柊(ヒイラギ)は、魔除けに効果があるってホント?節分とクリスマス、実は違う柊(ヒイラギ)だったとは!?
💡 柊(ヒイラギ)は、古来より魔除けとして用いられてきました。
💡 節分とクリスマスで飾る柊(ヒイラギ)は、実は異なる植物です。
💡 世界各地で、魔除けとして用いられる植物は様々です。
それでは、第一章、柊(ヒイラギ)の魔除けとしての歴史と特徴について解説して行きます。
柊(ヒイラギ)の魔除けとしての歴史と特徴
それでは、第一章、柊(ヒイラギ)の魔除けとしての歴史と特徴について解説して行きます。
公開日:2017/05/09
✅ 結いのはなでは、節分の定番である豆まきや恵方巻きの他に、邪気除けの柊鰯を模した可愛らしいイラストの節分飾りを販売している。
✅ 本来の柊鰯は臭いが気になるため、結いのはなではイラストで代用し、玄関や水回り、鬼門などに飾ることを推奨している。
✅ 結いのはなは茨城県水戸市姫子に位置する花屋であり、節分飾り以外にも様々な商品を取り扱っている。
さらに読む ⇒結いのはな - 茨城県水戸市の生花・観葉植物・ドライフラワー出典/画像元: https://yuinohana-mito.jp/post-0-5/なるほど、柊(ヒイラギ)は、古来より魔除けとして使われてきたんですね。イラストでも効果があるなんて、素敵ですね。
柊(ヒイラギ)は、モクセイ科モクセイ属の常緑高木で、葉の縁がギザギザしているのが特徴です。原産地は日本や中国で、耐寒性があり丈夫なため、山野に自生する他、公園や庭園の植栽としても人気があります。11月~12月には、キンモクセイの花を白くしたような、芳香のある白い花を咲かせます。柊(ヒイラギ)という名前は、葉の棘が痛むことから「疼ぐ(ひいらぐ)」が転じてついたと言われています。古事記にも登場する柊(ヒイラギ)は、日本では古くから魔除けや厄除けの植物として扱われてきました。尖った葉が邪気を払い、常緑樹であることから生命力の強さが信じられてきました。柊(ヒイラギ)の葉は、魔除けとして、節分の際に玄関に飾られます。鬼門(北東)の方角に飾り、鬼を寄せ付けない効果があるとされています。玄関に飾る場合も、鬼門から入ってくる鬼を防ぐ効果があるとされています。柊(ヒイラギ)の葉のギザギザした形は、鬼や悪い気を寄せ付けない効果があると考えられています。柊(ヒイラギ)以外にも、魔除けに効果があるとされる植物があります。例えば、南天は「難転」として厄除けに、山椒は強い香りが魔除けに、柏は神様を宿すとされ他の魔除け植物の効果を高めるとされています。
ええ、柊(ヒイラギ)は、古来より魔除けとして用いられてきた植物なんですよ。葉の棘が鬼を寄せ付けないとか、常緑樹であることから生命力の強さが信じられてきたとか、様々な言い伝えがありますね。
へぇ~、柊(ヒイラギ)って、あんなトゲトゲしてるんやけど、魔除けになるんや!知らんかったわ!
柊(ヒイラギ)って、節分に飾るんですね。初めて知りました。
西洋における柊(ヒイラギ)のクリスマス文化
それでは、第二章、西洋における柊(ヒイラギ)のクリスマス文化についてお話しましょう。
✅ セイヨウヒイラギは、クリスマスホーリーとも呼ばれる常緑樹で、深緑色の葉と赤い実がクリスマスの雰囲気にピッタリです。ヨーロッパ原産のセイヨウヒイラギは、キリスト教との関わりが深く、キリストの受難を象徴する木として大切にされてきました。葉のトゲはキリストのいばらの冠、赤い実はキリストの血を表すとされ、クリスマスには欠かせない植物となっています。
✅ セイヨウヒイラギの花言葉は、「将来の見通し」「神を信じます」「家族の幸せ」です。実の付き方から冬の寒暖を予測していたことから「将来の見通し」という言葉が生まれ、キリストの血から生えたという伝説から「神を信じます」が、魔よけとして玄関に飾る習慣から「家族の幸せ」が生まれました。
✅ セイヨウヒイラギとヒイラギは、名前が似ていてどちらもトゲのある葉を持ちますが、植物としては別種です。セイヨウヒイラギはモチノキ科、ヒイラギはモクセイ科に属し、開花時期や実の色も異なります。セイヨウヒイラギは春に白い花を咲かせ、初冬に赤い実をつけますが、ヒイラギは初冬に白い花を咲かせ、初夏に黒紫色の実をつけます。セイヨウヒイラギは、栽培難易度が中程度で、風通しの良い日当たりの場所を好みます。
さらに読む ⇒阪急百貨店公式通販 HANKYU FOOD出典/画像元: https://web.hh-online.jp/hankyu-food/blog/lifestyle/detail/002394.htmlセイヨウヒイラギは、クリスマスの飾りとしてよく見かけますね。赤い実がクリスマスの雰囲気にぴったりで、可愛らしいですね。
クリスマスの飾りとして使われる柊(ヒイラギ)は、実際にはセイヨウヒイラギと呼ばれる、モチノキ科の常緑高木です。セイヨウヒイラギは、春に花を咲かせ、初冬に赤い実をつけます。セイヨウヒイラギの英語名は、hollyです。セイヨウヒイラギは、古代ローマの収穫祭Saturnaliaで飾られていたことが起源で、後にクリスマスと融合して教会や家々で用いられるようになったそうです。西洋ではクリスマスに悪魔を寄せ付けないために飾られます。クリスマスのヒイラギは、正式名称「セイヨウヒイラギ」と呼ばれ、常緑樹であることから、農作物の繁栄や永遠の生命の象徴とされ、クリスマスリースに取り入れられました。また、キリスト教では、ヒイラギの葉がキリストの荊冠を象徴すると考えられています。セイヨウヒイラギは、常緑樹として、冬の厳しい環境でも生命力を感じられることから、クリスマスに飾られるようになったと考えられています。
セイヨウヒイラギは、クリスマスの飾りとして使われますが、キリスト教との深い関係があるんですよ。葉のトゲはキリストのいばらの冠、赤い実はキリストの血を表すとされています。
へぇ~、セイヨウヒイラギって、キリスト教と関係あんねんや!知らんかったわ!
セイヨウヒイラギって、クリスマスに飾るものなんですね。赤い実が綺麗ですね。
柊(ヒイラギ)とセイヨウヒイラギの違い
それでは、第三章、柊(ヒイラギ)とセイヨウヒイラギの違いについて説明します。
公開日:2023/11/16
✅ 節分とクリスマスで飾られるヒイラギは、それぞれ異なる植物である。節分に飾られるヒイラギはモクセイ科のヒイラギ、クリスマスに飾られるヒイラギはモチノキ科のセイヨウヒイラギである。
✅ 両者は、葉の形が似ているものの、開花時期や実の色が異なる。ヒイラギは初冬に白い花を咲かせ、初夏に黒紫色の実をつける。セイヨウヒイラギは春に白い花を咲かせ、冬に赤い実をつける。
✅ 冬の時期、白い花が咲いているものはヒイラギ、赤い実がついているものはセイヨウヒイラギと見分けることができる。
さらに読む ⇒ボタニカルライフメディア「LOVEGREEN(ラブグリーン)」出典/画像元: https://lovegreen.net/gardentree/p304028/なるほど、節分とクリスマスで飾る柊(ヒイラギ)は、全く異なる植物だったんですね。勉強になりました。
ヒイラギとセイヨウヒイラギは見た目に似ていますが、葉の付き方が異なり、ヒイラギは対生、セイヨウヒイラギは互生です。また、植物学的には全く異なる種類です。鎌倉英勝寺で紅葉の中にヒイラギの花を見つけたことから、クリスマスの赤い実はセイヨウヒイラギのもので、日本のヒイラギは黒い実が春に色づくことを知りました。節分に飾る柊(ヒイラギ)は、本来の柊(ヒイラギ)を指します。他に、ヒイラギナンテンやヒイラギモクセイなど、名前の中に「ヒイラギ」が含まれる植物がありますが、これらは柊(ヒイラギ)とは別の種類です。
ヒイラギとセイヨウヒイラギは、名前が似ていてどちらもトゲのある葉を持ちますが、植物学的には全く異なる種類です。ヒイラギはモクセイ科、セイヨウヒイラギはモチノキ科に属し、開花時期や実の色も異なります。
へぇ~、ヒイラギとセイヨウヒイラギって、ちゃう植物やったんや!今まで、同じやと思ってたわ!
ヒイラギとセイヨウヒイラギの違いがわかりました。ありがとうございます。
世界における魔除け植物
それでは、第四章、世界における魔除け植物についてお話します。
公開日:2021/08/11
✅ 記事では、ヒイラギとセイヨウヒイラギの2種類のトゲトゲ植物が、古来より魔除けとして使われてきた理由について解説しています。
✅ ヒイラギは日本では鬼を退治する植物として、節分にイワシの頭を刺して戸口に置かれる風習があり、セイヨウヒイラギはキリスト教において悪魔除けとして使われてきました。
✅ 魔除けとして使われる理由には、トゲの形に加えて、冬でも緑の葉を保つ常緑樹である点が挙げられます。常緑樹は、万物が枯れる冬の寒さの中でも緑に輝く姿から、昔の人にとって永遠の命の象徴とされ、大きな力を感じさせていたと考えられます。
さらに読む ⇒婦人公論.jp|芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに!出典/画像元: https://fujinkoron.jp/articles/-/4241?display=full魔除け植物って、世界各地にあるんですね。興味深いです。
セイヨウヒイラギの英語名「Holly」は、葉の形に由来する「ちくりと刺す」ことを意味するヨーロッパ語に共通した語源から来ています。海外では、オリーブの木が魔除けとして用いられています。ヨーロッパでは、玄関にオリーブの木の小枝を飾ると、悪いエネルギーを追い払う効果があるとされています。ヒイラギは、クリスマスを象徴する植物として世界中で親しまれています。特徴的なギザギザの葉と赤い実は、クリスマスリースやケーキのオーナメントとして使われ、冬の寒さの中でも華やかさを添えています。幸福の木やサンスベリアなど、悪い気を浄化する効果のある植物を玄関に置くのもおすすめです。ヒイラギ以外にも、葉にトゲがあるサボテンやアロエ、強いパワーを持つユッカなども魔除け効果が期待できます。
世界各地で、魔除けとして用いられる植物は様々です。例えば、ヨーロッパではオリーブの木が魔除けとして用いられています。
へぇ~、オリーブの木も魔除けになるんや!知らんかったわ!
オリーブの木も魔除けになるんですね。初めて知りました。
柊(ヒイラギ)の魔除け効果
それでは、第五章、柊(ヒイラギ)の魔除け効果について解説します。
公開日:2023/09/15
✅ 柊は、古来より魔除けとして用いられてきた植物で、特に北東(鬼門)や南西(裏鬼門)に配置することで、悪運や邪気を払う効果があるとされています。
✅ 柊の葉の鋭い形状や冬でも緑色を保つ生命力は、魔除けの力を持つと考えられており、玄関への配置も効果的です。
✅ 柊を育てるには、日当たりの良い場所と水はけの良い土壌が重要で、剪定は春と秋の2回が適切です。
さらに読む ⇒令和の生活雑学出典/画像元: https://cafe-crescend.jp/hiiragi.html柊(ヒイラギ)は、魔除け効果があるんですね。玄関に置いてみようかな。
柊(ヒイラギ)は、トゲトゲした葉が特徴で、古来より魔除けの効果があるとされてきました。玄関や鉢植えでも効果があり、特に北東の鬼門や南西の裏鬼門に置くのがおすすめです。また、玄関に置くことで、出入りする場所から悪い気を払う効果も期待できます。
柊は、古来より魔除けとして用いられてきた植物で、特に北東(鬼門)や南西(裏鬼門)に配置することで、悪運や邪気を払う効果があるとされています。
へぇ~、柊(ヒイラギ)は、魔除け効果があるんや!知らんかったわ!
柊(ヒイラギ)は、魔除け効果があるんですね。家に置いてみようかな。
本日は、柊(ヒイラギ)について解説させていただきました。節分やクリスマスなど、様々な場面で私たちに身近な存在である柊(ヒイラギ)ですが、その歴史や文化、そして魔除け効果について、改めて理解することができましたでしょうか。
💡 柊(ヒイラギ)は、古来より魔除けとして用いられてきました。
💡 節分とクリスマスで飾る柊(ヒイラギ)は、実は異なる植物です。
💡 世界各地で、魔除けとして用いられる植物は様々です。