竹島問題とは？歴史的事実や国際法から見た真実日韓関係における最大の懸案

韓国による竹島の不法占拠

竹島は、古来から日本が領有していた島であり、韓国の占拠は不法行為です。

韓国が竹島の不法占拠をやめない限り、両国間の関係改善などあり得ない

✅ 竹島はかつて日本において「松島」と呼ばれ、韓国の鬱陵島が「竹島」や「磯竹島」と呼ばれており、日本がこれらの島々を区別していたことは古地図や文献から明らかである。

✅ 江戸時代初期、日本は竹島を領有し、鬱陵島への渡海の途中に停泊地として利用していた。明治時代には、島根県が竹島を隠岐島司の所管とし、領土として編入した。

✅ 戦後、韓国が竹島を不法占拠し、国際法違反の「李承晩ライン」を設定した。日本は竹島が自国の固有の領土であることを主張し、国際司法裁判所（ICJ）への付託を提案したが、韓国はこれを拒否した。

さらに読む ⇒プラス│月刊誌・月刊『』ウェブ版出典/画像元: https://hanada-plus.jp/articles/1240

韓国の行為は、国際社会から非難されて当然です。

1952（昭和27）年1月、李承晩韓国大統領はいわゆる「李承晩ライン」を国際法に反して一方的に設定して、そのライン内に竹島を取り込みました。

1953（昭和28）年7月には海上保安庁の巡視船が、韓国漁民を援護していた韓国官憲から銃撃を受ける事件も発生し、1954年（昭和29）6月、韓国内務部は、韓国沿岸警備隊が駐留部隊を竹島に派遣した旨の発表を行いました。

その後、韓国は、引き続き警備隊員を常駐させるとともに、宿舎や監視所、灯台、接岸施設等を構築しています。

韓国による竹島の占拠は、国際法上何ら根拠がないまま行われている不法占拠であり、韓国がこのような不法占拠に基づいて竹島に対して行ういかなる措置も法的な正当性を有するものではありません。

韓国は、なぜこんなにも竹島に固執するんでしょう？

日本の対応と国際司法裁判所への付託

日本政府は、韓国に対して竹島の返還を求めていますが、なかなか解決に至っていませんね。

竹島の領土権確立を

✅ 竹島は歴史的に日本固有の領土でありながら、戦後韓国によって不当に占拠されている。

✅ 明治時代に日本政府が竹島を島根県に編入し、領土権を確立した一方で、戦後韓国が竹島を自国領土と主張し占拠を続けている。

✅ 竹島問題に対する国民的運動の展開を求め、政府の対応の遅れと国民の関心の低さを指摘し、国境線意識の重要性を訴えている。

さらに読む ⇒ホーム笹川平和財団出典/画像元: https://www.spf.org/opri/newsletter/59_1.html

日本政府は、国際社会に訴えるなど、あらゆる手段を使って竹島問題の解決に取り組むべきです。

我が国は、韓国による「李承晩ライン」の設定以降、韓国側が行う竹島の領有権の主張、漁業従事、巡視船に対する射撃、構築物の設置等につき、累次にわたり抗議を積み重ねました。

そして、1954（昭和29）年9月、竹島の領有権問題を国際司法裁判所に付託することを韓国側に提案しましたが、同年10月、韓国はこの提案を拒否しました。

また、1962（昭和37）年3月の日韓外相会談の際にも、小坂善太郎外務大臣より崔徳新韓国外務部長官に対し、本件問題を国際司法裁判所に付託することを提案しましたが、韓国はこれを受け入れませんでした。

日本政府は、竹島問題の解決に向けて、もっと積極的に行動を起こすべきです。

今日の内容は、皆さんにとって、竹島問題について考えるきっかけになれば幸いです。