斉藤鉄夫氏、公明党代表に就任!今後の政策と課題は?斉藤新代表、目指すは"分断を乗り越え、協調を" - 新生公明党の行方
2024年11月、公明党代表に就任した斉藤鉄夫氏。子育て支援、防災、持続可能な社会など、国民生活向上を掲げ、現場の声重視の政治を推進。衆院選結果を真摯に受け止め、党の原点回帰を表明。自公連立の枠組み変更にも言及し、政界の動向に注目が集まる。選択的夫婦別姓問題など、創価学会との関係性にも注目が集まる。
公明党の政策スタンス
斉藤鉄夫氏は、公明党の憲法改正へのスタンスをどう説明したか?
9条1、2項維持、自衛隊明記は未定
公明党の政策スタンスについて掘り下げていきます。
公開日:2021/06/15

✅ 公明党は創価学会を支援母体とし、社会全体の幸福と個人の幸福を一致させることを理念とする。福祉、社会保障の充実は公明党の原点であり、自公連立は、自民党内の福祉重視派議員と協力し、その理念を社会に浸透させるために行われた。
✅ 自民党との連立に至る経緯は、当時の参議院の状況、金融危機、世界の激動などを背景に、公明党が政権に参加することで自身の理念を実現できると判断したためである。特に斉藤幹事長は当初は批判的な立場だったが、野中広務氏との直接会談で、公明党の理念と政策を具体的に実現していくことを約束した。
✅ 公明党は憲法9条の改憲については、第1項と第2項は変えてはならないと考えている。自衛隊を専守防衛の合憲組織とする明文を条文に加えるという安倍首相の提案については、議論すべきであるという前向きな意見を示した。また、時代に合わせて新しい価値観や人権を憲法に書き加える、加憲的な憲法論議を進めることで国民全体を包み込んだ建設的な議論に繋がるのではないかと考えている。
さらに読む ⇒選挙ドットコム|日本最大の選挙・政治情報サイト出典/画像元: https://go2senkyo.com/articles/2021/06/15/59378.html公明党の憲法改正に対する考え方、平和、人権を守るというスタンスは一貫していますね。
安保法制への取り組みも興味深いです。
斉藤鉄夫氏は、公明党幹事長時代、春の統一地方選と夏の参院選の勝利を最重要事項と位置づけ、憲法改正、特定秘密保護法、安保法制、「共謀罪」などへの公明党のスタンスについて説明しました。
憲法改正に関しては、9条1、2項を厳然と残すことは譲れないとしつつ、自衛隊を明記する条文を加えるか否かについて、党内ではまだ結論が出ていないことを明らかにしました。
また、安保法制議論を通じて現憲法の枠内でできる自衛の措置の限界が明確になったことから、現時点では憲法改正の必要性を感じていないと述べました。
特定秘密保護法、安保法制、「共謀罪」については、公明党は賛成しましたが、平和、人権を守るという立場を堅持し、与党内で幅広い国民合意を得られるよう働きかけたと主張しています。
安保法制に関しては、自民党案に対して、現行憲法の範囲内でごく限定された集団的自衛権しか行使できないよう歯止めをかけたことを強調しました。
昨年の沖縄県知事選については、佐喜真淳氏の推薦は間違っていなかったものの、知名度不足と情報戦での戦略不足が敗因だと分析し、今後の選挙戦略ではSNSなどを活用した情報戦への対応強化が必要だと述べています。
公明党の政策、詳しく解説してくれて分かりやすかった!憲法改正についても色々考えさせられる内容だったな〜。自衛隊の明記、私ももっと勉強しなきゃ!
選択的夫婦別姓導入への温度差
公明党と創価学会、夫婦別姓への温度差は?
学会は関心薄く、公明党に働きかけなし
選択的夫婦別姓導入への温度差について見ていきましょう。

✅ 公明党の斉藤代表は「選択的夫婦別姓制度」の導入について、議員立法ではなく政府案として国会に提出するべきだと表明しました。
✅ 斉藤代表は、夫婦別姓制度は社会のあり方の根幹に関わる問題であり、与党として意見をまとめ、政府提案として出すべきだと考えていると述べています。
✅ 公明党は、28日に「選択的夫婦別姓制度」導入推進プロジェクトチームの初会合を開き、議論を本格化させました。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/withbloomberg/1694771?display=1党と学会の間で温度差があるんですね。
選択的夫婦別姓は、社会にとって重要な問題なので、今後の議論に注目したいです。
公明党は選択的夫婦別姓導入に積極的で、斉藤鉄夫代表は支持母体である創価学会との関係は「全く関係ない」と強調し、党として議論を進めていると説明しました。
一方、創価学会内では、選択的夫婦別姓に対する関心が薄く、女性部でも導入を強く求める声は多くないとのことです。
学会関係者からは、「他にもっとやるべきことがある」という意見も出ており、学会として公明党に働きかけているわけではないとの声も聞かれます。
創価学会広報室は、公明党の動きや選択的夫婦別姓に関する見解について回答を控えているため、公明党と創価学会の間には温度差があることが明らかになりました。
選択的夫婦別姓、一筋縄ではいかない問題ですよね。党と学会の温度差が、今後の議論にどう影響するのか、しっかり見ていきたいですね。
公明党の選挙戦略と候補者選出
公明党の強さの秘密は?
組織力と政策重視
公明党の選挙戦略、候補者選出についても見ていきましょう。
公開日:2024/12/14

✅ 公明党大阪府本部は、10月の衆院選で府内4小選挙区全敗を受けて、若年層や無党派層への発信不足を反省し、新たな組織を設立することを決めた。
✅ 背景には支持母体である創価学会の集票力の陰りがあり、公明党は伝統的な組織基盤が揺らいでいる現状に直面している。
✅ 公明党は、衆院選での敗北を受け、若年層や無党派層への浸透を図るための新たな対策を模索しているが、具体的な方策は見つかっておらず、今後の動向が注目される。
さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASSDG33DXSDGOXIE00KM.html選挙に強い理由が分かります。
ボランティアの支援、人材育成、理念の共有、どれも重要ですね。
創価学会員以外の人材も積極的に登用しているというのも、興味深いです。
公明党は選挙に強く、その理由として斉藤議員はボランティアによる支援の多さを挙げ、政策への真剣な取り組みを強調しました。
創価学会との関係については、政教分離原則は国家権力に対するものであり、宗教団体が政治活動をすることは憲法違反ではないと説明。
一方で、若い世代への政治参加の重要性を訴え、無党派層への訴求力と比例代表制での高い得票率を説明しました。
公明党の候補者選出は、個人の能力や適性を見極め、党の理念に共感する人材をスカウトするケースが多いとのこと。
斉藤議員自身も清水建設勤務中に声がかかった経験を語り、創価学会員以外の人材も積極的に登用していることを明かしました。
公明党議員の質の高さについては、議員としての自覚や倫理観を重視した教育体制が根底にあると斉藤議員は説明。
候補者段階から徹底した研修を行い、有権者への感謝と社会全体の幸福の実現という理念を共有していることを強調しました。
公明党の選挙戦略、ほんまにすごいな!候補者選出も、理念を共有した人材をスカウトするって、まさに組織力やね!
斉藤新代表の下、新生公明党がどのように活動していくのか、その政策と課題、今後の動向に注目していきたいですね。
💡 斉藤鉄夫氏、公明党代表に就任。今後の政策と課題が示された。
💡 自公連立の行方、選択的夫婦別姓導入への温度差、選挙戦略など、様々なテーマが議論された。
💡 若年層への発信不足を反省し、新たな組織を設立。今後の動向が注目される。