金正恩氏不在時の北朝鮮!誰が次の最高指導者になるのか?後継者問題が加速する!!
💡 金正恩氏が不在になった場合、誰が最高指導者になるのか
💡 金正恩氏の妹である金与正氏の動向に注目が集まっている
💡 北朝鮮の将来を予測する4つのシナリオ
それでは、最初の章に移ります。
金正恩氏の10年間 期待と失望
金正恩氏の健康不安説は以前からささやかれていましたが、具体的な情報が出てきたのは最近のことです。
公開日:2023/06/19
✅ 北朝鮮は、すでに数十個の核弾頭を保有しているとされ、核開発を着々と進めており、日本を含む北東アジアの平和と安定に対する重大な脅威となっている。
✅ 北朝鮮は、寧辺にある原子炉で年間6キロのプルトニウムを生産でき、さらに高濃縮ウランを年間100キロ生産できると推定されている。これらの核兵器原料は、核兵器の製造に十分な量である。
✅ 北朝鮮は、金正恩氏の指示があれば、いつでも核実験を実行できる状況にあるとみられ、国際社会は北朝鮮の核開発に対する懸念を強めている。
さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASR6M5CHWR6BUHBI01P.html金正恩氏が権力を握ってからの10年間は、北朝鮮にとって大きな転換期だったと言えると思います。
2011年12月19日、金正日総書記が死去し、27歳の金正恩氏が後継者として権力を握りました。
当時の北朝鮮国民は、年齢と経験の不足から金正恩氏に期待と不安を抱いていました。
金正恩氏はその後、権力固めのためライバルを粛清し、核開発を進めながら国際的な注目を集めました。
しかし、核開発による経済制裁や孤立によって、北朝鮮は金正恩氏の実権掌握以前よりも貧困化が進んでいます。
この記事では、金正恩氏が権力を握ってからの10年間を、脱北者や元外交官の証言を通して振り返り、北朝鮮国民の生活の変化や金正恩氏への期待と失望を描いています。
いやー、ほんまに、金正恩氏、若い頃からカリスマ性ありましたなぁ。
金正恩氏不在時の後継者問題
金正恩氏の健康不安説は、北朝鮮の政治体制に大きな影響を与えそうです。
✅ 金与正は金正恩の実妹であり、金正恩が急死したり、執務不能になったりした場合、最高権力者の地位を継承する可能性が最も高い。
✅ 金与正は2012年から金正恩政権の中枢で活躍しており、党中央委員会副部長、政治局候補委員などを歴任。2018年の平昌五輪では韓国を訪れ、文在寅大統領と会談した。
✅ 金与正は近年、金正恩の側近として外交活動にも積極的に参加し、金正恩の補佐役として存在感を増している。
さらに読む ⇒アジアプレス・インターナショナル出典/画像元: https://www.asiapress.org/apn/2020/06/north-korea/kimyojeong/金与正氏が後継者になる場合、北朝鮮の政治体制はどのように変化するのでしょうか。
金正恩氏の健康不安説が浮上し、後継者問題が注目されています。
有力候補は妹の金与正氏で、兄からの信頼が厚く、政治的な能力も高く評価されています。
しかし、兄から妹への権力移行は北朝鮮史上初めてとなるため、国内外への説明や権力闘争、軍部の動向など、課題も多いとされています。
与正氏がトップになった場合、対話ムードが高まっている米国や韓国との関係が悪化する可能性もあり、東アジアに再び緊張状態が生まれる可能性も懸念されています。
金与正さんは、お兄様と違って、穏やかな印象ですね。
金正恩氏不在時の後継者候補たち
金正恩氏の後継者問題、色々な憶測が飛び交っていますね。
公開日:2020/04/29
✅ 北朝鮮の金正恩氏が病危状態であるとの噂が広がっている中、前日本外務省主任分析官の佐藤優氏は、金正恩氏が脳死状態に陥っている可能性を指摘しました。一方で、南韓政府は金正恩氏の生存を強調し、金正恩氏の妹である金与正氏が後継者となる可能性も浮上しています。
✅ 南韓の専門家らは、金与正氏の年齢と性別が後継者になるのに不利に働くと分析しています。しかし、金与正氏は金正恩政権において重要な役割を果たしており、金氏一族との繋がりも強いため、後継者になる可能性も否定できません。
✅ 金正恩氏の叔父である金平一氏も後継者候補として名前があがっています。金平一氏は、金正日氏に次ぐ後継者候補として期待されていましたが、海外に赴任し、長年北朝鮮政治から離れていました。しかし、最近になって北朝鮮に戻っており、金正恩氏から監視されているとも噂されています。
さらに読む ⇒CTWANT出典/画像元: https://www.ctwant.com/article/48411/金正恩氏が不在になった場合、北朝鮮は混乱に陥る可能性もあるのでしょうか。
金正恩氏の後継者候補として、妹の金与正氏、兄の金正哲氏、父の異母弟の金平一氏の3人が挙げられます。
しかし、3人とも後継者となるには課題があります。
与正氏は、兄に近く、政治への関心も強いですが、女性であるため最高指導者になることは難しいと考えられています。
正哲氏は政治への関心はなく、エリック・クラプトン好きとして知られています。
平一氏は、日成氏の後継者候補として母が推していたものの、失脚し、近年まで欧州にいました。
そのため、平壌のエリート政治家とのネットワークは限られています。
これらの候補者は、それぞれ金一族の伝統的な血統を受け継いでいるものの、後継者としての資質や経験が不足しているため、実際に後継者になる可能性は低いと考えられています。
金正恩氏が不在になった場合、金一族以外から後継者が出る可能性も考えられています。
例えば、古参のスパイのリーダーや、政治の新星が台頭する可能性も考えられます。
北朝鮮の政治体制は、金一族の権威に基づいているため、誰が後継者になるかは、北朝鮮の政治構造や社会に大きな影響を与えるでしょう。
しかし、誰が後継者になるのか、そして北朝鮮がどのように変化するのかは、現時点では不明です。
金正恩氏の後継者問題は、北朝鮮の将来にとって非常に重要な問題です。
金与正 後継者としての可能性
金与正氏は、金正恩氏と違って、外交経験が豊富なので、国際社会との関係は改善されるかもしれません。
公開日:2020/04/30
✅ 金正恩の妹、金与正は、金正恩の重病説が浮上したことで、後継者としての注目を集めています。
✅ 与正は、幼少期をスイスで過ごし、金正日の溺愛を受けて育ちました。恋愛関係については明確な情報がなく、結婚しているという報道も、独身だという報道もされています。
✅ 与正は2018年の平昌オリンピックに国家代表として訪韓し、その頃から存在が注目されています。
さらに読む ⇒クーリエ・ジャポン出典/画像元: https://courrier.jp/news/archives/198369/金与正氏が後継者になる可能性は、かなり高いように感じます。
金正恩異変発生説と同時に話題になった金与正の「後継者問題」について、金正恩が急死または執務不能になった場合、金与正以外に最高権力者を継承する人物は考えられないと筆者は分析しています。
金与正は、2012年から金正恩の側近として活動を始め、党中央委員会の責任幹部や副部長などを歴任し、権力の中枢に近づいています。
2018年の平昌五輪では、金正恩を補佐して韓国を訪問し、文在寅大統領と会談しました。
近年は、金正恩の側近として、首脳外交にも同行しています。
金与正は、金正恩政権発足後、着実に地位を向上させ、メディア露出も増やしています。
金正恩に対する絶対忠誠、絶対服従を国民に義務付ける「唯一的領導体系確立の10大原則」という非公開の綱領が存在することを踏まえ、筆者は、金与正が「最高権力の継承順位1位」であるとアピールしていると考えています。
金与正は、金正恩政権の安定に不可欠な存在であり、将来的に最高権力者を継承する可能性が高いと筆者は結論づけています。
金与正さん、ホンマに、お兄ちゃんにそっくりやなぁ。
2031年の北朝鮮 四つのシナリオ
北朝鮮の将来は、非常に不透明ですね。
✅ 北朝鮮は、昨年11月18日に大陸間弾道ミサイル「火星17」を発射実験を行ったことを記念し、同日を「ミサイル工業節」に制定することを決定しました。
✅ 朝鮮中央通信は、ミサイル工業節を「世界的な核強国、最強の大陸間弾道ミサイル保有国の威容を満天下に知らしめた日」と位置付け、北朝鮮の核開発に対する強い意志を示しました。
✅ 北朝鮮は、ミサイル工業節に合わせて、8月に予告した3回目の軍事偵察衛星打ち上げについても何らかの動きを見せる可能性があり、今後の動向が注目されます。
さらに読む ⇒東京新聞 TOKYO Web出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/288185北朝鮮の核開発は、今後も継続される可能性が高いのでしょうか。
北朝鮮の金正恩総書記が最高指導者になって10年が過ぎ、その間、米国との直接交渉や核・ミサイル開発が進みました。
専門家82人へのアンケート調査によると、2031年の北朝鮮は四つのパターンが考えられます。
(1) 大規模な人道危機と食糧不足、核・ミサイル能力の進化という危機的状況。
エリート層には食糧の蓄えがあるものの、一般市民は深刻な状況に陥ると予測されます。
(2) 制裁の緩和はある程度見込まれるものの、経済成長は鈍化し、核開発は継続されるという状況。
米韓は関与を継続し、北朝鮮は制裁緩和を求めると考えられます。
(3) 中国との関係が歴史上最も緊密になり、中国からの援助が期待できる状況。
中国は朝鮮半島で影響力を強め、米韓間の関係に楔を打ち込む可能性があります。
(4) 新型コロナによる孤立状態が続き、経済衰退と人道状況が悪化する状況。
北朝鮮が国際社会からさらに孤立し、深刻な状況に陥る可能性があります。
これらのシナリオは、北朝鮮の政策、国際情勢、特に米国との関係によって大きく変化する可能性があります。
北朝鮮のことは、よく分かりません。
金正恩氏の命運を握る後継者問題、そして北朝鮮の未来は、今後の動向を見守る必要があります。
💡 金正恩氏の健康不安説が浮上し、後継者問題が注目されている
💡 金正恩氏の妹である金与正氏が、後継者候補として有力視されている
💡 北朝鮮の将来は、金正恩氏の健康状態だけでなく、国際情勢にも大きく左右される