ポーランドで保守政党が勝利?EUとの関係はどうなる?EU懐疑派の保守政党「法と正義」が勝利し、今後のEUとの関係に懸念
ポーランド政局の最新動向!保守政党「法と正義」の勝利、EUとの関係、ウクライナ支援、そして芸術界を揺るがす検閲論争まで、ポーランドの現状を徹底解説!
💡 ポーランドで保守政党「法と正義」が勝利し、単独過半数を獲得
💡 同党は難民反対や福祉政策の拡大を公約に掲げ、国民の支持を集めた
💡 EUは「法と正義」の勝利を懸念し、今後のポーランドとEUの関係が注目
それでは、詳しく見ていきましょう。
法と正義の勝利とEUの懸念
ポーランド総選挙で誰が勝利した?
「法と正義」
今回の選挙結果は、ポーランド国内の政治状況だけでなく、EU全体にも大きな影響を与える可能性がありますね。
公開日:2015/10/26

✅ ポーランドの総選挙で、保守系の最大野党「法と正義」が勝利し、単独過半数を獲得しました。
✅ 同党は難民反対や福祉政策の拡大などを公約に掲げ、経済成長の恩恵を十分に受けていないと感じている国民の支持を集めました。
✅ 与党「市民プラットフォーム」は8年の政権運営に対する国民の不満から敗北しました。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.bbc.com/japanese/34634617国民の不満が爆発した結果、政権交代が起こったということでしょうか。
2015年10月25日に行われたポーランド総選挙で、保守系の最大野党「法と正義」が勝利し、単独過半数獲得の見通しとなりました。
同党は難民反対などを公約に掲げ、欧州連合(EU)懐疑派の保守派政党です。
党首のヤロスワフ・カチンスキ元首相は勝利を宣言し、首相にはベアタ・シェドワ氏が就任予定です。
今回の選挙で「法と正義」が勝利したのは、国民が与党「市民プラットフォーム」政権に飽き飽きし、同党が掲げる福祉や税控除の拡大といった具体的な政策を求めていたためとされています。
一方、EUは難民受け入れに反対する「法と正義」の勝利を懸念しており、今後ポーランドとEUの関係がどうなるのか注目されます。
そうですね、今回の選挙は、ヨーロッパにおけるポピュリズムやナショナリズムの台頭を改めて示すものとなりました。
PiSの再選とEUとの対立
ポーランド総選挙でPiSが勝利した理由は?
福祉政策とナショナリズム
なるほど。
ポーランド、厳しい状況ですね。
公開日:2022/05/26

✅ ポーランド政府は、「法と正義」党が推進する司法改革により、裁判官の選出や懲戒手続きを改め、裁判所を政治支配下に置こうとしている。
✅ 改革によって、政権に批判的な裁判官は懲戒手続きや脅迫、中傷によって排除され、司法の独立性が損なわれている。
✅ これにより、ポーランドでは「法と正義」党に有利な政治判断が下されるようになり、民主主義の基盤が揺らいでいる。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20220525/k00/00m/030/337000c司法改革の内容は、EUから批判されていますが、国民はどのように考えているのでしょうか。
2019年10月13日に行われたポーランド総選挙では、保守ポピュリスト政党の「法と正義」(PiS)が安定多数を獲得し、大勝しました。
PiSの人気を支える要因は、社会的弱者への手厚い保護政策と、ポーランド人のナショナリズムへの巧みな訴えです。
福祉政策は、ポーランドの好調な経済に支えられていますが、EUはPiSの政策を「非リベラルな民主主義」と批判し、司法の独立を脅かしていると訴えています。
しかし、PiSは「西側」のリベラリズムを否定し、ブリュッセルの言うまま改革を進めた結果、国民の誇りを失ったという感覚を強調しています。
カトリック色の強いポーランドでは、伝統的な家族観の復活を訴えるPiSの戦略は支持を集めており、ドイツへの賠償請求など、歴史問題も利用しています。
PiSは国民に、「尊厳を取り戻させた」と感じさせており、特に1989年の革命を支えた人々からの支持を得ています。
今回の勝利は、PiSが期待していたほどには大きくなかったものの、下院で安定多数を維持したため、政権は安泰です。
EUは、今後4年間、PiSと難しい関係を続けることになります。
ポーランドの選挙結果から、リベラル・デモクラシーを支持する側には、経済原理だけでなく、人々の誇りや尊厳に対する配慮が不可欠であるという教訓が得られます。
まさに、今のポーランドでは、国民の支持を得るための政治と、民主主義を守るというジレンマが生まれていると言えるでしょう。
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