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ロングセラー「さけるチーズ」の秘密?価格変動とレアパッケージで紐解く、その歴史と現状(?)さけるチーズ:価格、内容量、そしてサプライズ

1995年発売以来、愛され続ける雪印メグミルクの「さけるチーズ」。時代と共に変化し、価格と内容量の調整が行われてきた。ステルス値上げやレアパッケージなど、企業努力の軌跡を追う。原材料高騰の波を乗り越え、消費者に愛され続けるための工夫とは?小さくなった?そんな声も聞こえる中、食卓に笑顔を届ける「さけるチーズ」の進化に迫る。

📘 この記事で分かる事!

💡 1980年の発売から全国展開、多様なフレーバー展開で幅広い世代に愛されるチーズ。

💡 原材料費高騰による価格変動と、内容量の変化という、ステルス値上げの実態。

💡 レアパッケージ「ボンバーさけチー」に見る、企業による購買意欲をそそる戦略。

それでは、ロングセラー商品である「さけるチーズ」の歴史、価格変動、そして消費者を飽きさせない工夫について、詳しく見ていきましょう。

始まりと進化:ロングセラーの軌跡

さけるチーズ、変化の歴史とは?

量減、値上げ、名称変更…時代と共に変化!

雪印メグミルクの「さけるチーズ」は、1980年の発売から多くの人々に愛され続けています。

その始まりと、ロングセラーになった軌跡を振り返ります。

ロングセラー賞2024 <雪印北海道100 さけるチーズ

公開日:2025/03/23

✅ 雪印メグミルクの「雪印北海道100 さけるチーズ」は、1980年に地域限定で発売され、翌年には全国展開となった。

✅ 1995年に商品名を「さけるチーズ」に変更し、多様なフレーバーを展開。当初はおつまみ向けだったが、子供のおやつとしても人気を博し、幅広い世代に支持されている。

✅ 発売45周年を迎え、記念日制定やレアパッケージで話題を呼び、゛世界一楽しいチーズ゛を目指している。

さらに読む ⇒食品ヒット大賞 - 食品ヒット大賞出典/画像元: https://www.hitfoodaward.com/gallery2024/long-seller-award2024-03/

1980年の発売から45周年を迎えるロングセラー商品なのですね。

当初はおつまみ向けだったのが、今では子供のおやつとしても人気とは驚きです。

1995年の発売以来、雪印メグミルクの「さけるチーズ」は、そのユニークな食感と手軽さで多くの人々に愛されてきました。

当初は30g入りで食べ応えがありましたが、時代とともに変化を遂げています。

2014年には内容量が約17%削減され、2022年と2023年には価格も上昇し、消費者は量の変化と価格の上昇を同時に経験することになりました。

1980年に「ストリングチーズ」として始まり、1995年に「さけるチーズ」と名称を変えてから現在に至るまで、雪印メグミルクの主力商品として、その姿を変えながらも食卓を彩っています。

なるほど。ロングセラーには、やはりそれだけの理由があるんですね。消費者に寄り添い、変化に対応していく姿勢が素晴らしいですな。

価格変動の裏側:コストと苦悩

さけるチーズ、なぜ値上げ?価格変動の裏側にあるものは?

原材料高騰、震災、人件費増など様々な要因。

長年愛される「さけるチーズ」ですが、その価格はどのように変化してきたのでしょうか。

原材料費の高騰など、様々なコスト増の影響を見ていきましょう。

雪印北海道100 さけるチーズの値上げ・ステルス値上げ情報

✅ 雪印メグミルクの「雪印北海道100 さけるチーズ」は、1980年の発売以来、内容量や価格が変動しており、2025年3月には50g(2本入り)が275円(税別)、25g(1本入り)が136円(税別)に値上げされる予定です。

✅ 値上げの主な理由は、原材料価格(生乳、包装資材など)の高騰、最低賃金の上昇、人件費や物流コストの増加など、様々なコストアップによるものです。

✅ 過去にも、生乳価格の高騰やその他のコスト増を理由に度々値上げが行われており、内容量も変更され、現在は雪印メグミルクの独占販売となっています。

さらに読む ⇒値上げ備忘録 ~値上げの事実を忘れぬために~出典/画像元: https://neage.jp/syokuhin/kakoshokuhin/yukijirushi_hokkaido100sakerucheese.html

価格変動の背景には、様々な要因があることが分かりますね。

生乳価格の高騰、包装資材の値上げなど、企業も大変な状況なのでしょう。

さけるチーズの価格は、原材料価格の高騰、原油価格の高騰、飼料価格の高騰による生乳価格の大幅な引き上げなど、様々な要因によって変動しています。

東日本大震災や記録的猛暑による生乳不足も、価格に影響を与えました。

酪農経営の強化、加工用生乳取引価格の引き上げ、包装資材価格の上昇、最低賃金の上昇、人手不足による人件費・物流コストの増加なども、値上げの要因となっています。

2001年以降、内容量と価格は複数回変更され、消費者はその変化を肌で感じています。

2023年にも価格調整が行われ、その影響は一般店舗とコンビニで異なる形で現れました。

いやー、チーズも値上がりして、ホンマに家計には厳しい時代やな。でも、企業も必死やろな。色んなコストが上がっとるもんな。

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価格据え置きでこっそり内容量ダウン?「さけるチーズ」に見るステルス値上げの実態!レアパッケージのサプライズも!