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スミソニアン協会揺れる?展示内容見直し問題とは?(文化・歴史、トランプ大統領)トランプ氏の介入?揺らぐ博物館の展示

世界最大の博物館組織、スミソニアン協会がトランプ政権の圧力に直面!展示内容の見直しは、歴史の解釈、多様性の表現を巡る激しい議論を呼ぶ。政権は「歴史的に正確な説明」を要求、多様性への焦点を排除しようとする。政府資金依存の中、独立性を守り抜けるか?文化機関への政治介入は、米国の歴史と文化に何をもたらすのか。動向から目が離せない。

📘 この記事で分かる事!

💡 トランプ前大統領の弾劾に関する展示が撤去されたことが発端となり、展示内容への政治的介入が疑われています。

💡 ホワイトハウスは、展示内容の『是正』を求め、120日以内の修正を指示。多様性の排除も示唆。

💡 スミソニアン協会は政府からの独立性を保ちつつ、協力的な姿勢を見せているものの、懸念の声も。

さて、今回はトランプ前大統領によるスミソニアン協会の展示内容見直し問題について、詳しく見ていきましょう。

序章:揺れる文化機関

スミソニアン、トランプ政権下で何があった?展示への影響は?

展示内容が見直され、弾劾プラカードが撤去された。

スミソニアン協会の国立アメリカ歴史博物館で、トランプ大統領に関する展示が一時的に撤去されました。

これは、展示内容の見直しの一環とされています。

米スミソニアン協会、トランプ大統領弾劾に関する展示を一時撤去

✅ スミソニアン協会が運営する国立アメリカ歴史博物館は、トランプ大統領の2度の弾劾に関する記述を、大統領制に関する展示から一時的に撤去した。

✅ 撤去は、展示内容の見直しの一環として行われたもので、いかなる政権や政府関係者からも削除を求められたわけではないと協会は説明している。

✅ 展示は今後数週間以内に更新され、米国の歴史上すべての弾劾手続きを反映する予定で、トランプ氏の大統領令については言及されていない。

さらに読む ⇒ CNN.co.jp出典/画像元: https://www.cnn.co.jp/usa/35236273.html

展示撤去は見直しの一環とのことですが、トランプ氏の弾劾に関する記述が対象となったことに、少し違和感を感じますね。

スミソニアン協会は、21の博物館と国立動物園を運営する世界最大の博物館組織であり、昨年は約1700万人が訪れました

しかし、トランプ政権下で、その展示内容が見直されることになりました。

きっかけは、国立アメリカ歴史博物館がトランプ氏の弾劾に触れたプラカードを展示から一時撤去した件。

この対応に対し、博物館が政権にすり寄ったとの批判が上がりました。

あの、展示撤去って、やっぱり政権側の意向が少なからずあったんちゃいます?博物館側も大変やなぁ。

問題提起:大統領の不満と目的

トランプ氏、スミソニアンを非難!何を目指した?

多様性資料排除、歴史の正確な描写を目指した。

ホワイトハウスは、スミソニアン博物館群の展示内容について、広範な内部審査を開始すると発表しました。

目的は『米国の歴史の真実と健全性の回復』です。

米ホワイトハウス、スミソニアン博物館群の展示を「審査」へ

公開日:2025/08/13

✅ ホワイトハウスは、スミソニアン博物館群の展示内容を巡り、「米国史の真実と健全性の回復」を反映させるため、広範な内部審査を開始する。

✅ 審査対象は8施設に及び、コンテンツ全般、展示構成、収蔵品の使用方法などを詳細に調べる。120日以内に展示内容を「是正」させるとしている。

✅ トランプ前大統領による政治的干渉と見られており、米国歴史博物館での弾劾展示撤去騒動など、スミソニアン協会への懸念が生じている。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250813/k00/00m/030/031000c

トランプ前大統領は、スミソニアン協会を『分断を招く人種中心の思想の影響下にある』と非難していますね。

展示内容にまで踏み込むのは、ちょっと驚きです。

トランプ大統領は、スミソニアン協会を「分断を招く人種中心の思想の影響下にある」と非難し、多様性に焦点を当てた資料の排除を目論見ました。

この背景には、3月に署名した大統領令「不適切なイデオロギー」の排除という動きがあり、展示内容から党派的な表現を排除し、歴史を正確に描くことを目的としています。

ホワイトハウスは、米国の例外主義をたたえ、分断や党派色の強い表現を排除し、文化機関への信頼を回復することを掲げています。

いやー、ホンマ、歴史ってのは、見る角度で全然違ってきますからね。どっちがほんまか、よーわからんようになりますわ!

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