自公連立は終わる?揺らぎ始めた与党関係と今後の政局への影響は?自公連立24年の歴史と今後の政局
自民・公明連立に激震!小選挙区調整を巡り、公明党が都内での協力解消を決定。24年間続いた蜜月関係に亀裂が入り、連立解消の可能性も。創価学会の意向が強く反映され、今後の政局を左右する。30年ぶりの少数与党下、斉藤代表の発言は波紋を呼び、政権の行方を左右する。参院選結果次第では政権交代も現実味を帯び、目が離せない。
💡 自民党と公明党の関係が悪化の一途を辿っており、衆院選での協力関係解消などの動きが出ています。
💡 自公連立24年の歴史を振り返り、公明党の基盤や連立の意義について考察します。
💡 自公関係の今後の行方について、各関係者の発言を基に分析し、政局への影響を読み解きます。
本日は、自民党と公明党の関係性、対立と連立の歴史、そして今後の政局への影響について掘り下げていきます。
揺らぎ始めた連立:東京を舞台にした対立と政権への影響
自公連立、東京都で決裂?何が対立を生んだ?
候補者調整巡る対立と、学会の意向。
自民党と公明党の間で、衆院小選挙区の定数是正に伴う候補者調整を巡って対立が深まっています。
公明党は東京での自民党候補への推薦を見送り、連立関係に亀裂が生じています。
公開日:2023/05/25
✅ 公明党は、衆院小選挙区定数の「10増10減」に伴う候補者調整において、東京の各小選挙区で自民党候補に推薦を出さないことを決定し、連立与党である自民党との関係に亀裂が生じている。
✅ 自民党と公明党の幹事長会談が行われたが、公明党の石井幹事長は、自民党の茂木幹事長の提案に対し、公明党の方針を変えることはないと強く主張し、両党の対立は収まる見通しが立っていない。
✅ この決定は、岸田文雄首相の解散戦略や政権運営にも影響を及ぼす可能性があり、東京での自民党の議席減少につながる可能性がある。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20230525/k00/00m/010/319000c自民党と公明党の対立が深刻化しているという事実は、連立政権の安定性に大きな影響を与える可能性がありますね。
特に、東京での協力関係解消は、今後の選挙戦略にも影響を与えそうです。
自民党と公明党の間で、衆院小選挙区の「10増10減」に伴う東京都の候補者調整を巡り、深刻な対立が表面化しています。
公明党は、自民党候補への推薦を見送るなど都内での協力関係解消を決定し、自民党に通告しました。
これは、1999年の連立参加以降最悪の関係であり、連立政権の゛経年劣化゛を浮き彫りにしています。
公明党の石井幹事長は、東京における信頼関係が地に落ちたと非難し、自民党との協議決裂を表明。
具体的には、東京28区での候補者擁立断念、東京29区での推薦見送り、今後の都議選・首長選での選挙協力見送り、都議会での協力解消を決定しました。
連立解消の可能性は否定していますが、その強硬姿勢には、創価学会の意向が強く反映されていると見られています。
学会の集票活動への依存から、学会側の意向が重要視され、創価学会の佐藤浩副会長が候補者調整を主導していると見られています。
自民党と公明党の関係悪化は、政権運営に大きな影響を与えかねません。特に東京での候補者調整は、今後の国政選挙の行方を左右するかもしれませんね。
揺るがない絆?:自公連立24年の歴史と、公明党の基盤
自民党と公明党の24年連立、その根源は?
「王仏冥合」という理念と創価学会の組織力。
自民党と公明党は、24年間連立政権を継続してきました。
この間、両党は様々な政策で協力し、日本の政治を支えてきました。
しかし、最近では関係に変化が見られます。
✅ 自民党の岸田新総裁と公明党の山口代表は、新型コロナウイルス対策の強化などを盛り込んだ新たな連立政権の合意文書に署名し、衆院選に向けて結束を確認しました。
✅ 合意文書では、コロナ対策の強化、子育て・教育支援、政治改革など10項目の政策を掲げ、国民の命と健康、雇用と暮らしを守る姿勢を示しています。
✅ 両党首は、政権運営において国民の声を生かし、謙虚で真摯な姿勢で取り組むことを確認し、衆院選での自公連立政権への支持を訴える方針です。
さらに読む ⇒公明党出典/画像元: https://www.komei.or.jp/km/t-hironobu/2021/10/02/%E8%87%AA%E5%85%AC%E3%81%8C%E9%80%A3%E7%AB%8B%E6%94%BF%E6%A8%A9%E5%90%88%E6%84%8F-%E8%A1%86%E9%99%A2%E9%81%B8%E5%8B%9D%E5%88%A9%E3%81%B8%E7%B5%90%E6%9D%9F%E7%A2%BA%E8%AA%8D%EF%BC%8F%E3%82%B3%E3%83%AD/自公連立24年の歴史は、日本の政治の安定に大きく貢献してきたと言えるでしょう。
しかし、時代の変化とともに、連立のあり方も変わっていくのかもしれません。
自民党と公明党の関係は、1999年の小渕内閣から始まり、24年間継続してきた歴史があります。
その間、野党時代も協力関係は変わらず、強固な連立体制を築いてきました。
公明党の基盤は、1964年の結党宣言で掲げられた「王仏冥合」という理念にあり、政治と宗教の融合を目指してきました。
創価学会の組織力、会員集めの「折伏」と上納金集めの「財務」は、公明党の政治基盤を支え、地方議会から国政への関与を深めてきました。
細川内閣での与党経験を経て、自公連立へと至った経緯があります。
当初、公明党は自民党との連携において「足抜け」も視野に入れていましたが、24年間連携は継続しています。
自民党と公明党の関係は、ホンマに長いこと続いてるなぁ。創価学会の基盤も、政治にとっては大きな影響力を持ってるんやな。
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