悟りの境地とは?十牛図が示す悟りの道程とは!!?
💡 悟りの境地とは、思考を超越した状態であり、真の「私」に気づくこと。
💡 十牛図は、悟りへの道程を10枚の絵で表現した禅の教本。
💡 著者の悟りの体験を通して、悟りの様々な段階と特徴について学ぶ。
それでは、最初の章に移りましょう。
悟りの境地とは
悟りについて、少し難しい話になりますね。
![第146回ワンネス体験1(宇宙即我、我即宇宙)](https://chrysanthemum-digest.com/imgs/cd/989/1.webp)
✅ 「地球のラジオ 悟り」というチャンネルの放送内容は、引き寄せの法則、人生への考え方、スピリチュアルな経験など多岐にわたっており、視聴者に深い気づきを与えるものとなっています。
✅ 番組内で取り上げられるテーマは、引き寄せの法則の真の意味や複数の視点で生きる感覚、魂の覚醒体験、世界平和への願いなど、人生観や意識の変革を促す内容が中心です。
✅ 番組では、日常生活における気づきや、魂の成長、スピリチュアルな世界への理解を深めるためのヒントが提供されており、視聴者が自分自身を見つめ直し、より豊かな人生を送るためのサポートとなるような内容となっています。
さらに読む ⇒ stand.fm出典/画像元: https://stand.fm/episodes/62da2207e34f015d99060a7aなるほど、深く考えさせられる内容ですね。
悟りの境地は、分離世界が幻想であり、個人としての「私」は存在せず、全ては1つであると悟る境地です。
時間や生死といった概念から解放され、真に自由な境地であり、真我の実現、解脱、神への帰還、ワンネス、アセンション、目覚め、真の「私」に気づくことなど、様々な表現で表されます。
悟りは思考では到達できない境地であり、思考する自分そのものが存在しない状態であると理解されます。
そのため、悟りを実現した人は、思考を超えた直感的な理解を促す問いかけを用いることが多く、知識の放棄と明け渡しが必要になります。
悟りの境地は、個人が到達するものではなく、個人が消えた時に自然に見出される境地であり、悟りもまた概念に過ぎないと認識されます。
そして、自我としての「私」の存在と不在といったコントラストすら存在せず、存在そのものがない、完全なるワンネスの境地であると理解されます。
悟りは虚しい境地ではなく、虚しさの先にある「絶対なる実在」であり、本当の「私」である「完全なるワンネス」を見出します。
それは、純粋な存在の存在の欠如と不在の存在の欠如であり、本来私たちはみな、真理そのものであるという認識に繋がります。
悟りを開くためには、思考や知識を手放す勇気が必要であり、世界の真理はシンプルに全ては1つであり、私たちは無条件の愛そのものであると理解することが重要となります。
いやぁ、ホンマに難しい話やなぁ。でも、ちょっぴりだけ理解できた気がするわ。
十牛図が示す悟りの道程
十牛図は、視覚的に悟りの過程が分かりやすく表現されているので、とても興味深いです。
![十牛図に秘められた悟りの諸相 【廓庵師遠版】(前篇)](https://chrysanthemum-digest.com/imgs/cd/989/2.webp)
✅ 十牛図は、牛の絵を通して悟りの段階を視覚的に表現した禅の教本です。言葉ではなく絵によって直感的に仏の教えを感じ取ることができるのが特徴です。
✅ 十牛図は、自己の発見と悟りのプロセスを示しており、牛は「真実の自己」を象徴しています。10枚の絵は、自己を探求する段階から、自己と一体化し、最終的に悟りを開く段階までを表現しています。
✅ 十牛図は、悟りがゴールではなく、自己の理解を超えた新たな境地への旅立ちを示しています。廓庵禅師の十牛図は、慈遠禅師の序文によって、より深く理解できるようになっています。本記事では、現代語訳と牛の写真を用いて、十牛図の内容を解説していきます。
さらに読む ⇒禅の視点 - life -出典/画像元: https://www.zen-essay.com/entry/jyugyuzu十牛図を通して、悟りの道程が段階的に示されているのが良く分かります。
十牛図は、悟りの境地に至るまでの過程を10枚の絵で表現した中国宋時代の禅の入門書です。
主人公は「牛」を探し求め、それは「本当の自分」を表しています。
最初は「自分探し」から始まり、牛の足跡を発見し、牛の尻尾を見て、ついに牛を捕まえようとします。
そして、自己との格闘を経て、牛を飼い慣らし、牛に乗って家に帰り、最終的には牛の存在を忘れ、自然と一体化し、悟りを開いた穏やかな老人に。
この10枚の絵は、4つのステージに分けることができます。
第一から第三図は「自分探しのプロセス」、第四から第六図は「自己統合のプロセス」、第七から第九図は「自己を手放していくプロセス」、そして第十図は「再び社会と関わっていくプロセス」です。
主人公は、社会に適応するために作り上げた「偽りの自分」から、本当の自分である「牛」を見つけ、統合し、手放していく過程を経て、悟りを開き、今度はその悟りを新しい世代に伝えていく存在へと変わっていくのです。
十牛図、初めて知りました。すごく興味深いですね。
著者の悟りの体験
著者の悟りの体験は、本当に興味深いですね。
![悟りってどんな状態?」悟った50人に心理学的手法で詳しく聞いてみた結果とは TransTech Conferenceから](https://chrysanthemum-digest.com/imgs/cd/989/3.webp)
✅ Jeffery Martin博士は、宗教家など「悟っている」人々が持つ「心のベースにある幸福感」を「fundamental well-being」と呼び、その状態を研究するために2500人以上の「悟った」人に連絡を取り、50人のインタビュー調査を実施した。
✅ 調査の結果、PNSE(悟り、覚醒)と呼ばれる状態には、初期段階から高度な段階まで様々なレベルが存在することが分かった。ただし、PNSEの最終段階では感情がほとんどなくなるため、それが本当に幸せな状態なのかは議論の余地がある。
✅ Martin博士は、PNSEに関する研究を通して、「悟り」は宗教家に限定されるものではなく、一般の人々にも存在することが分かり、またPNSEには様々な段階があることを明らかにした。
さらに読む ⇒ exaBase コミュニティ(エクサベースコミュニティ)出典/画像元: https://community.exawizards.com/aishinbun/20181218/感情がほとんど消滅するというのは、想像を絶する体験ですね。
文章は、著者が体験した「悟り」と呼ばれる精神的な状態について詳細に記述しています。
悟りの境地に至るまでの過程は不明瞭なものの、ある日突然訪れたとされています。
著者は、悟りの境地を「神と一体になった」感覚に例え、その特徴を4つの項目に分けて説明しています。
1. 何も望まない 欲求が完全に消滅し、「今の状態が全てであり、完了している」という感覚が支配的になります。
2. 自分が薄れる 個としての自分は「大いなるものの一部」として認識され、個としての存在感は薄れます。
3. 感情の消失 喜怒哀楽などの感情が完全に消失し、不安や恐怖を感じることもなくなりますが、同時に喜びや楽しみを感じることもなくなります。
4. 過去と未来への無関心 過去や未来への関心がなくなり、時間という概念すら超越した意識状態になります。
著者は、悟りによって得られた平和と静寂は、人生における困難に立ち向かうための支えとなると考えています。
悟りの状態は、個人によって異なるのかもしれませんね。
真我への道
真我瞑想は、心の深い部分に意識を向けることで、本来の自分を取り戻すことができるんですね。
公開日:2023/10/18
![2.真我とは何か?](https://chrysanthemum-digest.com/imgs/cd/989/4.webp)
✅ この記事は、人間の心の構造と「真我」という概念について説明しています。「真我」とは、心の最も深い部分にあり、愛や感謝に満ちた完全な状態であるとされています。
✅ 心は3層構造になっており、表層の意識(顕在意識)、潜在意識、そして生命意識(真我)から成り立っています。潜在意識は過去の記憶や感情を蓄積しており、それが不安や恐怖を生み出す原因となる場合があります。
✅ 「真我瞑想」「神成瞑想」は、心の深い部分にある「真我」を引き出すことを目的とする瞑想法です。これらの瞑想を通して、「真我」に意識を向けることで、不安や恐怖を解消し、本来の自分自身を取り戻すことができるとしています。
さらに読む ⇒佐藤康行の太陽瞑想会出典/画像元: https://manmaru.work/what-shinga/真我瞑想を通して、心の奥底にある「真我」に意識を向けることが重要なのですね。
「本当の自分」とは、偽りの心や自我を脱ぎ捨て、心のゴミやホコリを祓い清めて、潜在意識のパターンを整理整頓し、本来の意志や願いに気づき、再構築していく過程で現れるものです。
心理学やカウンセリングとは異なるアプローチとして、神道的な「祓い」という概念と行為が有効です。
祓いは心のホコリやゴミを掃除し、心を清明に整える作法のようなもので、意識を分析する手法とは違い、総合的に心を包み込み、自然と綺麗に整えていく作用があります。
また、環境そのものを変える作用も持ち合わせています。
偽りの心が消失すると、「本当の自分」のその先に「真我」が立ち現れる段階が訪れます。
真我瞑想は、心の深い部分にある「真我」に意識を向けることで、不安や恐怖といったネガティブな感情を克服し、本来の自分を取り戻す瞑想法です。
真我とは、愛と感謝に満ちた完全な心であり、私たちの心の第3層、生命意識に存在します。
私たちの心は、顕在意識、潜在意識、生命意識の3層で構成され、潜在意識に蓄積された過去の記憶が不安や恐怖を生み出します。
真我瞑想は、この潜在意識に囚われずに、真我に意識を向けることで、心のコントロールを取り戻し、より平和で充実した人生を送ることを目指す瞑想法です。
真我瞑想、心のゴミ掃除みたいなもんかな?スッキリできそうやなぁ。
今日の内容は、悟りや真我について、深く学ぶことができました。
💡 悟りとは、思考を超越した境地であり、真の「私」に気づくこと。
💡 十牛図は、悟りへの道程を段階的に示した禅の教本。
💡 真我瞑想は、心の深い部分にある「真我」に意識を向けることで、本来の自分を取り戻す瞑想法。