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真如苑:神童から宗教家へ、その歩みと教えの真髄は?真如苑とは!?

真如苑:神童から宗教家へ、その歩みと教えの真髄は?真如苑とは!?
📘 この記事で分かる事!

💡 真如苑は戦後、真言宗から独立した在家仏教教団です。

💡 創設者の伊藤真乗氏は航空エンジニアから宗教家へと転身しました。

💡 真如苑は世界20ヶ国に100を超える寺院を持つ、国際的な宗教団体です。

それでは、真如苑の創設者、伊藤真乗氏の生涯と、真如苑という宗教団体について詳しく見ていきましょう。

神童から宗教家へ:伊藤真乗の揺るぎない使命感

真乗氏の波乱万丈な人生、興味深いですね。

🔖 関連記事の要約!真如開祖の想い
真如開祖の想い

✅ 真如苑の開祖・伊藤真乗は、航空エンジニアから宗教家へと転身し、戦前戦後の混乱期に修行に励み、真澄寺を建立しました。

✅ 真乗は在家信者も仏道を歩めることを目指し、出家せずに在家教団「真如苑」を創設しました。

✅ 真乗は宗教間の融和を訴え、国境や文化、宗教の違いを超えて「真如」を説き、世界平和に貢献することを目指しました。

さらに読む ⇒真如苑(しんにょえん)の公式サイト-トップ真如苑(しんにょえん)の公式サイト-トップ出典/画像元: https://www.shinnyo-en.or.jp/sp/learn/founder.html

真乗氏は、宗教的な使命感に突き動かされ、信仰の道を歩むことを決意したんですね。

伊藤真乗は明治39年(1906年)に山梨県で生まれ、幼少期から神童と呼ばれ、人の生死を予言するなど不思議な能力を持っていたとされています。伊藤家は富裕農家で、父は村会議員、母は小学校校長の娘でした。真乗は家伝の易学「甲陽流病筮鈔(びょうぜいしょう)」を継承し、上京後、写真機材店で働きながら英語を学びました。その後、立川飛行機の技術者となり、安定した生活を送っていましたが、結婚直後に仕事面や健康面で変調をきたし、宗教的な使命を感じるようになります。真言密教との縁もあり、昭和10年に仏師の仲丸奥堂師から大日大聖不動明王像を勧請したことをきっかけに、真如苑を創立しました。真乗は、航空機開発の技術者として青年期を過ごし、妻の伊藤友司と共に新宿淀橋のキリスト教会にも通い、野外伝道にも携わっていました。1935年末、自宅に不動明王坐像を勧請し、翌正月から寒三十日の修行に入った結果、友司は霊能者となりました。真乗は会社勤務を辞め、宗教活動に専念し、自宅を成田山新勝寺講中とし「立照講」を届け出、「立照閣」として合法活動を展開しました。

そうですね。真乗氏は、航空エンジニアという安定した職を捨て、宗教の道を選んだわけですから、並々ならぬ決意だったと思います。

いや~、ホンマにすごい話やな。エンジニアから宗教家って、人生の転換期やな。

真乗さんの話、すごく興味深いです。

真如苑の誕生:在家信者への仏道の開拓

真如苑の誕生、そして発展、まさに歴史を感じます。

🔖 関連記事の要約!真如苑 伊藤開祖の誕生113年祝し
真如苑 伊藤開祖の誕生113年祝し

✅ 真如苑は伊藤真乗開祖の誕生を寿ぐ「真如教主様お誕生113年大祭」を悠音精舎で開催し、信徒らが集い、醍醐寺の仲田順和座主と壁瀬宥雅執行長が参列しました。

✅ お祝いセレモニーでは、国内、海外から寄せられたお祝いメッセージの紹介と、代表者の感謝の言葉が述べられ、真如苑が昨年開基80年を迎えた真澄寺を祝し、醍醐寺から贈呈された如意輪観音半跏像、矜羯羅童子像・制多迦童子像が初めて信徒らに披露されました。

✅ 仲田座主は、如意輪観音像は醍醐寺の創建時からあったとされ、伊藤開祖が醍醐寺で学んだ教えを世界へ伝えている真如苑に感謝しての贈呈であることを述べ、伊藤開祖は1906年3月28日に生まれ、醍醐寺で出家修行後、真澄寺を建立して教えを広めました。

さらに読む ⇒宗教専門紙「文化時報」を発行し、神社仏閣や教団関連の多彩な情報を発信しています。宗教専門紙「文化時報」を発行し、神社仏閣や教団関連の多彩な情報を発信しています。出典/画像元: https://bunkajiho.co.jp/blog/?p=157

真如苑は、在家信者も仏道を歩めることを目指して創設されたんですね。

真乗は、信仰心の篤い両親のもとで生まれ、若くして上京し、英語や科学などを学びました。立川飛行機製作所に勤務していた真乗は、やがて自宅に相談者が集まるようになり、宗教家としての道を歩むことを決意します。1936年に出家得度し、1938年には真澄寺を建立しました。戦時下、宗教活動が制限される中、真乗は修行に励み、在家信者も仏道を歩めることを目指し、真如苑を開きました。真如苑は、涅槃像を本尊とし、出家せずとも修行を通して仏性を磨けることを説き、全国各地で教えを広めました。真乗はまた、海外へも積極的に活動の場を広げ、宗教間の融和を訴えました。真如苑は、真乗の「人々と道つらぬかん」という信念を受け継ぎ、今日も活動を続けています。

真如苑は、在家信者にとって、仏道を身近なものにするための教えを提供していると言えるでしょう。

なるほど。在家信者も仏道を歩めるって、真乗さんの発想は斬新やな。

真如苑って、すごく温かい雰囲気の宗教なんですね。

真如苑の確立:伝統と革新の融合

真如苑と醍醐寺の関係、深いんですね。

🔖 関連記事の要約!醍醐寺と真如苑: cccpcamera blog
醍醐寺と真如苑: cccpcamera blog

✅ 醍醐寺は、新興宗教の真如苑と深い関係があり、真如苑の教祖である伊藤真乗を顕彰する堂宇が建てられている。真如苑は教祖の妻である伊藤友司も崇拝しており、これは真乗が犯罪者であったため、執行猶予期間中は教団役員になれなかったことから、友司が教団代表を務めたことに由来する。

✅ 醍醐寺と真如苑の関係は、金銭的な面でも深く、真如苑から醍醐寺への多額の寄付金が問題視されている。また、醍醐寺のトップである仲田順和は真乗のヨイショ本を執筆するなど、真如苑との関係が深い。

✅ 真言宗醍醐派は信者数が少なく、経営が厳しいと推測される。そのため、真如苑からの寄付金は大きな助けとなっていると考えられる。しかし、宗教法人法の規定に従い、前科一犯である真乗が教団役員になれない状況であったことから、妻の友司が教団代表を務めるに至った経緯などが、宗教団体と信者との信頼関係に複雑な影響を与えている可能性がある。

さらに読む ⇒cccpcamera blogcccpcamera blog出典/画像元: http://cccpcamera.asablo.jp/blog/2017/09/23/8681741

真如苑と醍醐寺の関係、複雑な経緯があるみたいですね。

真如苑は、東京都立川市柴崎町に本部を置く、真言宗醍醐寺の伝燈を汲む在家仏教教団であり、仏教宗派の一つです。戦後の宗教団体法廃止と宗教法人令公布を機に、真言宗から独立し、1951年に「真如苑」と改称、1953年に宗教法人として認証されました。真乗は、1939年10月、醍醐寺三宝院灌頂堂にて恵印灌頂を畢え、1943年3月、醍醐寺三宝院灌頂堂にて伝法灌頂を畢め、阿闍梨となりました。同年3月、真言宗醍醐派管長の命により、東京府北多摩郡村山村萩ノ尾の一住坊常宝院の特命住職に任じられました。1941年3月31日、文部当局の意向により、仏教は十三宗五十六派から十三宗二十七派に統合され、真言宗各派も合同し「大真言宗」となりました。真乗は、1936年に真言宗の醍醐寺で得度し、正しい修行を始めたことから始まりました。1938年に真澄寺を建立し、1943年には真言密教のすべての法を受け継ぎました。伊藤真乗は、多くの人が密教の教えを学べるように、1953年に「大般涅槃経」を所依の経典とし、誰もが修行できる信仰の体系「真如苑」を創設しました。「真如」は、人がみ仏の教えを通して幸せな生き方を見つけるための願いを込めた言葉です。

真如苑と醍醐寺は、密接な関係にある一方、金銭的な面での問題点もあるようです。

へぇ~、ホンマに深い関係やな。でも、金銭問題って、宗教団体ではよくあることやないかな?

宗教って、難しい面もあるんですね。

真如苑の教え:実践的な仏道への誘い

真如苑の教え、実践的なんですね。

🔖 関連記事の要約!新宗教の資金力 幸福の科学「創業オーナー」の強みと、急速に信者増やす真如苑

公開日:2022/05/13

新宗教の資金力 幸福の科学「創業オーナー」の強みと、急速に信者増やす真如苑

✅ 真如苑は、真言宗系在家仏教教団で、近年、信者数と資金力を急速に伸ばしています。

✅ 真如苑は、2002年に日産自動車工場跡地を739億円で購入、2008年には運慶作と伝わる大日如来坐像を14億円で落札するなど、多額の資金を投じて施設建設や美術品収集を行っています。

✅ 他の新宗教が信者数減少に苦しむ中、真如苑は20年前の約80万人から現在約93万人と信者数を増やし、世代交代においても成功している点が特徴です。

さらに読む ⇒マネーポストWEBマネーポストWEB出典/画像元: https://www.moneypost.jp/906291/2/

真如苑は、信者数を増やし続けているんですね。

真如苑は、自分と向き合う「接心」を修行の中心に据え、ありのままの自分を知り、自分を磨くことを重要視する仏教団体です。真言宗の伝統を受け継ぎ、日常の祈りと共に古来からの儀式を大切にする一方で、大般涅槃経を教えの中心に置き、在家信者の実践的な信仰を重視しています。真如苑の特徴は、歴史的に学理的に解釈されることの多かった大般涅槃経を、実践的な教えの核とし、最後の説法を説くお釈迦様の姿を本尊として信仰することです。

真如苑は、個人が自分自身と向き合い、より良い人生を送るための実践的な教えを提供しているようです。

信者数が増えとるってことは、なにか魅力があるんやろうな。

真如苑の教えは、現代社会でも役に立つものなんですね。

真如苑の未来:世界への展開と教育への貢献

真如苑の国際的な活動、素晴らしいですね。

🔖 関連記事の要約!伊藤国際教育交流財団 日本人奨学金制度
伊藤国際教育交流財団 日本人奨学金制度

✅ 伊藤国際教育財団は、日本の大学等大学院修士課程に正規生として入学を予定している日本人学生向けに、月額1,500~2,000ドル相当の生活費、年間300万円以内の学費、限度額範囲内の往復旅費を支給する奨学金を提供しています。

✅ 応募資格は日本国籍を有し、原則29歳以下であること。留学先大学、地域、課程、分野、語学要件は特に指定されていません。

✅ 選考は書類選考で行われ、募集人数は10名程度です。書類締切は8月末、結果通知は12月中旬までを予定しています。

さらに読む ⇒XPLANE-大学院留学支援コミュニティ-XPLANE-大学院留学支援コミュニティ-出典/画像元: https://xplane.jp/fellowship/itokokusai/

真如苑は、教育にも力を入れているんですね。

現在、真如苑は世界20ヶ国に100を超える寺院を持ち、100万人以上の信徒が活動しています。公益財団法人伊藤国際教育交流財団は、真如苑開祖伊藤真乗大僧正の遺志を受け継ぎ設立された団体です。大僧正は教育の重要性を深く理解し、学術研究への協力、社会奉仕、発展途上国への教育助成、国際的な人材育成に尽力しました。財団は、大僧正の理念に基づき、将来を担う有能な若者への奨学金援助と海外の学術研究支援を通して、国際理解促進と世界に貢献できる人材育成を目指しています。

真如苑は、世界平和と人材育成に貢献することを目指しているんですね。

ホンマに世界規模で活動しとるんやな。

真如苑って、すごくグローバルな宗教なんですね。

真如苑は、航空エンジニアから宗教家へと転身した伊藤真乗氏が創設した、戦後生まれの在家仏教教団です。真乗氏の教えは、現代社会においても、多くの人々に共感を呼び、世界へと広がりを見せています。

🚩 結論!

💡 真如苑は、在家信者も仏道を歩めることを目指す教団です。

💡 真如苑は世界20ヶ国に100を超える寺院を持つ、国際的な宗教団体です。

💡 真如苑は、教育への貢献など、社会的な活動にも力を入れています。