上皇ご夫妻の近況と美智子さまの想い:90代を迎えて?上皇ご夫妻の近況と活動:仙洞御所への帰還と美智子さまの想い
卒寿を迎えられた上皇后陛下と、91歳となられる上皇陛下の近況を伝える。骨折からのリハビリ、穏やかな日々、社会への関心、音楽や文学を通じた交流など、お二人の近年の活動を振り返る。能登半島地震や戦争の記憶にも心を寄せ、国民と共に歩む姿が印象的。仙洞御所での生活、愛子さまや悠仁さまの成長を喜び、変わらぬ日々の様子を届ける。
💡 上皇后陛下は90歳を迎えられ、転倒による骨折からリハビリを経て静養。社会への関心も高く、被災地や皇族方の活動を案じています。
💡 上皇陛下は89歳を迎えられ、仙洞御所で穏やかな日々を過ごされています。5月からは公務や外出の機会が増え、児童文学への関心を示されています。
💡 美智子さまは上皇さまの体調を案じ、思い出の仙洞御所への帰還を望んでいました。帰還後、上皇ご夫妻は穏やかな日々を過ごされています。
この記事では、上皇ご夫妻の近況や活動、特に美智子さまの想いに焦点を当ててご紹介します。
まずは、最近の出来事を振り返りましょう。
上皇后さまの近況とご活動
上皇后さま、90歳のお誕生日にはどんな一年を過ごされましたか?
転倒、リハビリ、音楽、静養
上皇后さまは、今年90歳を迎えられ、誕生日直前に転倒されました。
その後のご様子と、社会に対するお気持ちについて見ていきましょう。

✅ 上皇后さまは90歳の誕生日を迎えられましたが、直前に転倒し右大腿骨を骨折、手術を受けました。術後は順調に回復し、退院後もリハビリに励んでおり、車いすでの生活ながら、上皇さまとの音読など静かに過ごされています。
✅ 上皇后さまは社会の出来事や人々の暮らしに関心を持ち、特に能登半島地震や能登地方の大雨被害の被災者を案じています。また、天皇、皇后両陛下や皇族方の活動を静かに見守り、三笠宮妃百合子さまの体調も気に掛けています。
✅ 上皇后さまは今年、検診や昭憲皇太后の110年祭での明治神宮参拝、上皇さまの疎開地訪問など限られた外出をされました。音楽を通じた交流も大切にされており、上皇ご夫妻の卒寿を祝う音楽会にも出席されました。現在はリハビリに専念されており、活動の範囲が広がれば、今後お出ましの機会も検討される予定です。誕生日は仙洞御所にて簡素な形で祝われます。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.arabnews.jp/article/japan/article_132035/上皇后さまの90歳のお誕生日、誠におめでとうございます。
転倒での骨折という出来事はありましたが、リハビリに励んでいらっしゃる姿に安心しました。
今の社会にご関心を持たれているとのこと、素晴らしいですね。
上皇后さまは今年90歳の卒寿を迎えられました。
誕生日の2週間前に転倒し、右大腿骨上部の骨折で手術を受けられ、1週間後に退院されました。
現在は仙洞御所にてリハビリテーション訓練を続けていらっしゃいます。
上皇后さまは、陛下と穏やかな日々を過ごされ、社会の出来事や人々の暮らしに目を向け、良き方向へと進むことを願っておられます。
今年は、能登半島地震や記録的な大雨による被害が発生し、両陛下は被災地を案じていらっしゃいます。
また、7月には卒寿を祝う音楽会が開催され、音楽のご友人による演奏に感謝を示されました。
上皇后さまは、児童文学や音楽などを通じた人々との交流を大切にされ、故松岡享子さんの著書「子どもと本」を再読されているそうです。
さらに、故團伊玖磨さんの生誕100年記念コンサートや故尾高惇忠さんの「祈りの花束」を聴くなど、音楽を通じたつながりを大切になさっています。
5月には、陛下とご一緒に旧日光田母沢御用邸や奥日光湯元湖畔を訪問され、先の大戦とご疎開時代を振り返られました。
夏には、那須御用邸と長野県軽井沢町の大日向で静養され、平成の森を訪れ、地元農家の人々と交流されました。
また、大日向では、昭和天皇の御製碑をお訪ねになり、開墾されたキャベツ畑を散策し、満蒙開拓団の人々に思いを寄せていらっしゃいました。
今年は、愛子さまが大学を卒業され、悠仁さまが成年皇族になられたことを喜ばれていらっしゃいます。
上皇后さまの、ご高齢ながらも社会に関心を持ち続け、音楽を通じて人々と交流を深められる姿勢は、本当に素晴らしいですね。特に、被災地へのご心配りには深く感銘を受けました。
上皇陛下の近況とご活動
上皇陛下は今年、どんな活動をされましたか?
公務や外出を再開、各地を訪問
上皇陛下は、昨年仙洞御所に移られてからのお姿についてです。
快適な住環境を維持するための改修やバリアフリー化など、様々な取り組みが行われています。
公開日:2022/07/18

✅ 仙洞御所は、1960年の完成以降、居住者の変化や時代の要請に応じて何度かの改修・増築が行われてきました。
✅ 主な改修時期は、1979年(お子様の成長による手狭感解消)、1994年(皇太子ご夫妻への住居変更)、2001年(愛子様誕生に合わせた改修)、2009年(老朽化に伴う本格的な改修)、2022年(上皇ご夫妻への住居変更)があり、それぞれ居住者のニーズや時代の変化に対応した改修が行われました。
✅ 改修内容は、個室の増設や広さ変更、耐震強化、バリアフリー化、設備の更新など多岐に渡り、常に快適な住環境を維持するために努力が続けられてきました。
さらに読む ⇒プライムオンライン|フジテレビ系局のニュースサイト出典/画像元: https://www.fnn.jp/articles/-/383291?page=2&display=full仙洞御所での生活、いいですね。
コロナ禍で外出を控えていたとのことですが、少しずつ公務や外出の機会が増えてきているようで、本当に良かったです。
これからもお元気でいてほしいですね。
上皇陛下は、令和5年10月20日に89歳のお誕生日を迎えられました。
昨年4月に仙洞仮御所から仙洞御所に移られた後、1年半が経過しました。
仙洞御所では、季節の草花を楽しまれながら、穏やかな日々をお過ごしです。
新型コロナウイルスの影響で長らく外出を控えていましたが、今年5月からは少しずつ公務や外出の機会が増えてきました。
5月中旬には4年ぶりに京都と奈良を訪れ、尼門跡寺院の修復・改修事業や葵祭をご覧になりました。
また、都内では沖縄復帰50周年記念企画展や琉球舞踊の公演、平和祈念展示資料館の企画展などを鑑賞されました。
8月には児童文学関連のイベントや施設を訪れ、児童文学への熱い思いを示されました。
9月には陛下と共に「関東大震災100年首都東京の復興ものがたり」特別展をご覧になり、日比谷公園内のエルピディオ・キリノ・フィリピン共和国元大統領の顕彰碑にも立ち寄られました。
夏のご静養は那須御用邸と長野県軽井沢の大日向で行われました。
那須御用邸では地元の農家と再会し、大日向では満蒙開拓の歴史に思いを馳せられました。
昨年12月後半は風邪をひかれ、年末までご静養されましたが、元旦の新年祝賀行事と新年一般参賀にはお出ましになりました。
午後に少し熱が上がる症状は3年以上続いていますが、心不全の診断指標であるBNP値は現在も正常です。
仙洞御所の改修の話、興味深いですね。陛下が快適に過ごせるように、様々な工夫がされているんですね。しかし、熱が上がることがあるというのは、少し心配ですな。でも、BNP値が正常というのは、安心材料ですわ。
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上皇陛下、91歳のお誕生日。ご体調安定、能登半島災害に心を寄せ、戦争の記憶を継承。研究活動も継続。仙洞御所への帰還、美智子さまとの穏やかな日々。