安藤忠雄が手がけた現代アートギャラリー「ICHION CONTEMPORARY」がオープン!?具体美術協会の向井修二氏の新作インスタレーションとは!!?
安藤忠雄の建築と現代アートが出会う!大阪に誕生した新ギャラリー「ICHIONCONTEMPORARY」で、具体美術協会の革新的な世界を体感!
💡 建築家安藤忠雄氏が設計した現代アートギャラリー「ICHION CONTEMPORARY」が2025年1月13日にオープンしました。
💡 オープニング記念展として、「GUTAIは生きていた」展が開催され、具体美術協会の向井修二氏の新作インスタレーションが展示されています。
💡 本展では、具体美術協会の歴史と影響、そして継続的な存在意義と未来への展望を探ります。
それでは、最初の章に入っていきましょう。
安藤忠雄の建築哲学
安藤忠雄の建築の特徴は何ですか?
コンクリート打ちっ放し
安藤忠雄氏の建築は、シンプルながらも奥行きのある空間を生み出すことで知られていますね。
✅ 安藤忠雄氏の代表作である住吉の長屋は、大阪市住吉区の狭い路地に建つ三軒長屋の真ん中部分に建てられたコンクリート住宅です。 限られた敷地と予算の中で、通風・採光を確保し豊かな空間を生み出すために、無難な便利さを犠牲にした大胆なプランが特徴です。
✅ 住吉の長屋は、四周を壁で囲まれたコンクリートの箱で、生活動線を断ち切る中庭を配置することで、2階寝室からトイレに行く際に手摺のない階段を降りなければならないなど、機能性よりも空間の豊かさを追求した設計となっています。
✅ 安藤氏は自身の幼少期を過ごした下町の三軒長屋での経験から、住まいに対する思いをデフォルメした形で住吉の長屋を設計したと考えられます。 厳しい環境の中で生活を営む施主の存在が、単純な幾何学を収めた四角い箱を豊かな生活を営む「家」として息づかせている点が、この作品の重要なポイントです。
さらに読む ⇒Нет - 大阪建築 -出典/画像元: http://www.hetgallery.com/row-house_sumiyoshi.html限られた空間の中で、光や風を取り込み、豊かな空間を生み出しているところが素晴らしいですね。
安藤忠雄は日本の建築家であり、コンクリート打ちっ放しの建築が特徴です。
代表作として、住吉の長屋、淡路夢舞台、21_21DESIGNSIGHT、大阪府立近つ飛鳥博物館などがあります。
安藤忠雄は、住宅を建築の原点と捉え、打ち放しコンクリートや自然との共生といった要素を通じて、独自の建築スタイルを確立しました。
教会作品では、光や風といった自然を空間の要素として取り込み、シンプルな造形の中に深みのある空間を生み出しています。
都市においては、余白の空間を意図的に創出し、人々の集まる場を形成することに挑戦し、初期の商業建築から近年の大規模プロジェクトまで、個性的な都市建築を展開しています。
1980年代後半からは、自然環境と一体化する建築を追求し、直島でのプロジェクトでは、自然とアート、そして場所の風土との対話を重ねて、新たなアートの聖地を創造しました。
歴史的建物の再生においても、単に保存するのではなく、新旧のバランスを重視し、歴史と現代が共存する空間を生み出すことを目指しています。
これらの建築活動に加え、安藤忠雄は社会活動にも積極的に取り組み、建築を通して地域や環境の再生にも貢献しています。
その壮大な構想と行動力は、建築の枠を超え、新たな可能性を拓き続けています。
安藤さんの建築は、機能性と美しさを兼ね備え、そこに暮らす人々の心を豊かにすると感じますね。
安藤忠雄の代表作品
安藤忠雄の建築の特徴は?
機能性と美しさ
安藤忠雄氏は、光や風といった自然を空間の要素として取り込み、シンプルな造形の中に深みのある空間を生み出しています。
公開日:2022/02/15
✅ 安藤忠雄の代表作である「光の教会」は、厳しい予算の中で、安藤の建築に対する強い信念とこだわりによって完成した教会建築です。コンクリートの直方体に十字架のスリットを開け、光が差し込む空間は、従来の教会建築の概念を覆すものでした。
✅ 建設費を抑えるため、建設会社は十字架のスリットを小さくする提案をしたが、安藤は光の十字架こそ建築の核であると考え、譲りませんでした。しかし、正面の十字架にガラスを入れることについては、教会からの強い要望を受け入れました。
✅ 安藤は、光の教会をより多くの人に体験してもらうため、東京の国立新美術館で実寸大の模型を展示しました。展示された光の教会は、ガラスのない十字架のスリットから光が差し込み、安藤の建築哲学を感じられる空間となっています。
さらに読む ⇒#casa出典/画像元: https://hash-casa.com/2018/01/15/ibarakikasugaokachurch/光の教会は、安藤氏の建築哲学が如実に表れていると感じます。
安藤忠雄の作品は、機能性と美しさを兼ね備えた、空間や光を巧みに利用した建築として高く評価されています。
住吉の長屋は安藤忠雄の初期の代表的住宅建築で、中庭から光を取り入れるため外観には窓がありません。
21_21DESIGNSIGHTは東京ミッドタウン内にあるデザイン専門施設で、日本の建築技術を最大限に追求したデザインが特徴です。
大阪府立近つ飛鳥博物館は古墳をイメージして造られた建物で、屋上まで続く長い階段が特徴です。
安藤忠雄が自身の代表作として挙げるこの作品は、黄泉の塔がそびえる階段状の建物で、周囲を一望できます。
光の教会(茨木春日丘教会)は、コンクリート打ちっぱなしに十字架の美しい光が特徴の教会です。
安藤忠雄氏の代表作の一つで、資金が厳しい中の設計だったようです。
住吉の長屋は、安藤忠雄の初期の代表的住宅建築です。
狭小住宅ながら、中庭から光を取り入れることで豊かな空間を実現しています。
安藤氏の建築の特徴であるコンクリート打ちっぱなしとミニマルなデザインが際立っています。
その他にも、住友生命大阪本社ビル、大阪市中央公会堂など、大阪には安藤忠雄氏の設計による様々な建築物が存在します。
これらの建築物は、現代建築の新しい可能性を示すだけでなく、大阪の街並みを個性的に彩っています。
安藤さんの建築は、コンクリート打ちっぱなしの素材感と光の使い方で、独特の世界観を表現していますよね。
安藤忠雄による新たな現代アートギャラリー
大阪に新たな現代アートギャラリーがオープン!どんな特徴がある?
安藤忠雄設計、世界と繋ぐ拠点
安藤忠雄氏が設計した現代アートギャラリーのオープン、これは見逃せませんね。
✅ 「ICHION CONTEMPORARY」は、安藤忠雄氏が設計した現代アートギャラリーで、2025年1月13日に大阪・東梅田にオープンします。
✅ オープニング記念展として、具体美術協会の作家に焦点を当てた「GUTAIは生きていた」を開催し、向井修二氏が安藤氏の建築に着想を得たインスタレーションを展示します。
✅ 本展では、GUTAIの過去と現在が交錯する空間を通して、具体美術協会の歴史と影響、そして継続的な存在意義と未来への展望を探ります。
さらに読む ⇒愛媛新聞ONLINE出典/画像元: https://www.ehime-np.co.jp/article/prtimes40781安藤氏の建築と具体美術という組み合わせが、どんな空間を生み出すか、今から楽しみです。
大阪の東梅田に、安藤忠雄建築研究所が設計した新たな現代アートギャラリー「ICHIONCONTEMPORARY」がオープンしました。
1月13日より3月29日まで、「GUTAIは生きていた」展が開催され、具体美術協会に所属した向井修二の新作インスタレーションが展示されます。
ICHIONCONTEMPORARYは、大阪を拠点にアジアと世界をつなぐ文化交流の拠点を目指しており、日本の前衛芸術、特に大阪・関西のアーティストに注目することで世界的な評価向上を後押しします。
また、国内外の美術館やギャラリーとの連携による「アートの交換留学」や若手アーティストの支援にも力を入れていきます。
オーナーが文化交流の発信拠点として世界へ美を伝播させたいという想いから、安藤忠雄が設計を担当。
幅4メートルの限られた立地での挑戦は、安藤の「不可能を可能にする」という理念を体現している。
安藤さんの建築は、いつも斬新で挑戦的なものばかりですね。
「GUTAIは生きていた」展
「GUTAIは生きていた」展で再解釈されるのは?
具体の美術史的意義
具体美術協会は、戦後日本の美術界に大きな影響を与えた革新的な美術運動ですね。
公開日:2023/02/26
✅ 本展覧会は、1954年に結成された「具体美術協会(具体)」の歩みを、「分化」と「統合」という視点から考察する試みです。
✅ 大阪中之島美術館では、具体の制作からいくつかの要素を抽出し、個々の制作のありようを詳細に検証することで、具体の多様性と表現の独自性を明らかにし、具体というグループの本質に迫ります。
✅ 一方、国立国際美術館では、具体を「統合」し、集団全体の、うねりを伴う模索の軌跡を追うことで、具体が目指した「人間精神と物質とが対立したまま、握手」している状態を浮き彫りにします。
さらに読む ⇒大阪中之島美術館出典/画像元: https://nakka-art.jp/exhibition-post/gutai-2022/具体美術協会の過去と現在、そして未来を繋ぐ展覧会、とても興味深いですね。
「GUTAIは生きていた」展は、戦後日本の革新的な美術運動「具体」に焦点を当て、その東アジアにおける美術史的な重要性や独自性を再解釈します。
向井修二の新作インスタレーションに加え、具体美術協会の創設者である吉原治良や白髪一雄などの代表的な作家の作品も展示されます。
向井は「建築は凍れる音楽である」という言葉からインスピレーションを受け、安藤忠雄建築研究所が手がけた展示空間と共鳴する新作インスタレーションを制作しました。
1月11日のオープニングセレモニーでは、国際的に活躍するヴァイオリニスト・廣津留すみれによる特別演奏が行われます。
具体美術協会の活動は、現代美術の基礎を築いたと言えるでしょう。
GUTAIの過去と現在、そして未来を繋ぐ展覧会
ICHIONCONTEMPORARYの開館記念展で何が展示される?
GUTAI関連作品と新作インスタレーション
現代アートギャラリー「ICHION CONTEMPORARY」のオープンは、大阪の文化シーンをさらに盛り上げるでしょう。
公開日:2024/12/31
✅ 大阪を拠点とした現代アートギャラリー「ICHION CONTEMPORARY」が2025年1月13日にグランドオープンし、オープン記念展覧会として「GUTAIは生きていた」展が開催される。
✅ 安藤忠雄建築研究所が設計した建物は、打ち放しコンクリートを使用した地下1階~地上5階までの6層構造で、大阪を起点とした国際的な文化対話を推進することを目指している。
✅ オープン記念展覧会では、具体美術の第二世代である向井修二氏のインスタレーション作品を中心に、GUTAIの代表作家たちの作品も展示される。また、オープニングセレモニーではヴァイオリニスト・廣津留すみれ氏による特別演奏が行われる。
さらに読む ⇒michill byGMO(ミチル)出典/画像元: https://michill.jp/enjoy/a211425安藤忠雄氏の建築と具体美術の組み合わせ、これは見逃せない展覧会ですね。
ICHIONCONTEMPORARYは2025年1月13日(月)〜3月29日(土)に、開館記念展として「GUTAIは生きていた」展を開催します。
本展では、具体美術協会の会員である向井修二による新作インスタレーションとコレクション作品を展示し、向井氏の視点からGUTAIの追憶に浸り、美術史における立ち位置を再考し、現代における価値と未来への展望を探求します。
また、安藤忠雄建築研究所の展示空間と共鳴するインスタレーションを制作し、建築とアートが響き合う空間で、新しい年の幕開けにふさわしい特別なひとときを提供します。
さらに、吉原治良が1970年の万博で展示した大作や、白髪一雄をはじめとするGUTAIの代表作家達の作品も併せて展示されます。
会期中は、向井修二氏による新作インスタレーション、安藤忠雄建築研究所とのコラボレーションによる展示空間、そしてGUTAIの代表作家達の作品を鑑賞できます。
本展は、具体美術協会の過去と現在、そして未来を繋ぐ、貴重な機会となるでしょう。
安藤さんの建築と具体美術、これはホンマにエエ組み合わせやな!
安藤忠雄氏が設計した現代アートギャラリー「ICHION CONTEMPORARY」は、大阪の文化交流拠点として、今後ますます注目を集めるでしょう。
💡 安藤忠雄氏が設計した新たな現代アートギャラリー「ICHION CONTEMPORARY」がオープンしました。
💡 オープニング記念展では、具体美術協会の向井修二氏の新作インスタレーションが展示されています。
💡 本展では、具体美術協会の歴史と影響、そして継続的な存在意義と未来への展望を探ります。