東大入試と多様性への取り組み:2024年入試結果と女性教員増加への挑戦?2024年東大入試結果に見る多様性の現状と課題
東大、一般選抜合格者発表!現役生7割超、女子比率も上昇。多様性重視し、女性教員増加やジェンダーバランスの取れたキャンパスを目指す行動計画を策定。女性リーダー育成、入試改革も推進し、多様な学生を歓迎。
💡 2024年東大入試では、現役合格率が4年連続70%超え、女子合格者比率は過去最高だった昨年より低下。
💡 東大は、女性教員の比率を増加させるため、様々な支援策と目標を掲げ、ジェンダー多様性に取り組んでいる。
💡 上野千鶴子氏が、東大のジェンダー問題に対し、選抜方法の変更やクオータ制導入を提案している。
それでは、2024年の東京大学の入試結果から、多様性への取り組みまでを掘り下げて見ていきましょう。
2024年東大入試概要
東大合格、現役生比率73.3%! どんな選考?
共テと筆記試験の結果で合否決定。
2024年の東大入試について見ていきましょう。

✅ 東京大学の2024年度一般選抜では、9432人の志願者から2993人が合格し、現役生比率は73.3%と4年連続で70%を超えた。
✅ 合格者に占める女子の比率は19.4%と過去最高だった昨年より低下し、科類別では文科一類と文科三類で高い一方、理科一類は低かった。
✅ 合格発表はインターネットのみで実施され、学内掲示の再開予定はなく、外国学校卒業生特別選考の合格者46人も発表された。
さらに読む ⇒高校生新聞オンライン|高校生活と進路選択を応援するお役立ちメディア出典/画像元: https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/11134現役合格率の高さや、女子合格者比率など、入試結果のデータから様々なことが読み取れますね。
2024年3月10日、東京大学は一般選抜の合格者を発表しました。
9432人の志願者の中から2993人が合格し、現役生比率は73.3%と4年連続で70%を超えました。
合格発表はインターネットのみで行われ、学内掲示の再開は今のところ予定されていません。
科類別では、文科と理科それぞれ3つの科類で募集が行われ、大学入学共通テストと筆記試験の結果を総合して合否が決定されました。
合格者最低点は科類によって異なり、理科三類が最も高くなっています。
なるほど、現役生の合格率が高いのは、近年の教育の変化を反映しているのかもしれませんね。女子の比率が下がったのは、少し気になるところです。
合格者の属性と多様性への取り組み
東大入試、女子合格率は?文三と理一で差がある?
20.6%で、科類により差。文三39.2%、理一8.5%
合格者の属性と多様性への取り組みについて見ていきましょう。
公開日:2023/05/05

✅ 2023年度の東京大学入試において、女子合格者比率は全体で21.8%と前年より2.0ポイント上昇し、文科一類、文科二類、文科三類で過去最高の女子比率を記録しました。
✅ 科類別に見ると、理科一類のみ女子比率が8.3%と3年連続で低下しており、文科三類を除き女子比率が50%を超えない点が東大の特徴として挙げられています。
✅ 文部科学省の「理系女子学生の活躍促進」という方針を受け、一部の大学では女子枠を設けており、東京工業大学が2024年度から女子枠を導入する予定です。
さらに読む ⇒まさおネット出典/画像元: https://masaonet.com/wp/2023/05/05/6534/女子合格者比率の推移や、科類別の差など、多様性という観点から興味深い結果が出ていますね。
2024年度の入試では、合格者全体の女子比率は20.6%となり、前期日程の合格者における女子の割合は20.0%と2年ぶりに2割を超えました。
全合格者(学校推薦型選抜や特別入試を含む)における女子の割合は21.3%です。
科類別に見ると、文科三類では39.2%と高い割合を示しましたが、理科一類は8.5%と低い傾向にあります。
これは、女性の志願者比率が23.3%と過去最高を記録したものの、合格者比率は科類によって差が見られる結果となりました。
大学は多様性を重視し、ジェンダーバランスの取れたキャンパスを目指しており、入試担当理事は、比率の推移を見守るとのことです。
東大も、女子学生、もっと増やしたいんやろなぁ。文科系はええけど、理科系はまだまだやもんなぁ。頑張ってほしいわ!
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東大が次世代育成支援へ本気!女性教員30%へ、男性育休50%以上、キャンパス改革も。多様性推進で、女子学生・地方出身者も応援!