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GCAPと防衛強化:日英防衛相会談と次期戦闘機開発の行方とは?日英防衛協力の深化と次期戦闘機GCAPの進捗

中谷元防衛大臣、日英伊欧州歴訪で国際防衛協力を強化!次期主力戦闘機GCAPの進捗、2025年英国空母打撃群の日本寄港を歓迎。G7国防相会合では、日米同盟の強化、ウクライナ支援を再確認。新田原基地へのF-35B配備、防衛イノベーションも推進。北朝鮮ミサイル発射への対応など、日本の安全保障を強化する最新情報をお届けします。

📘 この記事で分かる事!

💡 日英防衛相会談とG7国防相会合の内容を解説します。

💡 次期戦闘機共同開発(GCAP)の進捗状況と今後の展望を解説します。

💡 英国との連携強化と安全保障上の協力深化、新田原基地へのF-35B配備について解説します。

本日は、日英防衛協力と次期戦闘機開発について、国際情勢を踏まえながら詳しく見ていきましょう。

国際協力の深化と次世代戦闘機開発:日英防衛相会談とG7国防相会合での成果

GCAP進捗や防衛協力、何が重要?

国際協力と次期戦闘機の共同開発です。

日英防衛相会談とG7国防相会合の成果について、国際的な防衛協力の強化という観点から解説いたします。

日英伊による次世代戦闘機共同開発「GCAP」の意義

公開日:2024/11/22

✅ 航空優勢を獲得するため、各国が最新鋭戦闘機の開発を競っており、日本はF-35導入に加え、英国、イタリアと次世代戦闘機GCAPを共同開発。

✅ GCAPは日英伊の安全保障・軍事的な連携を強化するもので、防衛装備品・技術協力、JNAAM共同開発などの実績が背景にある。

✅ 次期戦闘機開発は、日米同盟との両立、巨額な開発費用と技術リスクの低減、相互運用性の確保などが課題となる。

さらに読む ⇒地経学研究所(IOG) by 国際文化会館・アジア・パシフィック・イニシアティブ出典/画像元: https://instituteofgeoeconomics.org/research/2023080749531/

GCAP、JNAAM、日米同盟など、様々な要素が絡み合い、複雑な問題ですね。

今後の動向が注目されます。

中谷元防衛大臣は、英国訪問とイタリア・ナポリでのG7国防相会合に出席し、国際的な防衛協力の強化と、次期戦闘機共同開発プロジェクト(GCAP)の進捗状況、および国際情勢について報告しました

英国訪問では、日英防衛相会談を実施し、2025年の英国空母打撃群のインド太平洋地域への派遣と日本寄港を歓迎しました。

また、航空自衛隊のF-35Bの参加や、将来的な航空自衛隊の戦闘機の英国派遣についても検討していくことを伝えました。

GCAPの中核企業であるBAE社のウォートン工場を視察し、年内にGIGOとジョイント・ベンチャーの契約に一本化することの重要性を確認しました。

日英伊のエンジニアが共同で設計作業を行う現場を視察し、高い士気と熱意を感じたと述べました。

G7国防相会合では、中東、アフリカ、インド太平洋、ウクライナ、防衛準備態勢に関する議論が行われました。

特に、法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋へのコミットメントの確認、ウクライナへの揺るぎない支持、強靭なサプライチェーンの確保などの議論がなされました。

会合の機会を利用して、日米防衛相会談では、反撃能力の効果的運用、指揮・統制枠組の向上、南西における日米共同プレゼンスの拡大、防衛産業協力の強化で合意し、日米同盟の抑止力・対処力強化を確認しました。

また、日伊・日独防衛相会談では、防衛協力・交流に関する意見交換を行い、法の支配に基づく国際秩序維持・強化で連携を確認。

日伊間では、物品役務相互提供協定(ACSA)の実質合意を歓迎しました。

日英伊防衛相会合では、次期戦闘機共同開発計画(GCAP)を推進する国際機関GIGOとジョイント・ベンチャーの設立に向けて議論が進展し、来年中の始動に道筋がついたことを確認しました。

なるほど、国際的な防衛協力の重要性がよくわかりました。特にGCAPのような共同開発は、技術的なリスクを分散し、相互運用性を高める上で非常に有効ですね。関係各国の連携が重要になってきますね。

次期戦闘機共同開発(GCAP)の進捗と今後の展望

GCAP、2035年の初号機配備は実現可能?

官民連携で進捗確認、統合契約も議論!

次期戦闘機共同開発(GCAP)の進捗状況と今後の展望について、詳細に見ていきましょう。

日英伊が次期戦闘機を共同開発 管理機関のトップは岡・元防衛審議官

公開日:2025/07/08

✅ 日本、英国、イタリアが共同開発する次期戦闘機の共同開発を管理する国際機関「GIGO」が英南部に開設され、岡真臣・元防衛審議官が初代トップに就任。

✅ 次期戦闘機の共同開発計画「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」にはサウジアラビアの資金提供による参画も検討されており、パートナーシップ拡大の可能性については3カ国の合意が必須。

✅ 次期戦闘機の設計・開発を担う日英伊3社による合弁会社「エッジウィング」も設立され、三菱重工業などが出資する「日本航空機産業振興株式会社(JAIEC)」、英BAEシステムズ、伊レオナルドが出資。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250708/k00/00m/030/002000c

GCAPの進捗、そして国際機関GIGOとジョイント・ベンチャーの設立という話、とても興味深いですね。

2035年の初号機配備に向けて、官民一体で取り組んでいるのがわかります。

GCAPに関しては、日英防衛相会談で、3か国の官民が緊密に連携し、進捗を確認しながらGCAPを力強く推進していくことが確認されました。

2035年の初号機配備に向け、GIGO・JV間の統合契約締結に向けた今後の方向性について議論が行われ、開発作業全体の効率化に不可欠であると認識されました。

GIGOの事務所も視察し、初代トップの岡首席行政官と意見交換を行いました。

GIGOとジョイント・ベンチャーの設立に向けて議論が進展し、来年中の始動に道筋がついたことも確認されました。

GCAPですか!なんかカッコイイ名前ですね!将来の戦闘機が楽しみやなあ。日英伊の技術が集結して、どんなスゴイ機体ができるんやろか? 2035年って、結構すぐやん!

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日英防衛連携強化!中谷大臣「自由で開かれたインド太平洋」へ。F-35B新田原基地配備へ。G7での議論や北朝鮮対応も。空自初等練習機選定も発表。