日本学術会議の法人化は本当に必要なのか?政府と学術会議の攻防とは!!?
💡 菅義偉元首相による日本学術会議会員候補6人の任命拒否事件の概要
💡 学術会議の組織見直し議論と政府による改革案
💡 学術会議の法人化容認と今後の展望
それでは、詳しくご紹介しましょう。
任命拒否事件と改革論議の始まり
任命拒否事件は、学術会議の独立性に対する政府の介入を懸念させるものでしたね。
公開日:2021/09/05

✅ 菅義偉首相による日本学術会議会員候補6人の任命拒否は、首相の「説明不足」と「学術軽視」という姿勢を露呈させ、国民からの不信感を招いた。
✅ 元学術会議会長の大西隆名誉教授は、首相の資質の欠如が学術会議の問題を通じて顕在化し、国民の不信感を生み出したと指摘している。
✅ 任命拒否問題は、菅政権の短命につながった要因の一つであり、コロナ対策においても国民の不信感を招き、効果的な対策を阻害したと見られる。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20210905/k00/00m/010/149000c任命拒否事件は、学術会議の独立性への懸念を深め、政府の学術への介入に対する批判が強まりました。
2020年、菅義偉元首相による学術会議会員候補6人の任命拒否事件をきっかけに、学術会議の組織見直し議論が始まりました。
この事件は、政府の学術への介入と、学術会議の独立性に対する懸念を浮き彫りにしました。
政府は、学術会議の組織・運営の問題点を指摘し、改革を求めてきました。
学術会議側は、政府の説明責任を果たしていないとして、政府との対立が深まりました。
そうですね。今回の任命拒否事件は、政府の学術への介入が顕在化した象徴的な出来事だと言えるでしょう。
政府の改革案と学術会議の反応
この問題、今後の学術研究の発展にも影響が大きいですね。
公開日:2024/12/19

✅ 日本学術会議の法人化に向けた内閣府の有識者懇談会は、首相による会員の任命を廃止し、監事を新たに設置するなど、政府の関与を残す案をまとめました。
✅ 報告書案では、学術会議の役割は学会や審議会ではできない影響力のある提言を期待するとして、国の財政支援を継続する一方で、透明性を確保するため選考プロセスに投票や外部からの助言を取り入れる仕組みが必要だとされました。
✅ 監事は首相が任命し、国民への説明責任を果たすために学術会議の運営状況を公開する義務が課せられます。政府は来年の通常国会に関連法案を提出する方針ですが、学術会議側は独立性への懸念を表明しており、今後の議論は引き続き注目されます。
さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASSDL3JMDSDLULBH00GM.html政府の改革案は、学術会議の独立性を損なう可能性も懸念されます。
政府は、学術会議の改革に向け、有識者懇談会を設置し、法人化を含む改革案を検討してきました。
懇談会は、学術会議の法人化に伴い、国への助言権限と財政支援を保障する一方、透明性を高めるために首相任命の評価委員会と監事を設置することを提言しました。
この報告書は、学術会議の独立性に関わる事項を含んでおり、学術会議内部では、首相任命の監事など独立性に影響を与える可能性を懸念する意見も出ています。
ほんまに、学術会議が政府の言いなりになったら、日本の学術研究は終わっちゃうんちゃうかな。
学術会議の法人化容認と懸念点
学術会議も、難しい立場に立たされていますね。

✅ 日本学術会議は、政府の法人化に向けた最終報告書を受け、改革の当事者として政府と協議していくことを表明しました。
✅ 政府の最終報告書では、学術会議の法人化に伴い、国からの財政支援を保証する一方、大臣が任命する評価委員会や監事を設置することが盛り込まれています。
✅ 学術会議は、大臣の任命には懸念を示しつつも、国の財政支援が明記されたことについては評価し、政府との協議に前向きに取り組む姿勢を示しました。
さらに読む ⇒goo ニュース出典/画像元: https://news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-805822.html学術会議は、政府の財政支援を得ながら、独立性を保つ難しい舵取りを迫られています。
学術会議は、臨時総会で政府の有識者懇談会による法人化を含む改革案を議論しました。
光石会長は、独立性が脅かされる可能性など懸念点を指摘しつつも、政府の歩み寄りも評価し、事実上法人化を容認する姿勢を示しました。
しかし、監事設置や評価委員会などの懸念点については、政府との協議で解消を目指すとしています。
政府の法人化案、正直、ちょっと不安よね。
政府の法人化法案提出と今後の協議
政府は、学術会議の意見を無視して、法案提出を決めたんですね。

✅ 日本学術会議は政府の有識者懇談会が示した法人化を含む改革案を議論し、光石会長は、一部懸念点を残しつつも法人化の具体的な姿が示されたことを評価し、事実上容認する姿勢を示しました。
✅ 懇談会は学術会議を国から切り離した法人化を提案しましたが、財務状況の監査や活動評価を行う組織の新設など、学術会議の独立性を脅かす可能性のある案も含まれており、会員からは懸念の声が上がりました。
✅ 光石会長は政府との協議を続け、懸念の解消に向け努力していく姿勢を示しましたが、政府は学術会議の意見に関わらず、来年の通常国会に関連法案を提出する方針を示しています。
さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/articles/07d197dc4f229c420d8bf88a801ad3584fadcf4e政府は、法人化法案を提出する方針ですが、学術会議の独立性をどのように守っていくのかが課題です。
政府は、学術会議の意見に関わらず、法人化に向けた関連法案を来年の通常国会に提出する方針です。
学術会議は、法人化によって独立性が損なわれる懸念があるとして、政府との協議で懸念解消を目指しています。
政府は、法人化の詳細を詰めて、関連法案を来年の通常国会に提出する予定です。
学術会議は、会員選考制度の変更、国費支援の継続、説明責任を果たすための監事設置などを求めています。
やっぱり、政府は学術会議の意見を聞かずに、自分の思うようにしたいだけなんかな?
法人化容認と今後の展望
法人化に向けて、今後の協議はどのように進められていくのでしょうか?。
公開日:2024/04/23

✅ 日本学術会議は、政府が検討している学術会議の法人化案に対し、自律性・独立性の強化につながるとは限らないとして懸念を示す声明を発表した。
✅ 声明では、学術会議は政府に対して批判的な立場を取る必要もあり、その機能を十分に発揮するためには政府からの独立性を徹底的に担保することが重要だと訴えている。
✅ 一方で、政府に対しては安定した十分な財政基盤の保証を求めている。
さらに読む ⇒読売新聞オンライン : ニュース&お得サイト出典/画像元: https://www.yomiuri.co.jp/science/20240423-OYT1T50171/学術会議は、法人化後も独立性を維持し、学術研究の発展に貢献していくことを目指しているようです。
日本学術会議は、政府の方針を受け、法人化を大筋で容認するとの会長談話を発表しました。
機能強化につながることが明確になった一方で、独立性や勧告機能の維持など懸念点は残るとして、今後も政府と協議を継続する方針です。
学術会議は、政府との協議を通じて、法人化による懸念点を解消し、独立性を維持しながら、学術研究の発展に貢献していくことを目指しています。
法人化しても、学術会議がちゃんと機能してくれるといいけどな。
今回の学術会議の法人化問題、今後どのような展開を見せるのか、注目していきましょう。
💡 菅義偉元首相による日本学術会議会員候補6人の任命拒否事件
💡 政府による学術会議の改革案と法人化への動き
💡 学術会議の法人化容認と今後の展望