中野サンプラザ再開発、建設費高騰で計画はどうなる?(中野サンプラザ、再開発、建設費)中野サンプラザ跡地の再開発計画、建設費高騰による大幅な事業費増額で計画見直しへ
閉館した中野サンプラザ跡地の再開発計画が、建設費高騰で大揺れ!当初計画から大幅な事業費増に見舞われ、計画見直しを迫られる。住宅比率増加案に地元住民は賛否両論。多目的ホールの行方は?再開発の未来と課題を探る。
💡 1973年開業、多くの人に愛された中野サンプラザが2023年7月に閉館。
💡 跡地とその周辺で大規模な再開発計画『NAKANOサンプラザシティ』が進行中。
💡 建設費高騰により、事業費が大幅に増額、計画の見直しを迫られる事態に。
中野サンプラザの歴史を振り返りつつ、再開発計画の現状と課題を詳しく見ていきましょう。
中野サンプラザ、歴史に幕を下ろし再開発の幕開け
中野サンプラザ閉館後の再開発、何が進行中?
大規模再開発「NAKANOサンプラザシティ」
中野サンプラザの閉館と再開発の詳細についてです。
公開日:2021/02/01

✅ 中野区役所と中野サンプラザを含む中野駅新北口駅前エリアの拠点施設整備の施行予定者が発表され、野村不動産を代表事業者とするグループが『NAKANOサンプラザシティ』を整備する。
✅ 『NAKANOサンプラザシティ』は、NAKANOサンプラザ、シンボルタワー、スカイデッキなどで構成され、大ホールやホテル、オフィス、商業施設などが整備される。
✅ 2028年度末の拠点施設竣工、2029年度の街区再編および新北口駅前広場完成を目指し、緑豊かな空間や文化の発信拠点の整備も行われる。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1303711.html再開発によって、新しい街の姿が生まれるのは楽しみですね。
大ホールやホテル、商業施設など、魅力的な施設がたくさんできるようです。
1973年に開業し、ライブ会場やサブカルチャーの聖地として親しまれた中野サンプラザは、老朽化のため2023年7月に閉館しました。
その跡地および周辺では、野村不動産を代表事業者とする5社による大規模な再開発計画「NAKANOサンプラザシティ(仮称)」が進行中でした。
素晴らしい計画ですな。文化の発信拠点としての役割も担うということで、非常に期待できます。しかし、今後の動向も注視する必要があります。
高騰する建設費、計画に影を落とす
建設費高騰で複合施設計画に暗雲?原因は?
人件費、資材、燃料費の高騰
建設費高騰が再開発計画に影を落としています。

✅ 中野サンプラザ跡地の再開発計画において、建設費の高騰により工事費が900億円以上増額し、総事業費が3539億円になる可能性が出てきた。
✅ これにより、2029年度の完成が遅れるだけでなく、計画自体の見直しも検討されており、今年度の解体工事開始も困難な状況となっている。
✅ 中野区は事業費増額に対する補助金の増減については未定とし、区民からは費用増加への懸念の声が上がっている。
さらに読む ⇒(プラス)出典/画像元: https://s.mxtv.jp/tokyomxplus/mx/article/202409271020/detail/建設費の高騰は、全国的な問題ですね。
今後の完成が遅れるだけでなく、計画自体が見直される可能性もあるというのは、心配です。
当初、2029年の開業を目指し、低層階に商業施設、大ホール、ホテル、中層階にマンション、高層階にオフィスが入居する複合施設が予定されていました。
しかし、建設費の高騰が計画に暗雲を投げかけます。
当初1810億円と見込まれていた事業費は、今年1月には2639億円に増額、さらに900億円以上の工事費増が見込まれる状況となりました。
人件費、建築資材、燃料費などの高騰が主な原因で、坪単価は当初計画の2.2倍に上昇しました。
この状況は中野に限らず、全国各地の大型プロジェクトでも発生し、着工および完成が困難な状況となっています。
ホンマ、建設費の高騰はえらいこっちゃですわ。こないだのテレビでも言うてましたけど、人件費とか資材費がホンマに上がっとるみたいで。これ、どうなるんやろ。
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中野駅前の再開発計画が、建設費高騰で大揺れ! 住宅増、オフィス縮小…地元住民は賛否両論。今後の計画はどうなる?