小学生の妊娠・出産問題？深刻化する状況と対策は？日本の性教育の現状とは！？

では、詳しく見ていきましょう。

小学生の妊娠・出産問題とその背景

では、まずは小学生の妊娠・出産問題について、詳しくお話を伺いましょう。

10歳までの「性教育」性暴力や性犯罪に子どもが巻き込まれないために必要な知識とは

✅ 記事は、子どもへの性教育の重要性を訴え、特に10歳までに教えておきたいことを3つのポイントに絞って解説しています。

✅ 1つ目は、同意と境界線についてです。子どもが自分の体に触れられることや、性的行為に関して「NO」と言えるように、自分のからだは自分のものだという意識を持つことが大切だと説明しています。

✅ 2つ目は、プライバシーと安全、SNSとのつきあい方についてです。SNSでの個人情報の扱い方や、ネットいじめなどの危険性について、具体的な事例を交えて解説しています。

さらに読む ⇒講談社コクリコ｜講談社出典/画像元: https://cocreco.kodansha.co.jp/cocreco/general/health/5D5V2

大変深刻な問題ですね。

特に、SNSの影響は大きいのでしょうか？。

近年、小学生の妊娠・出産が社会問題化しています。

その背景には、性教育の不足、ネットツール普及による情報過多、性犯罪の増加などが挙げられます。

特に、SNSなどを通じて大人と繋がりやすく、性行為に及ぶケースも増えているようです。

また、14歳未満の出産率は年々増加しており、未成年による中絶や性病感染も深刻化しています。

小学生の妊娠・出産は、本人だけでなく、周囲にも大きな影響を及ぼすため、適切な性教育の重要性と、性犯罪防止への意識向上が必要不可欠です。

ホンマやなぁ。昔は、そんなことなかったもんなぁ。

日本の性教育の現状と課題

では、日本の性教育の現状について、詳しく教えてください。

本年度から「生命の安全教育」…性交・避妊・中絶を教えなくていいの？ 子どもを性暴力から守れる？

✅ 政府は本年度から「生命の安全教育」を全国の学校で開始。性暴力の被害者・加害者を出さないことを目指し、年齢別にまとめた動画などの教材を活用する。

✅ しかし、具体的な性の知識は扱わず、時間数や内容も現場に委ねられているため、専門家や教育現場からは実効性に疑問の声が上がっている。

✅ 性教育に詳しい専門家や団体は、先進国で主流の「包括的性教育」の導入を求めている。これは、科学的な性の知識に加え、人間関係、ジェンダー平等、多様性などを学ぶ内容で、性暴力予防に効果的であると考えられている。

さらに読む ⇒東京すくすく | 子育て世代がつながる ― 東京新聞出典/画像元: https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/birth/70862/

なるほど。

包括的な性教育の導入が、求められているんですね。

日本の性教育は、世界基準から遅れているとされ、特に性交や避妊に関する話題はタブーとされています。

文部科学省の学習指導要領には、小学5年生では『人の受精に至る過程』を、中学校では『妊娠の経過』を取り扱わない「はどめ規定」が存在し、学校現場での性教育を阻害しています。

2023年夏に行われた世論調査では、88%の人が「はどめ規定」の撤廃を求め、64%の人が包括的性教育の導入を支持しています。

しかし、性教育の内容は学校によって異なり、性交や避妊については触れられないケースが多いです。

学校では、月経や体の成長に関する授業は行われるものの、性交や避妊、中絶などの重要な情報はほとんど教えられていません。

一部の学校では、外部講師を招いて性教育を実施するケースもあるものの、学校側が保護者のクレームを恐れて、踏み込んだ内容を教えることを躊躇するケースも少なくありません。

私も、性教育の授業は少し恥ずかしいです。