日銀とトランプ関税、金融政策はどうなる?2024年~2025年の金融動向予測?日銀、トランプ関税、金融政策の行方
日銀はトランプ関税の影響で利上げを慎重に見極め。7月会合までの利上げ見送りの可能性を示唆しつつ、物価上昇と賃上げの好循環を目指す。米国の関税政策や国内の政治情勢など、不確実性要因を注視し、柔軟な政策運営を模索。利上げ再開の可能性も示唆し、今後の経済状況に応じた対応が注目される。
💡 日銀は、トランプ関税による世界経済への影響を注視し、金融政策を慎重に検討している。
💡 2024年〜2025年にかけて、日米の金融政策は、トランプ関税や日本の政局の動向に左右される可能性がある。
💡 日銀は、2%の物価上昇目標達成に向けて、世界経済と国内経済のバランスを見ながら、柔軟な政策運営を目指す。
本日は、2024年~2025年の金融政策、特に日銀とトランプ関税の影響について解説します。
それでは、まずこの記事で分かることの要点から見ていきましょう。
不確実性の中の金融政策:2024年春の視点
日銀、追加利上げを見送り?トランプ関税の影響は?
7月まで利上げ見送り、トランプ関税を注視。
2024年春、日銀は金融政策を据え置き、トランプ関税の影響を注視。
植田総裁は、賃金と物価の連動性を見極め、慎重な姿勢を示しました。

✅ 日銀は、アメリカの関税政策の影響を見極めるため、政策金利の据え置きを決定しました。
✅ 植田総裁は、関税交渉の合意を評価しつつも、追加の利上げについては、賃金と物価の相互作用が継続するかを見極める必要性を強調し、関税が経済と物価に与える影響を注視する姿勢を示しました。
✅ 日銀は物価上昇率の見通しを上方修正しましたが、植田総裁は、インフレの長期化リスクに注意を払いながらも、物価上昇率の上方修正のみで金融政策を左右するものではないと述べました。
さらに読む ⇒TBS NEWS DIG出典/画像元: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/withbloomberg/2082056?display=1日銀は慎重ながらも、インフレの長期化リスクにも目を向けているという事ですね。
今後の金融政策の舵取りに注目したいと思います。
2024年3月19日の日本銀行(日銀)金融政策決定会合において、植田総裁は概ね中立的な姿勢を示しました。
前回会合後の追加利上げ観測の後退を踏まえ、7月会合までの利上げ見送りの可能性を示唆。
対外公表文では、トランプ関税など各国の通商政策に注目し、海外経済の不確実性を強調しました。
植田総裁は、国内経済・物価は想定通りとしながらも、2%の物価上昇に向けた政策金利の段階的引き上げを改めて示唆する一方で、トランプ関税や米国での景況感悪化を「非常に不確実性が強い」と指摘。
4月2日の関税発表が日本に及ぼす影響を注視し、景気悪化時には利上げを急がない姿勢を示しました。
日銀は、国内ではコメ価格高騰が個人のインフレ期待を押し上げる可能性がある一方、消費意欲を低下させている現状を鑑みて判断は慎重であるとしています。
消費活動指数の下振れについては、インバウンド消費の影響を考慮し、過度な弱気ではないと説明しました。
日銀の慎重な姿勢は、経済の不確実性を考慮した上で正しい判断だと思います。今後の動向を注視する必要がありますね。
トランプ関税の影響と金融市場の動揺
日銀、利上げはいつ?関税合意と政治情勢、どう影響?
早期の利上げは慎重。海外経済も注視。
トランプ関税発表後、市場は動揺しましたが、その影響はまだデータに現れていません。
関税引き上げは景気悪化を招くリスクも。

✅ トランプ大統領による相互関税発表を受け、市場は大きく下落したが、関税の影響はまだデータとして現れておらず、市場は影響の深刻さを織り込みきれていない。
✅ 相互関税は、全ての国・地域に10%の基本税率をかけた上で、各国の関税率を基に上乗せ税率を設定するというもので、その税率は非常に高い水準に設定されている。
✅ 関税引き上げは、輸入物価の上昇を通じて消費者物価の上昇を招き、景気悪化につながる可能性があり、米国の実質GDPを押し下げ、スタグフレーションを引き起こすリスクがある。
さらに読む ⇒トウシル | 楽天証券の投資情報メディア出典/画像元: https://media.rakuten-sec.net/articles/-/48510トランプ関税が日本経済に与える影響は、今後の米国の通商政策や、日本の政治情勢にも左右されるということですね。
日米関税合意を受けて、金融市場では日銀の利上げ時期が前倒しされるとの観測が強まりましたが、筆者は日銀が早期の利上げに慎重な姿勢を維持すると予想しています。
その理由として、第一に、日米関税合意が日本経済に打撃を与える可能性があること。
第二に、米国のトランプ政権が合意内容の履行を巡り、関税率を再び引き上げるリスクがあること。
第三に、米国と他の主要国との間の関税協議の行方次第で、トランプ関税が日本経済に与える影響が変わってくること。
日銀は海外経済への影響も見極める必要があります。
第四に、参院選後の不安定な政治情勢が、日銀の利上げを制約する可能性があること。
これらの要因から、筆者は日米関税合意のみで利上げ時期が大幅に前倒しされる可能性は低いと考えています。
万が一、9月または10月に利上げが実施される場合は、関税が米国経済に与える悪影響や日本の景気後退の兆候が現れる前に、日銀が「上げられるときに上げる」戦略を採用するリスクシナリオとして考慮する必要があります。
ほんま、トランプさん、何しでかすか分からへんからなぁ。利上げ時期も、ほんまどうなるか分からんわ!でも、そこが面白いんやけどな!
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日銀、金融政策の現状維持。米関税の影響を見極めつつ、利上げ再開も視野に。政局や物価上昇も考慮し、柔軟な対応へ。