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日本の首相は東南アジアでどんな活躍をしているの?石破茂首相と岸田総理のASEAN訪問

石破首相、ASEAN強化へ!マレーシア&インドネシア訪問で安保・経済協力深化!中国の影、米国の関与…今後の日ASEAN関係の行方は?

日本の首相は東南アジアでどんな活躍をしているの?石破茂首相と岸田総理のASEAN訪問

📘 この記事で分かる事!

💡 石破茂首相と岸田総理は、それぞれASEAN加盟国を訪問しました。

💡 両首相は、ASEAN諸国との安全保障や経済協力強化を図りました。

💡 中国の台頭を背景に、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた取り組みが注目されます。

それでは、石破茂首相と岸田総理の東南アジア訪問について、詳しく見ていきましょう。

石破首相の東南アジア訪問~安保連携強化と中国への対抗策

石破首相のASEAN訪問、最大の目的は?

安保連携強化

石破首相は、ASEAN首脳会議で中国の行動を批判したんですね。

覇権主義的行動を批判ASEANと海洋安保で連携―石破首相:時事ドットコム

公開日:2024/10/10

覇権主義的行動を批判ASEANと海洋安保で連携―石破首相:時事ドットコム

✅ 石破首相はASEAN首脳会議で、中国の東・南シナ海における覇権主義的な行動を批判し、海洋安全保障での連携強化を訴えました。

✅ 具体的には、東シナ海での日本の主権侵害となる活動や、南シナ海での軍事化・威圧的な活動に対する懸念を表明しました。

✅ また、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、中国との緊密な意思疎通を継続していく意向を示しました。

さらに読む ⇒時事ドットコム:時事通信社が運営するニュースサイト出典/画像元: https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101000149&g=pol

中国に対抗するためにも、ASEAN諸国との連携が重要になってくると思います。

石破茂首相は、就任後初めて東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国のマレーシアとインドネシアを訪問し、安保連携強化など関係深化を目指しました。

中国の覇権主義的な動きを懸念し、両国との連携強化を図ることで、「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指しています

マレーシアではアンワル首相と会談し、防衛装備品供与、共同訓練などに取り組む方針を確実にする一方、インドネシアではプラボウォ大統領との会談で海軍への高速警備艇供与や、2プラス2開催を決定しました。

両国はともに「全方位外交」を掲げていますが、中国への傾斜が懸念されます。

米国の東南アジアへの関与が鍵を握り、石破首相はトランプ氏に東南アジアへの関与強化が日米両国の国益にも資することを伝え、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化を訴える必要があるとされています。

石破首相は、ASEAN諸国との連携強化を訴えましたが、中国との関係悪化は避けられないでしょう。

岸田総理の東南アジア訪問~平和と安全への貢献

岸田総理の東南アジア訪問の目的は?

関係強化と平和貢献

岸田総理も、東南アジア諸国との関係強化を図っているんですね。

岸田総理のフィリピン・マレーシア訪問新たな時代に入った諸国との関係–ニッポン放送
岸田総理のフィリピン・マレーシア訪問新たな時代に入った諸国との関係–ニッポン放送

✅ 岸田総理のフィリピン・マレーシア訪問は、両国との関係強化を目的とし、特にフィリピンでは、従来の海上保安協力にとどまらず、日本製防衛装備の輸出が実現するなど、軍事協力面での進展が見られた。

✅ マレーシアは、海洋国家としての側面を強め、中国の南シナ海進出への警戒感を高めている。日本との関係も、従来の「東方政策」に基づく友好関係から、海洋安全保障を軸とした新たな段階に移行しつつある。

✅ 総理の訪問は、日本とASEAN諸国との友好関係50周年を記念するものであり、中国の台頭による影響力拡大に対抗するため、日本はASEAN諸国との連携強化を図る必要性を改めて認識した。

さらに読む ⇒ニッポン放送出典/画像元: https://news.1242.com/article/474887

フィリピンとの軍事協力が進展したことは大きな成果と言えるでしょう。

岸田総理は、ASEAN議長国であるマレーシアと地域最大の人口・経済規模を持つインドネシアへの訪問を表明しました。

今回の訪問は国際会議以外では初めての海外出張であり、不確実性を増す国際社会において、東南アジアとの関係を強化する狙いがあります

特に、自由で開かれたインド太平洋の実現、エネルギー供給の安定化、両国の経済発展への貢献について協議し、具体的な成果を得たいと考えています。

経済分野では、さらなる投資による両国の経済発展への寄与、化石燃料に頼らない安定的なエネルギー供給について話し合います。

安全保障分野では、地域における安全保障枠組みの構築について協議し、信頼関係の醸成を重視する考えです。

今回の訪問を通じて、日本は東南アジアとの関係を強化し、国際社会における平和と安全に貢献していくことを目指しています。

岸田総理の東南アジア訪問は、中国への牽制という意味合いも強いでしょう。

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石破首相、ASEAN強化へマレーシア・インドネシア訪問!防衛協力、脱炭素化で安定構築!