自民党派閥の裏金問題?とは!?
💡 自民党の複数の派閥で、政治資金パーティー収入の一部が政治資金収支報告書に記載されていない疑いが浮上している。
💡 疑惑の発覚は、しんぶん赤旗の報道と神戸学院大の上脇博之教授の告発がきっかけだった。
💡 東京地検特捜部は捜査を開始し、事件の背景には派閥による議員へのパーティー券販売ノルマの存在が浮上している。
それでは、詳しく見ていきましょう。
疑惑の発覚と背景
大変な事件ですね。日本の政治に大きな影響を与える可能性もあります。
✅ 「しんぶん赤旗」は、自民党の政治資金パーティーにおける裏金問題をスクープし、政界を揺るがす一大疑獄事件に発展させました。
✅ 「赤旗」のスクープは、自民党の癒着と不正を暴き出し、国会での共産党議員による追及を促すことで、日本の政治を変える力となっています。
✅ 自民党は、「赤旗」のスクープによって、裏金問題に対する違法性を認識し、検察の動き出しを恐れ、問題が大きくなることを懸念していました。
さらに読む ⇒しんぶん赤旗」威力と魅力(1)/日曜版スクープ/「赤旗がなけりゃ裏金裏のまま」/独自の目線・強い追及力出典/画像元: https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2024-03-23/2024032303_01_0.html裏金問題は、政治不信につながる深刻な問題です。真相解明を願うばかりです。
2022年11月、しんぶん赤旗の報道と神戸学院大の上脇博之教授の告発をきっかけに、自民党複数の派閥における政治資金パーティー収入の一部が政治資金収支報告書に記載されていない疑いが浮上しました。東京地検特捜部は捜査を開始しました。この事件の背景には、派閥が所属議員にパーティー券販売ノルマを設け、ノルマ以上の券を売った収入を議員個人に還流させていたという実態があり、この超過分が『裏金』として、政治活動費などに充てられていた疑いが持たれています。
そうですね。この事件は、日本の政治に対する国民の信頼を揺るがす可能性があります。
ほんまに、政治家ってええ加減やなぁ。裏金なんて、アカンやろ!
裏金問題って、よくニュースで見聞きしますが、実際にどうなっているのか、よく分かりませんでした。
岸田首相の謝罪と改革への意欲
岸田首相は、国民への説明責任を果たす必要がありますね。
✅ 岸田派は、2020年分の政治資金収支報告書を訂正し、不記載だったパーティー券収入896万円分のうち、購入者が明らかになったのは1件のみだった。
✅ パーティー券収入の不透明さは、政治資金規正法の20万円以下の購入者を匿名とする規定が原因であり、政治献金に比べて規制が緩いことから、企業や団体からのカネ集めの受け皿として利用される可能性がある。
✅ 岸田派は、訂正の理由を事務処理上のミスと説明しているが、多額の不記載の詳細な原因は不明であり、政治資金の透明性に対する懸念が残る。また、公明党は政治資金の透明性を強化するため、パーティー券の購入者に関する公表基準の引き下げなどを検討している。
さらに読む ⇒東京新聞 TOKYO Web出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/303617謝罪はされたものの、具体的な対策が示されていないのが気になります。
自民党の複数の派閥で政治資金パーティー収入の一部が政治資金収支報告書に記載されていない疑いが発覚したことを受け、岸田文雄首相は、自民党派閥の政治資金問題について、国民に大きな疑念を招き、政治不信を引き起こしていることを謝罪し、政治改革の必要性を訴えました。岸田首相は、派閥が支出した資金を議員個人が受領した例は党で把握されていないこと、還付金などを政治活動費以外に使用した例も把握されていないことなどを説明しました。また、政治資金の収支を明確にするルールを守れなかった原因として、当選回数優先主義や長いものに巻かれる風土、順法意識の欠如、特権意識などを挙げ、コンプライアンス確立に向けた改革を進める必要性を強調しました。さらに、自らの責任として、岸田派の解散を決断し、古い派閥から決別することを表明しました。一方で、野田佳彦元首相からは、政治資金収支報告書に不記載があった議員への処分について、総裁としてのリーダーシップを発揮するよう求められました。岸田首相は、説明責任を果たし、事実の状況を踏まえ、党として処分をはじめとする政治責任を判断していくと述べました。さらに、藤田文武氏(維新)からは、安倍派の裏金づくりがいつから誰の指示で始まったのかについて質問がありました。岸田首相は、はっきりした経緯や日時は確認できていないと答えました。岸田首相は、政治資金規正法の改正、外部監視の強化、デジタル化の推進など、再発防止策を講じることを表明しました。また、自民党のガバナンスについて、聞き取り調査なども幹部が対応していること、今後の法改正においても党の方針を実現していくことを説明しました。
岸田首相は、改革への意欲を示していますが、具体的な行動が求められます。
謝罪だけじゃ、済まへんやろ!具体的な対策を、しっかりやらないと!
政治家の言葉って、難しいですね。
政治資金規正法の問題点と今後の課題
政治資金規正法の改正は、今回の事件を受けて必要不可欠ですね。
✅ 自民党が3度修正した政治資金規正法改正案は、裏金事件を受けて成立したものの、企業・団体献金の禁止など、国民の期待に応える内容には至らなかった。その結果、中部地方の与野党関係者や有権者から、改正案への不満や怒りの声が相次いだ。
✅ 具体的には、改正案がザル法を通り越して底の抜けたバケツのような法案であり、不信感を募らせるという声や、自民党独自の改正案を通すべきだったという意見があった。また、有権者からは10年後の領収書公開は意味がない、透明性を高めるべきだという声が上がった。
✅ ユースクのアンケートでも、改正案を評価しないと答えた人が多く、企業団体献金の禁止がないこと、10年後の領収書公開が先延ばしになっていることなどに対する不満や怒りの声が寄せられた。一方で、歯止めの基準を新たにする姿勢を示したという評価や、廃案になるよりはましという意見もあった。
さらに読む ⇒中日新聞Web出典/画像元: https://www.chunichi.co.jp/article/909653今回の改正案では、抜本的な改革が不足していると感じます。
今回の事件は、政治資金の透明性や政治家の倫理観に関する重大な問題提起であり、政治資金規正法の抜本的な見直しを求める声が高まっています。政治資金規正法は、政治資金の透明性と健全な政治活動のために制定された法律ですが、長年にわたり『ザル法』と批判され、不祥事のたびに改正が重ねられてきました。主な改正のポイントは、企業・団体からの献金の制限、パーティー券購入者の公開基準の引き下げ、資金管理団体への企業・団体献金の禁止などです。しかし、依然として『政策活動費』と呼ばれる資金の規制は不十分で、透明性に欠けるという批判があります。今回の自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件では、派閥がパーティー券販売のノルマ超過分を議員側に還流させ、収支報告書に記載せずに『裏金』にしていた疑いが持たれています。この事件を受け、政治資金の透明性確保や派閥改革を求める声が強まっており、与野党で規正法の改正議論が活発化しています。特に、政策活動費の透明化、派閥への資金の流れの規制、政治資金の使途の明確化などが焦点となる見込みです。
政治資金規正法は、抜本的な見直しが必要です。
ホンマに、ザル法やなぁ。もっと厳しくしないと、アカンやろ!
政治の世界って、複雑で難しいですね。
衆院政治倫理審査会での対応と国民の反応
衆院政治倫理審査会での説明は、国民への説明責任を果たす上で重要です。
公開日:2024/02/28
✅ 岸田首相は、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について、自身も衆院政治倫理審査会に出席し、説明責任を果たすことを表明した。
✅ 現役の首相が政倫審に出席するのは初めてであり、審議は29日と3月1日に全面公開で行われる。
✅ 当初、審議の公開を巡って与野党で意見が対立していたが、岸田首相の出席表明を受け、安倍派幹部らも公開審議を受け入れる意向を示した。
さらに読む ⇒ハフポスト - 日本や世界のニュース、会話を生み出す国際メディア出典/画像元: https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_65dee91ce4b0e4346d5464a2今回の事件では、真相解明が遅れているように感じます。
自民党の政治資金パーティー裏金事件を受け、岸田文雄首相は29日、衆院政治倫理審査会に出席し、国民への謝罪と事件の真相解明に向けた取り組みを表明しました。しかし、裏金作りの経緯や使途など、具体的な説明はなく、野田佳彦元首相などから批判を受けました。首相は、再発防止のため、政治資金規正法の改正を指示したと説明しましたが、具体的な対応策には言及しませんでした。一方、安倍派幹部たちは、事件への関与を否定し、説明責任を果たす姿勢を見せませんでした。市民からは、首相の謝罪と事件への対応に冷ややかな意見が多く、政治不信が深まっている状況です。
政治倫理審査会での審議は、国民の関心を集めています。
政治倫理審査会って、ホンマに効果あるんかな?
政治家の行動は、私たち国民に大きな影響を与えます。
政権運営への影響と今後の不安
この事件は、岸田内閣の政権運営に大きな影響を与える可能性があります。
✅ 自民党の安倍派と二階派で、政治資金収支報告書に記載されていない巨額の資金が還流していた疑惑が浮上し、東京地検特捜部が強制捜査を行いました。
✅ 安倍派ではパーティー収入の一部をキックバックしていたことが判明し、その総額は5年間でおよそ5億円に達するとのことです。二階派でも、収支報告書に記載されていないパーティー収入が1億円を超えているとみられます。
✅ このスキャンダルは岸田内閣の支持率に大きく影響を与え、最新の世論調査では不支持率が79%と過去最低を記録しました。岸田首相は閣僚4人を入れ替えましたが、支持率を回復させる効果はほとんどなかったようです。
さらに読む ⇒ CNN.co.jp出典/画像元: https://www.cnn.co.jp/world/35213057.html支持率の低迷は、国民の政治不信の表れです。
岸田文雄首相は、自民党派閥の政治資金規正法違反事件を巡り、衆院政治倫理審査会に出席し、全面公開で疑惑の解明を図ろうとした。しかし、新たな事実が明らかにならず、疑惑の解明には至らなかった。首相はこれまでにも『率先垂範』でサプライズを演出し、政局の流れを作ろうとしてきたが、今回の行動は党内から疑問視され、効果は限定的だった。特に、派閥解散表明前に支持基盤が弱かったことから、麻生氏や茂木氏ら他の派閥に説得力を持たず、党内世論の醸成にもつながらなかった。結果、岸田首相の行動は支持基盤の弱さを露呈し、むしろ政権運営の不安定化につながった可能性がある。岸田文雄首相は、裏金問題をめぐり党内から批判が集中し、支持率は低迷しています。茂木幹事長は職務を放棄し、森山総務会長は岸田首相の行動に怒りを募らせています。岸田首相は政倫審出席をパフォーマンスとして利用しようとしたことで、自民党執行部との亀裂を深めました。茂木幹事長は仕事をしていないことを指摘され、森山総務会長は岸田首相の突然の行動により、これまでの調整が無駄になったことに激怒しています。自民党内では、岸田首相のリーダーシップに疑問の声が上がり、今後の政権運営は不安定な状況となっています。
政治資金問題は、政権運営の安定性に影響を与える深刻な問題です。
ホンマに、岸田政権、大丈夫なんかな?
政治って、難しいですね。
今回の事件は、政治資金の透明性と政治家の倫理観の重要性を改めて認識させられました。
💡 自民党の複数の派閥で、政治資金パーティー収入の一部が政治資金収支報告書に記載されていない疑いが浮上した。
💡 岸田首相は、謝罪と改革への意欲を示したが、具体的な対策は不明確なままである。
💡 政治資金規正法の抜本的な見直しを求める声が高まっている。