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マティス展「自由なフォルム」?後期作品に秘められた魅力とは?色彩の魔術師、アンリ・マティス 後期作品に焦点を当てた展覧会とは!!?

マティス展「自由なフォルム」?後期作品に秘められた魅力とは?色彩の魔術師、アンリ・マティス 後期作品に焦点を当てた展覧会とは!!?
📘 この記事で分かる事!

💡 20世紀を代表する巨匠、アンリ・マティスの後期作品に焦点を当てた展覧会

💡 マティスの斬新な表現技法である「切り紙絵」の魅力を体感

💡 マティスが生涯をかけて追求した「色彩」の世界に触れることができる

それでは、展覧会の詳細をご紹介していきましょう。

色彩の魔術師、アンリ・マティス 後期作品に焦点を当てた展覧会

マティスといえば、鮮やかな色彩のイメージが強いですが、晩年の作品では、さらにシンプルな表現方法へと変化していくんですね。

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マティスの切り紙絵に焦点を当てた『マティス 自由なフォルム』 大作《花と果実》が初来日、ヴァンスのロザリオ礼拝堂の再現も

✅ 2024年2月14日から5月27日まで、国立新美術館にて開催される「マティス 自由なフォルム」展は、マティスの切り紙絵に焦点を当てた日本初の展覧会です。

✅ 本展ではニース市マティス美術館の全面的な協力のもと、マティスの切り紙絵作品、特に巨大な切り紙絵「花と果実」や「ヴァンスのロザリオ礼拝堂」の再現などが展示されます。

✅ 絵画、彫刻、素描、版画、テキスタイルなど約150点余の作品を通して、マティスの革新的な表現手法である切り紙絵の魅力と、その芸術的影響力を体感できる貴重な機会です。

さらに読む ⇒SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイスSPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス出典/画像元: https://spice.eplus.jp/articles/325749

マティスの切り紙絵は、色と形の組み合わせが本当に美しく、見ていて飽きないですね。

20世紀最大の巨匠の一人、アンリ・マティス。彼の晩年の作品群に焦点を当て、特に「切り紙絵」と「ロザリオ礼拝堂」の再現に力を入れた展覧会が開催されています。フランスの「ニース市マティス美術館」が全面協力し、絵画、彫刻、版画、テキスタイルなど約150点を展示。見どころは、幅8メートルを超える大作「花と果実」や、最晩年に手掛けた「ヴァンスのロザリオ礼拝堂」空間再現などです。

そうですね。晩年のマティスは、色彩の調和を追求した、より抽象的な表現に傾倒していったと言えるでしょう。

わっ、ホンマに!あのマティスが切り絵やってたんや!斬新すぎひん?

切り紙絵って、すごく繊細で美しいですよね。マティスさんが晩年にこんな表現方法を選んだのは、すごく興味深いです。

マティスの半生と芸術の変遷

マティスの半生と芸術の変遷、興味深いですね。

🔖 関連記事の要約!マティス展が東京都美術館で待望のオープン。150点もの作品が見せるマティスの転換点と色彩の歩み
マティス展が東京都美術館で待望のオープン。150点もの作品が見せるマティスの転換点と色彩の歩み

✅ 本展は、ポンピドゥー・センターから150点が集まる、世界最大規模のマティス回顧展。絵画、彫刻、絵本、切り絵など、マティスの芸術の全貌を網羅しており、色彩表現の変遷と技術を観察できる「例外的」な展覧会である。

✅ 展覧会は、初期の自画像から始まり、フォーヴィスムへの移行、第一次世界大戦の影響、窓の表現、彫刻、人物画と室内画など、マティスの芸術の重要な転換点を示す作品が展示されている。特に、窓に関する作品群や彫刻シリーズ「背中I-IV」は、マティスの創造性を深く探求する機会を提供する。

✅ マティスの芸術は、初期の複雑な筆致から、大胆な色彩表現、そしてシンプルな形態へと変化していく。本展は、その変化の過程を追いかけることで、マティスの芸術の深淵に触れることができる。また、彫刻や人物画など、多彩な表現形式を通して、マティスがいかに「色彩への道」を探求してきたのかを知ることができる。

さらに読む ⇒Tokyo Art BeatTokyo Art Beat出典/画像元: https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/henri-matisse-the-path-to-color-report-202304

初期の作品から晩年の作品まで、マティスの芸術の進化が感じられます。

前半では、50代でニースに移住するまでのマティスの半生と作品変遷をたどります。幼い頃から病弱だったマティスが独学で絵を描き始めたきっかけや、パリ国立美術学校での学び、フォーヴィスムを生み出したコリウールでの滞在など、多彩なエピソードを紹介します。油画だけでなく、版画やデッサンも多数展示されています。

マティスは、時代と共に表現手法を変えていったんですね。初期のフォーヴィスムの作品とは、また違った魅力があります。

初期の頃は、ホンマにワイルドな絵描いてるんやなぁ。でも、晩年になると、なんか穏やかな感じになってきたなぁ。

戦争の影響も、マティスの作品に影響を与えていたんですね。興味深いですね。

絵画と彫刻の深い関係性、そしてマティスのアトリエ

マティスのアトリエって、どんな雰囲気だったんでしょうか?

🔖 関連記事の要約!展覧会レポート】国立新美術館「マティス 自由なフォルム」
展覧会レポート】国立新美術館「マティス 自由なフォルム」

✅ 本展では、ニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に、切り紙絵はもちろん絵画、彫刻、版画、テキスタイルなどの作品および資料約150点を展示しています。

✅ マティスは後半生をフランスのニースで過ごし、「切り紙絵」に取り組みました。本展では、彼の創作活動の軌跡を、初期の野獣派時代の作品から、晩年の「切り紙絵」に至るまで、多岐にわたる作品を通して紹介しています。

✅ 会場では、ヴァンスのロザリオ礼拝堂の内部を再現したコーナーがあり、礼拝堂の建築、ステンドグラス、司祭服など、マティスがデザインした様々な要素を実際に見て、体験することができます。

さらに読む ⇒六本木未来会議 -デザインとアートと人をつなぐ街に-六本木未来会議 -デザインとアートと人をつなぐ街に-出典/画像元: https://6mirai.tokyo-midtown.com/blog/202403/22/4345.html

絵画と彫刻、どちらもマティスの芸術にとって重要な要素だったんですね。

後半では、絵画と彫刻の深い関係性、そしてマティスのアトリエの雰囲気を再現した展示が目を引きます。彫刻の連作シリーズや、アトリエで実際に使用されていたインテリアアイテムの数々を展示することで、マティスの創作活動の裏側をのぞき見ることができます。

マティスは、絵画だけでなく、彫刻や版画、テキスタイルなど、様々な分野で才能を発揮していました。まさに芸術家ですね。

アトリエの再現、ホンマにすごいわ!マティスの部屋にタイムスリップしたみたいや。

マティスのアトリエ、見てみたいです。どんな作品が生まれていたのか、想像力を掻き立てられます。

晩年のマティスを象徴する「切り紙絵」

マティスの「切り紙絵」、本当に魅力的です。

🔖 関連記事の要約!20世紀を代表する芸術家・マティス、初期の傑作から晩年にたどり着いた究極の技法「切り紙絵」の傑作が来日 国立新美術館にて「マティス 自由なフォルム」が開幕
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✅ 「マティス 自由なフォルム」展は、ニース市マティス美術館のコレクションを中心に、マティスの晩年の「切り紙絵」や「ヴァンスのロザリオ礼拝堂」を展示する。

✅ 初期からフォーヴィスム時代を含む、マティスの作品群を展示しており、特に「本のある静物画」や「マティス夫人の肖像」は、マティスの初期の挑戦と色彩表現の進化を垣間見れる作品である。

✅ マティスはフォーヴィスムの画家というよりも、色彩の調和を重視した知的でクールな芸術家であり、ロレットの肖像画を通して、色彩の組み合わせを研究し、独自の表現を追求したことがわかる。

さらに読む ⇒JBpress (ジェイビープレス) | リアルな知性で世界に勝つJBpress (ジェイビープレス) | リアルな知性で世界に勝つ出典/画像元: https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/79627

晩年のマティスは、よりシンプルで力強い表現に挑戦したんですね。

本展のハイライトと言える「切り紙絵」のコーナーでは、晩年のマティスが精力的に制作した作品群を、圧倒的なスケールで体感できます。紙を切り貼りするシンプルな行為によって生まれた、鮮やかな色彩と大胆な造形は、まさにマティスの芸術の集大成と言えるでしょう。

「切り紙絵」は、マティスが色彩と形を自由に操る、新たな可能性を見出した表現方法と言えるでしょう。

切り紙絵って、見た目よりも奥が深いんやな。マティス先生、ホンマに天才やわ。

切り紙絵って、すごく斬新な表現方法ですよね。こんな作品を生み出したマティスさん、すごい!

見逃せない展示作品

今回の展覧会では、貴重な作品が数多く展示されているんですね。

🔖 関連記事の要約!プレビュー】「マティス 自由なフォルム」国立新美術館で2月14日から 大作《花と果実》を日本初公開 – 美術展ナビ

公開日:2024/02/06

プレビュー】「マティス 自由なフォルム」国立新美術館で2月14日から 大作《花と果実》を日本初公開 – 美術展ナビ

✅ アンリ・マティスが晩年に到達した「切り紙絵」に焦点を当てた展覧会「マティス 自由なフォルム」が国立新美術館で開催されます。

✅ 本展では、ニース市マティス美術館のメインホールで来場者を迎える切り紙絵の大作《花と果実》が初来日します。

✅ マティスの芸術家人生の集大成である「切り紙絵」の世界が5つのセクションにより紹介され、マティスが「私の最初の絵画」と称した《本のある静物》や、アトリエを主題とした作品、晩年の作品などが展示されます。

さらに読む ⇒美術展ナビ美術展ナビ出典/画像元: https://artexhibition.jp/topics/news/20240131-AEJ1750549/

マティスの作品を通して、彼の芸術の深淵に触れることができる貴重な機会ですね。

特に注目すべきは、ニース市マティス美術館が所蔵する切り紙絵の代表作である《ブルー・ヌードⅣ》と、本展のためにフランスから修復されて日本初公開される大作《花と果実》です。さらに、マティスが最晩年に建設に取り組んだヴァンスのロザリオ礼拝堂にも着目し、建築から室内装飾、祭服に至るまで、マティスの芸術を紹介いたします。

「ブルー・ヌードⅣ」や「花と果実」など、代表作が一同に集結した、まさに夢のような展覧会ですね。

あの「花と果実」って、ホンマにでかかったなぁ!写真で見るのと全然ちがったわ。

ヴァンスのロザリオ礼拝堂、行ってみたいです。マティスの作品がどのように空間と調和しているのか、見てみたいです。

今回の展覧会は、マティスの晩年の作品に焦点を当て、彼の芸術の深淵に触れることができる貴重な機会と言えるでしょう。

🚩 結論!

💡 マティスの後期作品の魅力を深く理解できる展覧会

💡 「切り紙絵」という新しい表現技法の誕生とその魅力

💡 マティスの芸術家人生における、色彩の探求と表現の進化