能動的サイバー防御法案:国民監視社会の到来?政府の新たなサイバー対策と、懸念される自由侵害
通信の秘密を侵す!?「能動的サイバー防御」法案が重大な問題点を抱えている!国民監視、先制攻撃、警察権限拡大…危険な法案の実態を徹底解説!
💡 政府がサイバー攻撃対策として、能動的サイバー防御を導入することを検討している
💡 能動的サイバー防御では、攻撃を事前に阻止するために、通信情報の収集や攻撃元への侵入などが想定される
💡 この法案は、国民のプライバシーや通信の秘密、国際法との整合性など、多くの課題を抱えている
それでは、最初の章に移りましょう。
能動的サイバー防御法案:新たな時代への転換
日本のサイバー防御はどんな変化を遂げようとしていますか?
能動的な防御へ転換
政府は、能動的サイバー防御の導入により、サイバー攻撃に対する防御力を強化しようとしていますね。
公開日:2023/08/18

✅ 政府は、サイバー攻撃に対する防御手段として「能動的サイバー防御」の導入を検討しています。これは、攻撃を受けた後ではなく、事前に攻撃を阻止することを目指すもので、不審な通信や攻撃が疑われるサーバーを検知したり、相手のシステムに侵入したりすることも想定しています。
✅ 能動的サイバー防御を実現するためには、法改正が必要となりますが、その実現には高いハードルが存在します。具体的な課題としては、①民間企業と政府の情報共有の強化、②通信事業者の情報活用による悪用サーバーの検知、③政府に攻撃者のサーバーへの侵入権限付与などが挙げられます。
✅ 政府は、これらの課題について有識者会議で議論し、自民・公明両党との協議を経て、早ければ来年の通常国会に関連法案を提出する予定です。しかし、能動的サイバー防御の定義が固まっていないなど、法制化には多くの課題があり、実現には時間を要する可能性があります。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20230812/k00/00m/010/166000c従来の受動的なセキュリティ対策では限界があるため、攻撃を未然に防ぐための能動的な対策が必要とされています。
2025年2月、日本政府は「能動的サイバー防御」を導入するための法案を閣議決定しました。
これは、従来の受動的なセキュリティ対策から、攻撃元を特定・排除する能動的な対策への転換を意味します。
従来の対策では、攻撃者側が優位に立ち、攻撃による被害を軽減できたとしても、社会全体としては十分な対策とは言えませんでした。
そこで、攻撃を未然に防ぐために、情報の共有体制を構築し、通信内容を監視し、攻撃元を無害化することを目指しています。
しかし、情報共有には安全保障上の機密情報の扱い、通信監視はプライバシー侵害の懸念、攻撃元排除は国際法との整合性など、多くの課題があります。
この法案では、官民連携の強化、透明性の確保、国民の理解を得るための情報公開などが求められています。
日本だけでなく、欧米でも同様の対策が進められており、国際的な協力が不可欠です。
今後も、サイバー空間における安全保障を強化するため、技術革新や法整備が進められることが期待されます。
そうですね。サイバー攻撃は、国境を越えて発生するため、国際的な協力が不可欠です。
自由法曹団の懸念:国民監視と先制攻撃のリスク
能動的サイバー防御法案は、どんな問題点を抱えている?
国民監視と先制攻撃
自由法曹団は、この法案に対してどのような懸念を持っているのでしょうか?。
公開日:2025/02/07

✅ 政府は、サイバー攻撃の被害を未然に防ぐための「能動的サイバー防御」導入の関連法案を国会に提出しました。
✅ この法案では、平時から通信情報を取得・分析し、攻撃元への侵入・無害化を可能とする仕組みが導入されます。
✅ 憲法が保障する「通信の秘密」との整合性を確保するため、独立機関を創設して政府の運用をチェックする規定も盛り込まれています。
さらに読む ⇒時事ドットコム:時事通信社が運営するニュースサイト出典/画像元: https://www.jiji.com/jc/article?k=2025020700296&g=pol通信の秘密は、個人の自由と民主主義社会の根幹をなす重要な権利です。
2025年3月12日、自由法曹団は「能動的サイバー防御法案に対する意見書」を発表しました。
この法案は、サイバー攻撃を理由に国民の通信情報を監視し、攻撃元サーバーに侵入して攻撃を事前に阻止する措置を可能とする内容であり、国民監視と先制攻撃の危険な問題点を指摘しています。
具体的には、法案は、基幹インフラ事業者に対し、サイバー攻撃に関する報告を罰則付きで義務付け、政府による通信情報の取得と監視を可能にする制度を導入しています。
さらに、攻撃元サーバーへの侵入による「無害化」措置を認めることで、事実上のサイバー先制攻撃を許す可能性も孕んでいます。
自由法曹団は、この法案が憲法で保障されている通信の秘密を侵し、平和主義に反するおそれがあると主張しており、政府に対し、法案の撤回を求めています。
また、国民に対しては、法案のねらいと危険性を理解し、国会審議において廃案となるよう働きかけるよう呼びかけています。
あのー、今回の法案は、ちょっと怖いですね。政府が国民の通信を監視して、攻撃を事前に阻止するって、まるで監視社会みたいじゃないですか?
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通信の秘密侵害?警察権限拡大?危険な「能動的サイバー防御法案」の真実!