石破首相の東南アジア訪問、日印ネシア首脳会談で何があった？海洋安全保障協力強化に向けた日印ネシア首脳会談

✅ インドネシアは2060年までにカーボンニュートラル達成を目標に掲げていますが、現状では発電量の90%以上を火力発電に頼っており、再生可能エネルギー比率は低い状況です。

✅ インドネシアは再生可能エネルギー発電量を増加させており、特に水力発電が注目されていますが、発電設備容量は全体の8%に留まっています。

✅ インドネシアは世界有数の石炭生産国であり、石炭消費国であるため、再生可能エネルギーへの転換は容易ではありませんが、ポソ水力発電所などの新規発電所の建設が進められています。

✅ 国際文化会館地経学研究所では、米中間の競争やロシアによるウクライナ侵攻といった状況下において、ルールを遵守する自由で開かれた国際秩序の形成と、自由・民主主義、法の支配などの共有価値を守るための方法を探る公開セミナーを開催しました。

✅ セミナーでは、日米欧アジア諸国の専門家によるパネルディスカッションが行われ、日本の国際人権問題における役割や、自由で開かれた国際秩序の維持に向けた日米欧の協力、そして、ウクライナ戦争が国際秩序に与える影響などが議論されました。

✅ 地経学研究所は、民間・独立のシンクタンクとして、アジア・太平洋地域における知の交流の拠点を目指しており、グローバルなインパクトの発展を目指しています。

✅ 石破茂首相は東南アジア諸国連合（ASEAN）加盟国のマレーシアとインドネシアを訪問し、経済成長が見込まれるASEANとの関係強化を目指した。

✅ 東・南シナ海で覇権主義的な動きを強める中国を念頭に安全保障分野でも連携を進め、日本の存在感を高める狙いがある。

✅ 今回の訪問では、安保や経済などの協力を通じて関係強化を図れるかどうか、また、米中対立が激化する中、日本のASEANへの関与を示し、お互いの利益を実現する環境をつくることができるかが焦点となる。

💡 石破首相はインドネシアを訪問し、海洋安全保障協力の強化について合意しました。

💡 日本は高速警備艇を無償供与し、中国の海洋進出を牽制する狙いがあります。

💡 また、エネルギーや資源、インフラなど様々な分野での協力を進めることで合意しました。