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世耕氏の裏金疑惑?政治倫理審査会での証言から読み解く問題点と今後の課題(?マーク)参院政倫審での世耕氏の証言に見る、裏金問題の真相と今後の焦点

自民党安倍派の裏金問題、参院政倫審で真相は? 世耕弘成氏らが出席し、還流への関与を巡り証言が対立。橋本聖子氏は10年以上前から還流を知っていたと告白。野党は他幹部の参考人招致を要求するも、実現は不透明。政治資金パーティーのキックバック問題は、国民の不信感を募らせ、真相解明をさらに難航させている。

世耕氏の裏金疑惑?政治倫理審査会での証言から読み解く問題点と今後の課題(?マーク)参院政倫審での世耕氏の証言に見る、裏金問題の真相と今後の焦点

📘 この記事で分かる事!

💡 世耕氏が参院政治倫理審査会で裏金問題への関与を否定。派閥の裏金作りを一切知らなかったと主張。

💡 世耕氏と派閥会計責任者の証言に食い違い。還流再開に関する認識の相違が浮き彫りに。

💡 世耕氏の関与を巡る疑惑が深まる。今後の真相解明に向けた課題が提示。

本日は、自民党裏金問題の中心人物の一人である世耕弘成氏に関する、様々な情報をお届けします。

まずは記事の概要から見ていきましょう。

参院政治倫理審査会での世耕氏の主張

安倍派裏金問題、世耕氏は何と主張?

関与否定

自民党安倍派の裏金問題について、世耕氏の政治倫理審査会での主張を見ていきましょう。

世耕氏、「知らず」連発裏金作りも還流復活も関与否定参院政倫審政治資金問題:朝日新聞

公開日:2024/03/14

世耕氏、「知らず」連発裏金作りも還流復活も関与否定参院政倫審政治資金問題:朝日新聞

✅ 自民党安倍派の組織的な裏金事件に関し、世耕弘成前参院幹事長が参院政治倫理審査会に出席し、裏金作りへの関与を否定した。

✅ 世耕氏は、裏金作りについて「派閥で不記載(裏金化)が行われていることを一切知らなかった」と説明し、自身の関与を否定した。

✅ 世耕氏は、安倍派幹部「5人衆」の一人で、同派の参院議員らで作る「清風会」の会長を務めていた。同氏は、弁明の冒頭で、政治資金収支報告書への不記載について「幹部の一人として深くおわびを申し上げる」と陳謝した。

さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASS3G52ZTS3FUTFK01H.html

世耕氏は関与を否定し、お詫びを述べましたが、詳細な説明はなく、疑惑は払拭されませんでした。

特に「5人衆」の一人としての責任は、今後の焦点となるでしょう。

自民党の安倍派が政治資金パーティーで発生した裏金問題を受け、参院政治倫理審査会が14日に開催され、世耕弘成前参院幹事長、西田昌司氏、橋本聖子元五輪相の3人が出席しました。

世耕氏は、パーティー券の販売ノルマ超過分のキックバック(還流)を継続した経緯について、関与や報告、相談を受けたことはないと主張しました。

また、政治資金収支報告書への不記載についても長年知らなかったと述べ、改選対象の参院議員がパーティー券の売り上げ全額が派閥に還流される仕組みについても関与を否定しました。

一方、西田氏は、安倍晋三元首相が還流を止めるよう指示していたにもかかわらず、派閥幹部が継続した責任は重大だと指摘し、説明責任が果たされていないと批判しました。

橋本氏は、還流の仕組みについて、10年以上前から把握していたと説明しました。

参院政倫審での審査実施は1985年の設置以来初めてとなります。

今回の審査会は、国民の政治不信を払拭する第一歩となるべきでしたが、現状では、まだ情報公開が不十分で、真相解明には至っていないと言わざるを得ません。今後の調査に期待します。

参院予算委員会での世耕氏の証言

自民党旧安倍派の裏金問題は、どこまで明らかにされるのか?

真相究明は困難

続いて、参院予算委員会での世耕氏の証言に焦点を当てます。

裏金問題で世耕氏を参考人招致旧安倍派幹部で初参院予算委

公開日:2025/04/21

裏金問題で世耕氏を参考人招致旧安倍派幹部で初参院予算委

✅ 自民党の政治資金パーティー裏金事件で、世耕弘成・前参院幹事長が参院予算委員会で参考人招致を受けました。

✅ 旧安倍派が所属議員に対し、パーティー券収入のキックバック(還流)を再開させた経緯が焦点となります。

✅ 世耕氏は以前、幹部会で還流再開が具体的に決まったとは記憶していないと説明していましたが、松本淳一郎氏の証言では、世耕氏らが参加した幹部会で還流再開が決まったとの認識を示しており、両者の証言が食い違っています。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250420/k00/00m/010/068000c

世耕氏は還流再開への関与を否定しましたが、幹部会合での具体的な言及を避け、責任を曖昧にしました。

野党の追及は今後も厳しくなるでしょう。

自民党旧安倍派の裏金事件をめぐる参院予算委員会での参考人質疑において、世耕弘成・前参院幹事長は、政治資金パーティー収入の還流再開に関与を否定した。

世耕氏は、還流再開が決まったとされる2022年8月5日の「4幹部会合」での議論の詳細には踏み込まず、責任と後悔を表明したものの、具体的な言及や論評を避けた。

野党側は、世耕氏以外の3氏(塩谷立・元文部科学相、下村博文・元政調会長、西村康稔・元経済産業相)について、衆議院予算委員会での参考人招致を要求しているが、実現へのハードルは高い。

野党側は、大型連休明けの対応協議で、「政治とカネ」をテーマとする衆院予算委集中審議を5月12日に開催し、石破茂首相に西村氏らの参考人招致を決断するよう迫る構えだ。

しかし、国民の野党批判につながりかねないという不安も存在する。

いやー、ほんまに政治ってやつは奥深いなぁ!世耕さん、具体的に何があったか言わへんの、ちょっとずるいんとちゃう?聞かれへん理由でもあるんかな?笑

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安倍派裏金問題、世耕氏と元会計責任者の証言が対立。真相解明は難航、国民の不信感高まる。政治倫理が問われる。