神谷宗幣氏と参政党:政治家としての原点と、その政策や課題とは?参政党、国政進出への道のり:ネット戦略と、その政策と思想
吹田市議から参政党副代表へ。神谷宗幣氏の政治家としての軌跡を追う。坂本龍馬の思想を基に「教育」「食料」「エネルギー」自立を訴え、ネット戦略で支持を拡大。減税、インフラ投資を掲げ、参院選での躍進を目指す。コロナ禍での発言も話題に。日本の未来をかけた挑戦から目が離せない。
💡 2010年に発足した龍馬プロジェクトでの活動や、吹田市議時代に焦点を当て、政治家としての神谷宗幣氏の原点を探ります。
💡 参政党の創設と、インターネット戦略を駆使した国政進出の過程を詳細に解説し、その成功と課題を明らかにします。
💡 参政党の政策、保守的な国家観、そして2025年参院選への戦略に焦点を当て、今後の展望を考察します。
本日は参政党の神谷宗幣氏に焦点を当て、その政治家としての歩み、政策、そして現在直面している課題について、多角的に見ていきたいと思います。
政治家・神谷宗幣氏の原点:2014年のインタビューと吹田市議時代
神谷宗幣氏の政治思想の核は?
自立した「教育」「食料」など五つの柱。
本章では、神谷宗幣氏が政治家として歩み始めた原点に迫ります。
2014年のインタビュー、吹田市議時代のエピソードを通して、その思想形成と政治活動を紐解きます。
✅ 2010年に発足した龍馬プロジェクト全国会は10周年を迎え、記念総会を開催。首長対談やケント・ギルバート氏による講演が行われた。
✅ 総会では、ケント・ギルバート氏が日本の真実について講演し、2日目には靖国参拝と研修会を実施。
✅ 主催者は、10年間を振り返り、今後の10年では更なる行動を起こすために努力することを誓った。
さらに読む ⇒政治家 神谷宗幣(かみやソウヘイ)の公式サイト出典/画像元: http://www.kamiyasohei.jp/2019/06/25/9698/2010年の龍馬プロジェクト全国会の記念総会での講演から、神谷氏の政治思想の根幹が垣間見えます。
教育、食料、エネルギーなどの自立を重視する思想は、現代にも通じるものがありますね。
2014年、当時吹田市議会議員であり「龍馬プロジェクト」会長だった神谷宗幣氏へのインタビューを振り返る。
筆者はその明晰な弁舌と国家観に感銘を受け、将来的な活躍を予感した。
このインタビューで神谷氏は、現在の参政党の柱となる「教育」「食料」「エネルギー」「軍事」「経済」の自立を重視する思想を示し、坂本龍馬の「船中八策」から着想を得た構想を語った。
戦後の自虐的歴史観からの脱却や、知識よりも人間性涵養を重視する考えも示し、若者の海外進出を促す構想も提示。
吹田市議時代には、教育問題を中心に活動し、「君が代・日の丸」の徹底や「親学」推進を主張。
これらの姿勢は共産党との対立を生んだ。
2010年に立ち上げた「龍馬プロジェクト」は、保守系地方議員の政策ネットワークとして機能し、杉田水脈氏や南出賢一氏らを輩出した。
なるほど、神谷氏の政治家としての基盤は、2014年のインタビューや吹田市議時代に培われたんですね。教育や食料自給といった、国民の生活に密接に関わるテーマを重視している点が印象的です。
参政党の創設と成長:ネット戦略と国政進出
神谷宗幣氏はどんな政党を立ち上げ、今何してる?
参政党を設立、副代表兼事務局長。
本章では、参政党の創設から国政進出までの道のりを詳細に追います。
インターネット戦略や、それに対する批判についても触れながら、その成長の背景を探ります。
✅ 参政党の神谷宗幣代表は、「日本人ファースト」を掲げ、歴史教育の是正、積極財政、外国人の規制強化などを主張し、既存政党の支持層への浸透を図っている。
✅ 2022年の参院選で初当選し、衆院選での議席獲得を経て、現在は国会議員5人となり、党首討論会の参加資格を得て、6議席以上の獲得を目指している。
✅ インターネット戦略を駆使し、ユーチューブでの情報発信やクラウドファンディングでの資金調達を行う一方、「排外主義」「ポピュリズム」との批判も受けている。
さらに読む ⇒時事通信ニュース出典/画像元: https://sp.m.jiji.com/article/show/3562116参政党の急成長は、既存メディアとは異なるアプローチと、ネット戦略による情報発信が大きく影響していますね。
「日本人ファースト」というスローガンも、多くの支持を集めているようです。
神谷宗幣氏は、大阪府吹田市議会議員を2期務め、地域政党や教育提言団体を設立。
その後、イシキカイカク株式会社を設立し、政治や歴史、経済に関する講演や番組配信を行う。
令和2年に参政党を結党し、現在は副代表兼事務局長を務める。
主な著書に『大和魂に火をつけよう』など。
元高校講師、元陸上自衛隊予備自衛官でもある。
参政党は、2020年結党の比較的新しい政党で、神谷宗幣氏を代表とし、ネットを介して集まった人々を中心に急速に支持を拡大した。
従来のメディアでは扱われない情報の発信や、独自の教育講座などを通じて支持を広げ、2022年夏の参院選で国政進出を果たし、神谷氏が比例区で当選。
いやあ、ほんま、参政党のネット戦略はすごいですよね!YouTubeとかで、あれだけ情報発信して、あれよあれよと支持を広げてるんですから。批判も多いけど、それもまた注目度を上げる要因になってるんやろね。
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「日本人ファースト」掲げる参政党。減税、家族観重視、天皇を元首とする憲法案を発表。神谷代表、積極財政と投票率向上訴え、保守層に浸透狙う。2025参院選で躍進なるか。