韓国の非常戒厳令？ 尹錫悦大統領の行動と北朝鮮の反応戒厳令宣言と弾劾騒動で揺れる韓国政治

それでは、韓国の現状と北朝鮮の反応について、詳しく見ていきましょう。

戒厳令宣言と政治危機

韓国の政治状況は、非常に緊迫していると感じます。

韓国大統領の弾劾審理国会側「戒厳令は重大な憲法違反」と批判

公開日:2025/02/16

✅ 韓国の尹錫悦大統領の「非常戒厳」宣布に関する審理が憲法裁判所で開かれ、国会側は戒厳令宣布を「法治国家の原則に対する全面的な攻撃」と批判しました。

✅ 国会側は戒厳令は厳格な要件を満たす必要があるとし、尹大統領の宣布が自由裁量ではなく、手続きや通知義務を怠っていたと指摘しました。

✅ また、国会機能をまひさせようとした行動は「憲法秩序を乱す行為だ」と訴え、尹大統領の罷免を求めました。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250117/k00/00m/030/015000c

この戒厳令は、民主主義国家として非常に深刻な事態ですね。

2023年12月、韓国の尹錫悦大統領は、野党の対応などを理由に「国政はまひ状態にある」として、45年ぶりに戒厳令を宣言しました。

しかし、戒厳令は憲法により厳格に定められており、国会が過半数で解除を要求すれば大統領はこれを解除しなければならないことから、今回の戒厳令は憲法違反との指摘が出ています。

野党は尹大統領の即刻辞任を求め、応じない場合は弾劾手続きを進めると宣言し、与党からも強い批判が出ているため、尹大統領の求心力は急速に低下しています。

さらに、野党は尹大統領を「内乱罪」で告発するとしているため、今回の戒厳令騒動は、韓国の民主主義に大きな危機をもたらしています。

そうですね。韓国の民主主義が大きな岐路に立たされている状況ですね。

北朝鮮の反応と情報漏洩問題

軍事機密の漏洩は、国家安全保障にとって深刻な問題です。

韓国軍の機密が次々と…極秘施設やエージェントの実名まで生中継される韓国国会

公開日:2024/12/12

✅ 韓国軍の機密情報が国会での質疑応答の中で生中継で公開されてしまった。

✅ 合同参謀本部の位置や戦闘統制室、決心支援室などの位置、首都防衛司令部のB1バンカーの現況、情報司令部所属軍人の実名など、様々な軍事機密が公開された。

✅ 野党「共に民主党」は、非常戒厳事態の真相究明を進め、軍人からの通報を受け付ける「内乱事態提報センター」を設立。軍人に対して、公益通報者としての保護を訴え、戒厳軍の行動に対する責任を問う姿勢を示している。

さらに読む ⇒朝鮮日報出典/画像元: https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/12/12/2024121280055.html

軍事機密の漏洩は、国家にとって大きな損失です。

北朝鮮は、韓国の非常戒厳令と弾劾採決に関する報道や、キム・ヨンヒョン前国防部長官の軍事機密に関する反応を控えています。

これは、韓国側から極秘情報が漏洩しており、北朝鮮が反応することで刺激になる可能性があるためと考えられます。

北朝鮮は、韓国の民主主義的な展開の様子をこれまで目の当たりにしてきたため、むやみに介入すれば逆効果を招く可能性もあると判断しているようです。

また、混乱した状況下で軍事機密が暴露されている点も、北朝鮮が行動を慎重にしている理由の一つとされています。

専門家は、北朝鮮が今後、漏洩した情報を根拠に国際社会に問題提起する可能性や、米国が韓国から提供された情報の真偽を判断する材料として利用する可能性を懸念しています。

さらに、軍事機密の暴露は、国益を損なう可能性があるため、野党も含めて情報漏洩に対する懸念が表明されています。

ホンマにありえへん話やで！こんなとこまで公開してしまうとは！