Chrysanthemum Digest Logo Menu opener

いわさきちひろ『こどものせかい』原画発見!その魅力と、美術館での展示内容とは?奇跡の原画32点!信州ゆかりの絵本画家、いわさきちひろ

奇跡!いわさきちひろ幻の原画32点がついに発見!幼い子どもたちの日常を水彩で描いた珠玉の作品群。初期の画風や表現の変化を知る貴重な資料が、ちひろ美術館で公開! こどものせかい に掲載された感動の原画を、ぜひその目で。

いわさきちひろ『こどものせかい』原画発見!その魅力と、美術館での展示内容とは?奇跡の原画32点!信州ゆかりの絵本画家、いわさきちひろ

📘 この記事で分かる事!

💡 絵本画家いわさきちひろが雑誌「こどものせかい」に提供した原画32点が発見されました。

💡 原画は水彩画で、子どもの日常や季節の遊びを描いており、ちひろの画風の変化を知ることができます。

💡 原画は一部、安曇野ちひろ美術館で公開され、ちひろの世界を深く知る機会となります。

今回は、いわさきちひろさんの貴重な作品群についてご紹介していきます。

それでは、まず今回の記事で得られる情報をお伝えしますね。

「こどものせかい」との出会い

いわさきちひろが絵を提供した絵雑誌、「こどものせかい」って?

キリスト教系の幼稚園向け月刊誌。

いわさきちひろさんは、雑誌の表紙絵などを通して、子どもの世界を描き続けました。

印刷媒体の特性を活かした表現活動を重視していたんですね。

ちひろからの定期便「子どものしあわせ」と「こどものせかい」

公開日:2022/09/04

ちひろからの定期便「子どものしあわせ」と「こどものせかい」

✅ いわさきちひろは、雑誌「子どものしあわせ」と「こどものせかい」の表紙絵などを手がけ、印刷媒体を通じた表現活動を重視していました。

✅ 「子どものしあわせ」では、1963年から1974年まで表紙絵を担当し、自由な発想で季節感あふれる作品を制作し、デザインセンスも発揮しました。

✅ 「こどものせかい」では、印刷技術を駆使した表現を追求し、絵本制作にもその技術を生かし、コラージュや絵の合成などにも挑戦しました。

さらに読む ⇒世界初の絵本美術館|ちひろ美術館出典/画像元: https://chihiro.jp/azumino/exhibitions/58422/

「こどものせかい」の絵は、ちひろさんの表現の幅を広げ、その後の絵本制作にも繋がったんですね。

印刷技術を駆使した表現というのは、今とはまた違った苦労があったのでしょうね。

信州ゆかりの画家、いわさきちひろは、1958年から1962年にかけて、幼い子ども向けの絵雑誌「こどものせかい」に絵を提供していました。

この雑誌はキリスト教系の幼稚園向け月刊誌であり、杉田豊や柿本幸造らも参加していました

ちひろは1953年に創刊された「こどものせかい」に絵を提供し続け、1968年には自作の絵本も発表しています。

編集者の武市八十雄の強いこだわりと、ちひろ自身の「印刷を通して多くの人に絵を届けたい」という思いが、これらの作品を生み出す原動力となりました。

「こどものせかい」に絵を提供されていた時期の絵は、初期のちひろさんの作風を理解する上で、非常に貴重な資料と言えるでしょう。編集者の思いも伝わってきますね。

奇跡の原画発見

幻の原画発見!何を描いた作品が見つかった?

子どもの日常を描いた水彩画

原画が発見されたことで、ちひろさんの作品に対する評価が更に深まることでしょう。

水彩の繊細な表現が、どのように印刷物に落とし込まれたのか、興味深いですね。

長野県いわさきちひろ作品の原画点を新たに発見松川村の美術館「画業見直す上で重要」1日から一部公開
長野県いわさきちひろ作品の原画点を新たに発見松川村の美術館「画業見直す上で重要」1日から一部公開

✅ 信州ゆかりの絵本画家、いわさきちひろが「こどものせかい」に掲載した作品の原画32点が、至光社の倉庫から新たに発見された。

✅ 原画は水彩画で、子どもの日常や季節の遊びを題材としており、ちひろの画風の変化を垣間見ることができる。

✅ 安曇野ちひろ美術館で、今回見つかった原画のうち10点が5月1日から6月1日にかけて公開される。

さらに読む ⇒北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ出典/画像元: https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000037854

長らく行方不明だった原画が発見されたのは、本当に奇跡的ですね。

印刷物では分からなかった、水彩の美しさや、ちひろさんの表現へのこだわりが、きっと伝わってくると思います。

長らく行方不明となっていた、この雑誌に掲載された32点の原画が、2024年1月に雑誌出版社の倉庫から奇跡的に発見されました。

発見された作品には、子どもたちの生き生きとした姿を描いた「きょうもたのしいようちえん」や「あめふり」などが含まれています。

これらの原画は、これまで印刷物でしか確認されておらず、保存状態も非常に良好です

水彩で描かれた子どもの日常や季節の遊びが題材となっており、ちひろの画風や表現の変化を知る上でも貴重な資料となっています。

今回の発見は、ちひろの初期の作品群であり、「こどものせかい」の仕事の全貌を明らかにする貴重な資料として、その価値が認められています。

いや~、ホンマにすごい。こんなええもんが残ってたなんて!絵の世界は、時を超えて人々に感動を与え続けるってことやね!

次のページを読む ⇒

いわさきちひろ原画、美術館で奇跡の初公開!時代を超えた感動を、子どもたちの息吹を感じて。2025年、見逃せない!