「Locked Shields」とは？サイバー防衛演習から学ぶ日本のサイバーセキュリティ対策とは？Locked Shields2024に見る、サイバー攻撃への対応力と国際連携
NATO主催のサイバー防衛演習「ロックド・シールズ」で日本の官民が連携！大規模サイバー攻撃を想定し、最新技術と実務経験を活かした演習を実施。重要インフラを守るため、国際協力とスキルアップを図る。2025年にも日豪合同チームで参加予定。組織的なインシデント対応能力を向上し、サイバーセキュリティ体制を強化する。
NSSOLの積極的な参加
日鉄ソリューションズは、どの国際演習に参加した？
ロックド・シールズ2024
NSSOLの参加について解説します。
民間企業がLocked Shieldsに参加する意義とは？。
✅ NATOサイバー防衛協力センター主催のサイバー防衛演習「Locked Shields」は、レッドチームによる攻撃とブルーチームによる防衛で構成され、今年度は約40カ国から3000名以上の参加者を集めた世界最大規模の実戦的演習となった。
✅ 本演習では、官民連携による重要インフラのサイバー攻撃対策に焦点を当て、現実的なシナリオを基に、技術的な対応に加え、包括的なインシデント対応、フォレンジック、法的な課題、広報活動、情報操作対策などの多岐にわたる課題解決が求められる。
✅ 今年度の演習では、約5500の仮想システムに対して8000件を超えるサイバー攻撃が行われ、防衛システムや戦術無線などの軍事インフラ、ガスプラント、5Gネットワークなどの現代社会の重要なインフラが対象となった。NTT DATAは、世界最大級の自社ゼロトラスト環境構築の実績を活かし、今後も顧客のサイバー防衛に貢献していく。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.nttdata.com/jp/ja/trends/data-insight/2023/1004/NSSOLの4度目の参加は、企業がサイバー防衛に貢献する姿勢を明確に示しています。
最新の手法を学び、自社ソリューションに反映させるという取り組みは、顧客のサイバー防衛力向上に繋がる重要な活動ですね。
日鉄ソリューションズ株式会社（NSSOL）は、NATOサイバー防衛協力センター（CCDCOE）が主催する国際的なサイバー防衛演習「ロックド・シールズ2024」に4度目の参加を果たしました。
2024年4月23日から26日にかけて開催されたこの演習には、NATO加盟国に加え、日本からは防衛省などの省庁や重要インフラ関連企業なども参加しました。
演習の目的は、国家のITシステムや重要インフラに対するサイバー攻撃への対処能力を向上させることです。
NSSOLは、サイバー攻撃によるシステムへの影響を分析するチームの一員として、攻撃後の調査・分析に参加しました。
この演習を通じて、最新の手法に関する理解を深め、スキルを向上させ、得られた知見を自社のソリューションに反映させていきます。
NSSOLは、今後も企業価値向上に貢献するため、時代に対応した最新のソリューションを提供し続けることを目指しています。
NSSOLさん、すごいですね！ 企業の方々が、自分たちの技術を活かして、サイバー攻撃から私たちを守ってくれるなんて、頼もしいです！ 演習で得られた知見を、もっと色んな人に伝えてほしいな。
防衛省自衛隊の積極的な取り組み
自衛隊はどんな国際演習に参加する？
NATO主催のサイバー防衛演習
防衛省自衛隊の取り組みについて解説します。
Locked Shieldsへの参加がもたらすものとは？。
公開日:2025/05/08
✅ 防衛省は、NATOサイバー防衛協力センターが主催するサイバー防衛演習「ロックド・シールズ2025」に令和7年5月6日から9日にかけて参加することを発表しました。
✅ 演習の目的は、サイバー攻撃への対処能力向上とサイバーセキュリティ動向の把握です。
✅ 演習はオンライン形式で行われ、防衛省や他府省庁、豪州国防省など約40か国の機関が参加します。
さらに読む ⇒日本の防衛と安全保障の今を伝える｜［ディフェンスニュース］出典/画像元: https://j-defense.ikaros.jp/docs/mod/003056.html防衛省自衛隊の継続的な参加は、日本のサイバーセキュリティ対策の強化を強く示しています。
豪州との合同チーム編成も、国際連携の重要性を物語っています。
来る2025年の演習での成果に期待したいですね。
防衛省自衛隊は、2025年5月6日から9日にかけて、NATOサイバー防衛協力センター（CCDCOE）が主催するサイバー防衛演習「ロックド・シールズ2025」に参加すると発表しました。
本演習の目的は、サイバー攻撃への対処能力向上とサイバーセキュリティ動向の把握です。
演習はオンライン形式で行われ、日本を含む約40か国が参加予定です。
日本からは、防衛省内部部局、統合幕僚監部、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、自衛隊サイバー防衛隊、防衛研究所、防衛装備庁など多くの組織が参加します。
また、内閣官房サイバー安全保障体制整備準備室、内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター（NISC）、警察庁、総務省、外務省、経済産業省、情報処理推進機構（IPA）、情報通信研究機構（NICT）、JPCERTコーディネーションセンター（JPCERT／CC）、重要インフラ事業者なども参加する予定です。
さらに、今年は豪州と合同チームを編成し、参加します。
日本は、2021年から毎年「ロックド・シールズ」演習に参加しており、今回の参加は5回目となります。
これらの演習を通じて、日本は国際的なサイバーセキュリティ協力体制を強化し、サイバー空間における安全保障を確保していくことを目指しています。
防衛省自衛隊が継続的にLocksShieldsに参加することで、サイバー攻撃への対処能力が向上し、最新のサイバーセキュリティ動向を把握できることは、非常に重要な取り組みです。オンライン形式での演習は、参加のハードルを下げ、より多くの機関が参加しやすくなるため、素晴らしいですね。
国際的な連携によるサイバーセキュリティ強化
ロックド・シールズ演習で日本チームは何を演習した？
インシデント対応
国際的な連携によるサイバーセキュリティ強化について解説します。
日本のサイバーセキュリティはどうなる？。
✅ 政府はサイバーセキュリティ分野の政策を総合調整し、防衛省・自衛隊は自らのサイバーセキュリティレベル向上と関係機関との連携強化を図る。
✅ 防衛省・自衛隊は、サイバー攻撃状況下でも指揮統制能力や装備品システムを保全できる態勢を確立し、防衛産業のサイバー防御を支援する。
✅ 自衛隊は、サイバー専門部隊を強化し、リスク管理枠組みを導入、情報システムの防護を強化するなど、サイバーセキュリティ対策を強化していく。
さらに読む ⇒防衛省情報検索サービス出典/画像元: http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2023/html/n310405000.html官民一体での演習参加は、日本全体のサイバーセキュリティレベル向上に貢献しています。
国際的な連携を通じて、より実践的なインシデント対応能力を習得し、重要インフラのサイバーリスク低減に繋がることを期待します。
NATOサイバー防衛協力センター（CCDCOE）が主催する世界最大規模のサイバー防衛演習「ロックド・シールズ」に、日本からは防衛省・自衛隊、NISC、総務省、警察庁、重要インフラ関連企業、IPA産業サイバーセキュリティセンター（ICSCoE）の「中核人材育成プログラム」修了者17名を含む約120名が参加しました。
2023年の演習では、5500の仮想システムに対し8000以上のサイバー攻撃が行われ、日本チームは官民や同志国との連携でインシデント対応を演習しました。
同プログラム修了者は、約1年間のプログラムで習得した高度なセキュリティ技術や実務経験を活かし、チームの成果に貢献しました。
本演習への継続的な参加は、組織的なインシデント対応に関する知見のアップデートとスキルの向上につながり、日本国内の重要インフラにおけるサイバーリスクの低減に貢献すると期待されています。
えーと、つまり、みんなで力を合わせれば、悪いヤツらをやっつけられるってことですよね？ 頼もしい！ 私たちも、もっとサイバーセキュリティについて勉強しなきゃ！
本日の記事を通して、サイバーセキュリティにおける官民連携、国際連携の重要性を再認識しました。
実践的な訓練と、継続的な取り組みが、日本のサイバー空間を守る力となるでしょう。
💡 Locked Shieldsは、サイバー攻撃に対する実践的な訓練の場であり、官民が連携して参加している。
💡 JPCERT/CCやNSSOLなど、民間企業の技術と経験が、サイバー防衛に貢献している。
💡 防衛省自衛隊の継続的な参加と国際連携は、日本のサイバーセキュリティを強化する。
