稲田朋美氏 論客から政治家へ その歩みと発言は?論客としての軌跡とは!?
💡 稲田朋美氏は、弁護士や主婦時代に雑誌「正論」の読者投稿欄に投稿を始め、論客としての活動を本格化させました。
💡 南京大虐殺や百人斬り裁判、靖国神社参拝、朝日新聞批判など、幅広いテーマで論客として発言してきました。
💡 近年は、性的少数者に対する「理解増進」法案の修正協議や、防衛大臣辞任による挫折経験から、自身の過去の言動について反省を表明するなど、変化が見られます。
それでは、稲田朋美氏の論客としての始まりから、政治家としての発言、そして現在に至るまでの軌跡を詳しく見ていきましょう。
論客としての始まりと活躍
稲田朋美氏が論客として活躍していた時代は、まさに保守系論壇が活発だった時代ですね。
✅ 稲田朋美氏は、弁護士や主婦時代に「正論」の読者投稿欄に投稿を始め、その中の夫婦別姓反対に関する投稿が弁護士の高池勝彦氏の目に留まり、南京大虐殺関係の裁判に誘われ、論客としての活動を本格化させました。
✅ 稲田氏は「正論」や「諸君!」などの雑誌で、主に南京大虐殺や百人斬り裁判に関する記事を執筆し、その後は首相の靖国神社参拝、朝日新聞批判、教育、国籍法、安全保障政策など、幅広いテーマについて論客として発言するようになりました。
✅ 稲田氏は安倍晋三氏と同様に、多くの政治家や保守系文化人と対談を重ね、政治家であると共に「正論」界隈の論客として読者にアピールしていきました。
さらに読む ⇒現代ビジネス | 講談社 @gendai_biz出典/画像元: https://gendai.media/articles/-/52947?page=3稲田朋美氏にとって、雑誌『正論』や『諸君!』は、自身の論を展開し、世間に訴えるための重要な舞台だったのでしょう。
稲田朋美氏は、弁護士の高池勝彦氏に見出され、南京大虐殺関係の裁判に関わったことをきっかけに論客としての活動を本格化させました。
雑誌『諸君!』でデビュー後、『正論』で南京大虐殺や『百人斬り裁判』関連の記事を中心に執筆し、その後は首相の靖国神社参拝や朝日新聞批判など、幅広いテーマで論客として発言するようになりました。
特に雑誌『WiLL』では、菅総理への代表質問が全文掲載されるなど、積極的に論陣を張っていました。
安倍晋三氏と同様に様々な政治家や保守系文化人との対談記事が掲載されるなど、『正論』界隈の論客として活躍し、読者にアピールしていました。
そうそう!あの頃は、稲田さん、ホンマにメディアでよく見ましたわ。
南京事件に関する発言と論争
南京事件という重いテーマを扱っているだけに、この裁判の意義は非常に大きいと思います。
✅ 本書は、南京での「百人斬り」競争の捏造記事で処刑された将校の遺族が名誉回復を訴えた裁判を描いたノンフィクション作品です。
✅ 著者は弁護士として遺族の代理人を務め、裁判を通して新聞社の無責任な報道や司法の不可解な審理を浮き彫りにし、南京事件に関する真実と歴史認識を問い直しています。
✅ 特に、南京事件から70年という節目の年に出版された本書は、映画や安倍政権の歴史認識など、現代社会における南京事件への関心を再燃させる可能性を秘めています。
さらに読む ⇒本の話 ~読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア~出典/画像元: https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166605668稲田朋美氏が、百人斬り競争を「全くの虚偽」と断言したことは、多くの議論を呼ぶ発言でした。
稲田朋美氏は、2017年12月13日に行われた『南京攻略80年記念大講演会外務省目覚めよ!南京事件はなかった』と題した講演会で、自身が主任弁護人を務めた「百人斬り訴訟」について語り、最高裁で敗訴したにもかかわらず、百人斬り競争を「全くの虚偽」と断言しました。
この講演会は、日本軍による南京での虐殺を否定する内容であり、歴史認識問題に関する深刻な懸念を生み出しました。
南京事件については、歴史の教科書で詳しく知ることができました。
変化する稲田朋美氏と過去への問い
稲田朋美氏は、「理解増進」法案の修正協議をまとめたことで、自民党内の保守派からの反発を受けたようです。
公開日:2021/05/23
✅ 稲田朋美氏は、性的少数者に対する「理解増進」法案の修正協議をまとめ、法案成立に向けて自民党の了承を得るべく、自民党の責任者として活動していました。
✅ しかし、同法案には「性的指向及び性自認を理由とする差別は許されない」との文言が追加され、保守系議員から反発を受けました。
✅ 稲田氏は、保守政党である自民党が、多様性を認め、寛容な社会を作るべきだと主張し、法案成立に向けて努力していました。
さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASP5P64PGP5NUTFK01L.html稲田朋美氏は、自身の過去を「虚構のジャンヌダルク」と表現し、男性たちの期待に応えるための「虚構」だったと述べています。
稲田朋美氏は、LGBT法案推進や婚前氏続称制度導入など、近年は従来のタカ派イメージとは異なる政策に取り組んでいます。
彼女は、防衛大臣辞任による挫折経験から、人の痛みや弱い立場への理解を深めたと語っています。
しかし、過去には国歌斉唱に反対する教員に対して教壇を去るよう発言するなど、多様性を否定し、一方的な正義を振りかざしてきた側面もありました。
稲田氏は、自身の過去を「虚構のジャンヌダルク」と表現し、男性たちの期待に応えるための「虚構」だったと述べています。
しかし、その主張は甘く、過去の差別的な言動に対する真摯な反省と、傷ついた人々への謝罪なしには、彼女の言論や行動は空転し続けるでしょう。
稲田氏は、過去の差別的な発言を反省し、多様性を受け入れる社会を作るために努力しているそうです。
政治家としての失言と批判
防衛大臣という重要な立場での発言だけに、今回の稲田氏の発言は大きな問題です。
公開日:2017/06/30
✅ 稲田朋美防衛相は東京都議選の応援演説で自衛隊の政治利用ともとれる発言をし、その適格性が問われています。
✅ 今回の稲田氏の対応は、過去の辞任閣僚と比較して、自衛隊という実力組織を統括する立場での発言という点でより深刻な問題であり、専門家からは即刻罷免すべきとの声も上がっています。
✅ 特に、自衛隊の政治利用は憲法違反であり、防衛相として極めて不適切な行動であるため、稲田氏の辞任を求める声は今後強まる可能性があります。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20170630/k00/00m/010/121000c稲田朋美氏が東京都議選の応援演説で、自衛隊を政治利用したと見られる発言をしたことは、大きな波紋を呼びました。
稲田朋美氏は、東京都議選の応援演説で法律違反の疑いがある発言をし、与野党から辞任を求められています。
発言は、自衛隊法や公職選挙法に違反する疑いが指摘されており、大臣としての資質が問われています。
稲田氏は過去にも、発言や行動で問題視されてきました。
例えば、靖国神社参拝や白紙領収書問題、森友学園問題や南スーダンPKO日報問題、「グッドルッキング」発言などがあります。
また、日本の核保有を検討すべきと発言し、将来の核保有を否定していません。
これらの問題を受けて、稲田氏に対しては、辞任を求める声が高まっています。
しかし、稲田氏は辞任を否定し、安倍首相も続投させる方針です。
アカンアカン!自衛隊を政治利用するなんて、ありえないわ!
政治資金問題と説明責任
稲田朋美氏の政治資金問題については、透明性と説明責任が求められます。
✅ 稲田朋美衆院議員は、自身が代表を務める自民党福井県第1選挙区支部に2020年から2022年にかけて計202万5000円を寄付し、所得税の一部を控除を受けていました。
✅ 稲田氏は、この寄付は党支部から返金を受け、税理士と修正申告に向けて相談中であると説明しています。
✅ 稲田氏は、今回の税額控除は自民党安倍派の政治資金パーティー裏金事件とは関連がなく、派閥からの還流分が寄付の原資になっているわけではないと主張しています。
さらに読む ⇒中日新聞Web出典/画像元: https://www.chunichi.co.jp/article/905367稲田朋美氏は、税控除を申請した理由について、法令に基づいたものと説明していますが、疑問視する声も上がっています。
稲田朋美衆院議員は、自身の選挙区支部へ計202万円を寄付し、所得税の一部を控除されていました。
寄付の原資は、安倍派の政治資金パーティー裏金事件で派閥から受けた還流分ではないとしています。
稲田氏は税控除を申請したことについて法令に基づいたものと説明していますが、識者からは、政党への寄付控除は有権者の政治参加を促す目的であり、政治家の利用に疑問を呈する声も上がっています。
同支部は稲田氏に事務所の使用料として毎月16万5千円を支払っていましたが、23年以降は無償提供に変更され、これまでの使用料が支部に返還されました。
稲田氏は税理士と修正申告に向け相談しているとのことです。
政治資金の問題は、私たちにも深く関わってくることなので、よく理解しておきたいです。
稲田朋美氏は、論客として活躍した過去から、政治家として様々な課題に直面し、変化を続けてきました。
💡 稲田朋美氏は、論客として活躍していた時代から、政治家として様々な問題を抱えています。
💡 特に、南京事件に関する発言や、自衛隊の政治利用と見られる発言など、歴史認識問題や政治倫理に関する問題が注目されています。
💡 今後の稲田朋美氏の言動が、どのように変化していくのか、注目していく必要があります。