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核兵器廃絶に向けた日本のジレンマ?核兵器禁止条約(TPNW)と安全保障の問題核兵器廃絶への道:日本の選択と国際社会の動き

唯一の被爆国、日本の核兵器禁止条約(TPNW)への姿勢が問われる。核抑止力と核廃絶のジレンマ、被爆者団体の訴え、市民社会の活発な動き。政府のオブザーバー参加見送り、世論との乖離も。核なき世界へ、日本はどう向き合うのか?

国際社会の動き:締約国会議と市民社会の役割

TPNW会議で何が議論され、何が再確認された?

核兵器廃絶と市民社会連携の重要性。

国際社会では、核兵器廃絶に向けた様々な取り組みが行われています。

国際賢人会議メンバーと被爆者・の意見交換会レポート–核兵器をなくす日本キャンペーン
国際賢人会議メンバーと被爆者・の意見交換会レポート–核兵器をなくす日本キャンペーン

✅ 広島で「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議の第1回会合が開催され、核兵器廃絶に向けた対話が行われた。

✅ 市民社会側からは、被爆者やNGO関係者らが参加し、核兵器の非人道性や核兵器禁止条約への署名・批准を訴えた。

✅ 国際賢人会議側は、被爆者の体験や意見に耳を傾け、核抑止政策の克服や核兵器廃絶への具体的な道筋を示す必要性を認識した。

さらに読む ⇒核なき世界を日本から核兵器廃絶日本連絡会出典/画像元: https://nuclearabolitionjpn.com/archives/ngo/dialogue-international-eminent-persons-1210

市民社会の積極的な参加が、国際的な連携を深める上で、非常に重要になっていると感じます。

2024年3月、米国ニューヨークで開催されたTPNW第3回締約国会議には、日本政府は不参加でしたが、被爆者団体やNGO、特に若い世代が積極的に参加し、現地の様子を発信しました。

会議では、核兵器廃絶に向けた議論が活発に行われ、市民社会との連携の重要性が再確認されました

核兵器製造におけるウラン採掘や核実験による被曝問題(ニュークリア・レイシズム)など、過去の事例を通して被害の実相が共有されました。

会議を通じて、核兵器廃絶に向けた国際的な連帯の重要性が改めて認識されました。

核兵器の恐ろしさを、若い世代にもっと伝えていく必要があると思いました。私たちも、もっと積極的に学んで、発信していきたいです。

安全保障と核廃絶:専門家の視点と世論

日本の核廃絶、どうする?専門家と世論のジレンマとは?

核禁条約参加、政府と国民の間で意見対立。

専門家の視点からは、安全保障と核廃絶のバランスが議論されていますね。

核兵器禁止条約日本の立ち位置は?来年初めにも発効、識者に聞く:東京新聞デジタル
核兵器禁止条約日本の立ち位置は?来年初めにも発効、識者に聞く:東京新聞デジタル

✅ 国連総会で核兵器禁止条約の発効が目前となり、日本は米国の核の傘への依存を理由に条約への参加に消極的な姿勢を続けている。

✅ 専門家は、日本が唯一の被爆国としての道義的立場と安全保障上のジレンマを抱え、国内での議論が十分に行われていない現状を指摘している。

✅ 核兵器禁止条約への参加は、国民の支持がある一方、米国の核の傘との関係性において矛盾が生じる可能性があり、政治家が曖昧な態度を取り続けている。

さらに読む ⇒東京新聞出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/59867

安全保障と核兵器廃絶という、相反するテーマの間で、国民の意見が分かれている現状が分かります。

政策研究大学院大の田中明彦学長は、日本の安全保障政策と核廃絶の矛盾を指摘し、核禁条約への即時参加は難しいと考えを示しています

一方、明治大の山田寿則兼任講師は、米国の核の傘への依存は政治的な合意であり、日本の安全保障を再構築し、核兵器への依存を減らすことが重要だと示唆しています。

世論調査では核禁条約参加を支持する国民が多数派を占めており、政府の姿勢との間にずれが生じています。

安全保障問題は、専門的な知識が必要で、非常にデリケートな問題ですね。国民の理解を深めるための、丁寧な情報発信が重要だと思います。

市民社会の訴え:政府への働きかけ

コープあいちも反対!核兵器禁止条約への日本政府の対応は?

オブザーバー参加見送りに反対意見書を提出。

市民社会の主体的な活動が、政府の姿勢に影響を与えようとしています。

日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名に取り組んでいます
日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名に取り組んでいます

✅ 2017年に国連で採択された核兵器禁止条約が、50か国の批准を経て2021年1月22日に発効しました。

✅ 唯一の戦争被爆国である日本は、核兵器廃絶に向けて条約への署名・批准をすべきという声があがっています。

✅ オンライン署名や紙での署名を通じて、核兵器のない世界を実現するための署名活動が行われています。

さらに読む ⇒コープあいち平和アーカイブ出典/画像元: https://peace-coopaichi.tcoop.or.jp/2022/02/10/post-1593.html

市民の力で、政府の姿勢を変えようとする動きは、非常に重要だと思います。

核兵器禁止条約締約国会議への日本政府のオブザーバー参加見送りに対し、被爆者団体やNGOだけでなく、生活協同組合コープあいちも反対の意見書を提出しました。

コープあいち理事会は、核兵器のない世界を目指す理念に基づき、政府が次回の締約国会議に積極的に参加することを強く求めています

被爆者や市民社会は、核兵器廃絶という理想と、現実的な安全保障との間で揺れる政府に対し、積極的な姿勢を示すよう働きかけています。

コープあいちさんの意見書、素晴らしいですね!市民の声を、もっともっと大きくしていくことが大事やと思います。

核兵器廃絶は、国際社会全体の課題であり、日本もその中で重要な役割を担う必要がありますね。

🚩 結論!

💡 日本は、核兵器廃絶の理念と安全保障との間で、難しい選択を迫られている。

💡 被爆者や市民社会は、核兵器廃絶を強く訴え、政府に働きかけている。

💡 国際社会は、核兵器廃絶に向けて連携し、市民社会の役割を重視している。