小池百合子都政 8年『7つのゼロ』は実現したのか？「7つのゼロ」とは！？
💡 小池百合子都知事の「7つのゼロ」の現状と課題
💡 都民ファーストの会による国政進出の動き
💡 都議選を前に激化する小池知事と自民党の対立
それでは、最初のテーマに進みましょう。
「7つのゼロ」の現状と今後の課題
小池都知事の公約、なかなか難しいんですね。
✅ 小池百合子東京都知事は2016年の都知事選で「７つのゼロ」を公約に掲げ、待機児童、介護離職、残業、都道電柱、満員電車、多摩格差、ペット殺処分など、様々な課題の解消を目指しました。
✅ 公約のうち、ペット殺処分ゼロは目標より早く実現したものの、待機児童ゼロや残業ゼロなどは依然として道半ばです。満員電車ゼロはコロナ禍による外出自粛で一時的に達成されましたが、今後の継続が課題です。
✅ 小池知事は2040年代の東京の姿として、公約で掲げた課題が解決されている未来を描く長期戦略を策定しました。しかし、野党からは具体的な目標や進捗状況が不明確だと指摘されています。
さらに読む ⇒
小池氏４年前公約「７つのゼロ」大半未達成 都知事選あと２カ月：東京新聞 TOKYO Web出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/16950具体的な目標達成状況が示されていないのは、少し不安ですね。
2016年の東京都知事選で小池百合子氏は「7つのゼロ」を公約に掲げました。これは、都道電柱ゼロ、多摩格差ゼロ、待機児童ゼロ、介護離職ゼロ、残業ゼロ、満員電車ゼロ、ペット殺処分ゼロの7つの目標です。2023年現在までに達成されたのはペット殺処分ゼロのみです。東京都は2018年度に動物の殺処分数が初めてゼロになりました。ただし、都が定義する殺処分には、苦痛からの解放が必要な動物など、致死処分としてカウントされないケースが含まれるため、殺処分数ゼロは完全なものではありません。他の6つの目標は、達成されていない、あるいは達成の基準が不明なため、判断が困難な状態です。都道電柱ゼロは、目標達成には費用と時間がかかることから、2040年代を目標としています。多摩格差ゼロは、具体的な施策が不明瞭で、その達成度合いは不明です。待機児童ゼロは、2016年以降、待機児童数は減少したものの、依然として課題が残っています。介護離職ゼロ、残業ゼロ、満員電車ゼロは、都の施策と直接的な関連性が薄く、達成度合いは不明です。小池知事は、2020年に掲げた「東京大改革2.0」では、7つのゼロについて明確な目標設定や達成状況を示していません。2024年の東京都知事選において、小池知事は3選を目指しています。7つのゼロの達成状況は、選挙戦における争点の一つとなる可能性があります。
そうですね、目標達成には様々な要因が複雑に絡み合ってきますので、一概に評価することは難しいですね。
なるほど～、つまりは、選挙で言ったことは全部できひんってことですわな。
難しい問題ですね。でも、都民ファーストの会の政策がどうなるのか、気になります。
都民ファーストの会による国政進出
国政進出となると、都政とはまた違った課題が出てくるでしょうね。
公開日:2021/11/02
✅ 都民ファーストの会が、国政進出を目指し新党「ファーストの会」を設立することを発表しました。
✅ 新党の代表は荒木千陽都議が務め、次期衆院選では東京の小選挙区を中心に候補者を擁立する予定です。
✅ 設立の背景には、都民ファーストの会が都政で積み重ねてきた実績や政策提案が、なかなか国政に反映されない現状に対する強い危機感があるとしています。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20211003/k00/00m/010/085000c都民ファーストの会が国政でもどのような存在感を示すのか、注目ですね。
小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党｢都民ファーストの会｣が、国政進出を目指し、新党｢ファーストの会｣を設立しました。代表に荒木千陽都議が就任し、保守中道を掲げるとしています。新党は、国民の暮らしや健康を守ることを重視し、具体的な政策は後日発表される予定です。小池知事は現時点で関与を否定しているものの、荒木氏は連携を期待していることを示唆しており、今後の関係が注目されます。立候補者については調整中ですが、東京25選挙区すべてでの候補者擁立を目指しています。現職都議の鞍替えも否定されていません。都民ファーストの会は、2017年の都議選で圧勝し、小池知事は国政進出を企図し、希望の党を結成しましたが、民進党との合流は失敗に終わりました。今回の国政進出は、小池知事と都民ファーストの会が再び連携するのか、注目が集まっています。他党との連携については、荒木氏は否定しませんでした。新党がどのような政策を掲げ、国政で存在感を示せるのか、今後の展開が注目されます。
都民ファーストの会が国政進出するとなると、今後の政局に大きな影響を与える可能性がありますね。
国政進出かぁ、小池さん、やっぱり政治家やから、天下取りたいんやろなぁ。
都民ファーストの会の政策、国政でも実現できるといいなと思います。
都議選を前に激化する小池知事と自民党の対立
都議選は、小池知事の政策に対する都民の評価が問われる選挙になりますね。
✅ 2017年の東京都議選では、小池百合子知事が率いる「都民ファーストの会」が49議席を獲得し圧勝、自民党は過去最低の23議席にまで落ち込み惨敗しました。
✅ 小池知事の地域政党「都民ファーストの会」は、自民党や公明党など知事支持勢力と合わせ過半数を大きく超える79議席を獲得し、都議会で大きな影響力を持つことになりました。
✅ 今回の東京都議選の結果は、安倍政権に大きな打撃を与え、今後の政局に大きな影響を与えると予想されています。また、自民党は党内での異論が噴出する可能性があり、憲法改正案の提出も危ぶまれています。
さらに読む ⇒時事ドットコム：時事通信社が運営するニュースサイト出典/画像元: https://www.jiji.com/jc/v2?id=201706tosei_17小池知事と自民党の対立は、都議選の結果に大きく影響すると思います。
東京都議選を前に、小池百合子知事率いる「都民ファーストの会」と、都議会自民党との対立が激化しています。都民ファーストは、小池知事の「東京大改革」を議会から推進し、都民に寄り添った政治を目指すと主張しています。一方、自民党は「烏合の衆」と批判し、都民ファーストは「決められない知事」と小池知事を批判しています。都民ファーストは、都議会自民党の「村社会」と「忖度政治」を批判し、議会の情報公開を優先課題として掲げ、理事会削減や議会のネット中継、記者クラブ以外のメディアへのアクセス拡大などを目指しています。一方、自民党は、都民ファーストは「小池人気にあやかる候補者たちの集まり」と見なし、「決められない知事」と小池知事を批判し、これまでの都議会自民党の政治を正当化しています。今回の都議選は、小池知事の「東京大改革」の行く末を占う重要な選挙と言えます。
都議選は、小池知事の政策の実績だけでなく、今後の都政の方向性も問われる重要な選挙になるでしょう。
都議選、どうなるんやろか？小池さん、自民党と真っ向勝負やから、アカンかったら辞任するんちゃうかな？
都議選の結果によって、東京都の未来が変わってくると思うので、注目しています。
「7つのゼロ」と「東京大改革2.0」の現状
小池都知事は公約を実行するよりも、新しい政策を次々と打ち出している印象がありますね。
✅ 小池百合子東京都知事は、2017年の都知事選で掲げた「築地市場は守る」「市場機能は確保する」という公約を破り、築地市場の跡地再開発に市場の再整備は盛り込まれなかった。
✅ 小池都知事は、都民の声を無視する姿勢が目立ち、都立・公社病院の独立行政法人化や羽田空港の新ルート運用など、多くの住民が反対する政策を推進している。
✅ 小池都知事は、情報公開を掲げながらも、築地市場の豊洲移転やカジノ誘致に関する情報開示をほとんど黒塗りで行うなど、都政の透明化は実現していない。また、「７つのゼロ」など、公約の多くは達成されていない。
さらに読む ⇒小池都知事 公約どうなった？/「７つのゼロ」苦しい言い訳出典/画像元: https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-06-28/2020062804_01_1.html「7つのゼロ」や「東京大改革2.0」は、確かに実現した部分もありますが、課題も残っているように感じます。
2016年の東京都知事選で小池百合子氏が掲げた「7つのゼロ」は、8年後の現在、達成されたもの、悪化したもの、評価が難しいものが混在しています。待機児童はほぼゼロに近づき、ペット殺処分もゼロを維持しています。一方、介護離職は倍増し、満員電車の混雑も改善されたとは言えない状況です。多摩格差は指標がなく、評価は難しいです。2019年の都知事選で掲げられた「東京大改革2.0」は、新型コロナ対策や子育て世代の経済支援など、多くの項目が実現しました。しかし、島しょ観光の振興や禁煙治療など、目標設定があいまいな項目も存在します。小池氏は「7つのゼロ」や「東京大改革2.0」はほぼ達成したと主張する一方で、都議会からは批判の声も上がっています。
小池都知事は、常に新しい政策を打ち出すことで注目を集めようとする傾向があるように思います。
小池さんって、口だけやない？約束したことは、全然守ってへんやん。
小池知事の政策は、賛否両論あると思いますが、東京都の未来にとって重要なものだと思います。
都民ファーストの会：現状と今後の展望
都民ファーストの会は、今後どのような方向性で進むのでしょうか。
公開日:2022/10/31
✅ 東京都知事の小池百合子が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は、11月1日に代表選が告示される。
✅ 都民ファは2017年の都議選で最大会派に躍進したが、その後は議員の減少傾向が続き、国政進出も失敗している。
✅ 新代表選出が、都民ファの浮上のきっかけとなるか注目される。
さらに読む ⇒朝日新聞デジタル：朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASQBZ5K53QBXOXIE00M.html都民ファーストの会の代表選は、今後の都政に大きな影響を与える可能性があります。
都民ファーストの会は、2016年に小池百合子氏が設立した東京都を拠点とする地域政党です。都民の声を基にした改革を掲げ、都議会の体質改革、利権の一掃、待機児童対策の強化など、様々な政策に取り組んでいます。2017年の都議選では自民党を上回る議席数を獲得しましたが、その後は議席数を減らし、近年は党内改革を求める声も上がっています。現在の重点政策は、新型コロナウイルス感染症対策、子どもを守るための条例案、環境問題への取り組みなどです。2024年の東京都知事選挙を控え、小池百合子氏の再選を目指した活動が活発化しており、今後の東京都の政治に大きな影響を与えることが期待されています。
都民ファーストの会は、今後の都政において重要な役割を果たす可能性を秘めています。
都民ファーストの会、もうちょっと頑張ってほしいわ。国政でも活躍してほしいなぁ。
都民ファーストの会の代表選の結果が、今後の東京都の政治にどう影響するのか、注目しています。
小池都政は、課題も多く残っていますが、これからも都民の期待に応えられるよう、頑張ってほしいですね。
💡 小池百合子都知事は「7つのゼロ」などの公約を掲げ、都政改革を進めてきた。
💡 都民ファーストの会は、国政進出を目指して新党を設立した。
💡 都議選を前に、小池知事と自民党の対立が激化している。
