇宙基地にメディアが集まっているという報道がある。

さらに読む ⇒東京新聞出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/276959

会談が実現した背景には様々な思惑が交錯していますね。

軍事協力の『可能性』という言葉の裏にある意味も気になります。

2023年9月13日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と北朝鮮の金正恩総書記は、ロシア極東のボストチヌイ宇宙基地で会談を行いました。

これは2019年以来の顔合わせであり、両国の関係強化と国際的な制裁への対抗を象徴するものでした。

会談では、軍事協力の「可能性」が議論され、特にロシアはウクライナ侵攻で使用する武器、北朝鮮は人工衛星開発支援や食料援助を求めました。

プーチン大統領は北朝鮮の宇宙開発支援に前向きな姿勢を示し、金正恩総書記はロケット工学に関心を示しました。

アメリカはこの会談を、ロシアによるウクライナ侵攻への武器調達を目的としたものと非難しました。

金正恩総書記は、ロシアを支持し、帝国主義との戦いにおいて共闘すると表明しました。

これは非常に興味深い会談ですね。ロシアが宇宙開発支援に前向きな姿勢を示し、北朝鮮がロケット工学に関心を持っているという部分は、両国の思惑が一致しているように見えます。今後の展開が気になりますね。

戦略的パートナーシップの締結：相互防衛と西側諸国への対抗

2024年6月、両首脳は平壌で会談し、包括的戦略パートナーシップ条約に署名しました。

この条約が意味するものについて詳しく見ていきましょう。

プーチン大統領と金総書記、パートナー条約に署名「侵攻」に対し相互支援

公開日:2024/06/20

✅ ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩総書記が、どちらかが「侵攻」された場合に相互支援する条約に署名し、両国関係を新たな同盟レベルに引き上げることが発表された。

✅ この条約により、北朝鮮はウクライナでの戦争を支援し、ロシアは北朝鮮にミサイル開発などの軍事技術を提供する可能性があり、専門家は世界規模の武器拡散問題に繋がる可能性を指摘している。

✅ 韓国は条約締結に強い懸念を示し、プーチン大統領は西側の制裁を批判し、両国が「脅迫や絶対的命令」に屈しない姿勢を強調した。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.bbc.com/japanese/articles/c199x7zxe90o

相互支援を約束する条約は、国際社会に新たな緊張をもたらす可能性がありますね。

『侵攻』の定義が曖昧な点も、今後の解釈を難しくしています。

2024年6月19日、両首脳は平壌で再会し、「包括的戦略パートナーシップ条約」に署名しました。

この条約は、どちらかの国が「侵攻」された場合に相互支援を提供するもので、関係を「新たな、高いレベルの同盟関係」に引き上げると金正恩総書記は述べました。

プーチン大統領の訪朝は2000年以来であり、この条約は西側諸国を懸念させています。

条約には「侵攻」の具体的な定義は明記されていませんが、朝鮮半島での紛争が発生した場合、ロシアが北朝鮮を支援する、あるいは北朝鮮がウクライナでの戦争を支援する可能性を示唆しています。

北朝鮮は既にロシアに武器を供給しているとされ、プーチン大統領は北朝鮮にミサイル開発を支援する技術を提供する可能性があると見られています。

いやあ、これはすごいニュースですね！相互支援の条約って、まるで映画の世界みたいや。でも、実際には世界規模の武器拡散につながる可能性もあるって考えると、ちょっと笑えへんなあ…