エルミタージュ美術館とは? 歴史と魅力を徹底解説!(?)世界最大級の美術館、エルミタージュ美術館の魅力
サンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館。絢爛豪華な冬宮殿で、レンブラント、ラファエロの名作に出会える!ロマノフ王朝の栄華、ロシア革命、戦争の悲劇を乗り越え、今も美術を守り続ける人々の物語。貴重なコレクションと共に、ロシアの歴史と文化を体感できる。世界遺産にも登録された、圧巻の空間へ。
💡 エルミタージュ美術館は、ロシアのサンクトペテルブルクにある世界最大級の美術館であり、豪華絢爛なコレクションを誇ります。
💡 エカテリーナ2世による創設、ロシア革命、そして第二次世界大戦など、激動の歴史を乗り越えてきた美術館の姿を紹介します。
💡 サンクトペテルブルクの歴史地区の一部として、世界遺産にも登録されており、その建築美も魅力です。
本日はエルミタージュ美術館の魅力に迫ります。
まずは、エルミタージュ美術館の概要と、この記事で皆様にお伝えしたいことについてご紹介いたします。
エルミタージュ美術館の歴史と概要
エルミタージュ美術館は何で有名?
世界三大美術館のひとつ
本章では、エルミタージュ美術館の歴史と概要を詳しく見ていきましょう。
公開日:2024/02/22

✅ エルミタージュ美術館は、かつてロシア皇帝の冬宮殿だった場所で、現在は世界で最も重要な美術館の一つとして、美術品や文化遺産を展示しています。
✅ エルミタージュ美術館は、18世紀からロシアの皇帝によって収集された美術品を展示しており、そのコレクションはヨーロッパ美術史における重要な役割を果たしています。
✅ エルミタージュ美術館は、サンクトペテルブルク歴史地区の一部として、都市の建築様式や歴史的意義において重要な役割を果たしており、そのため世界遺産に登録されています。
さらに読む ⇒世界遺産マニア出典/画像元: https://worldheritage-mania.com/constitutional-heritage-hermitage-museum/エルミタージュ美術館の壮大な歴史と、今に残る美術品の数々に圧倒されますね。
まさに、ロシアの歴史と文化を凝縮した場所と言えるでしょう。
エルミタージュ美術館は、ロシアのサンクトペテルブルクにある世界三大美術館のひとつです。
18世紀後半に女帝エカテリーナ2世が建設した王宮で、現在は美術館本館になっている冬の宮殿をはじめ、小エルミタージュ、旧エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミタージュ劇場などから成っています。
美術館として一般公開を始めたのは1852年ですが、美術品コレクションの歴史は1764年に遡ります。
1917年のロシア革命によってロマノフ王朝が終焉を迎えると国立博物館となり、1990年にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。
エルミタージュ美術館には、レンブラントの『ダナエ』やラファエロの『聖家族』など、数々の名作が展示されています。
冬の宮殿は、大使の階段、ピョートル大帝の間、紋章の間、1812年祖国戦争の画廊、小食堂、孔雀石の間、ニコライ2世の書斎、黄金の客間など、豪華絢爛な内装装飾も見どころです。
なるほど、エルミタージュ美術館は単なる美術館ではなく、ロシアの歴史そのものを語る場所なのですね。サンクトペテルブルクの歴史地区の一部として、世界遺産に登録されているのも納得です。
エカテリーナ2世とエルミタージュ美術館の創設
エカテリーナ2世が創設したエルミタージュ美術館は何を目的としていた?
ロシア帝国の威信向上
本章では、エルミタージュ美術館創設の背景について解説します。

✅ エルミタージュ美術館は、ロシア帝国のエカテリーナ2世がヨーロッパの文化、権威を示すために収集した美術品を中核に設立された美術館である。
✅ エカテリーナ2世は、夫から帝位を奪って即位し、ロシア帝国の近代化を進めた。彼女の膨大なコレクションは、ロシアの文化レベルを向上させ、国際的な地位を高める役割を果たした。
✅ エルミタージュ美術館は、ロシア革命、第二次世界大戦、スターリン時代などの歴史的激動を経験し、その歴史が美術館の建物やコレクションに刻み込まれている。現在でも政治と美術の複雑な関係は、美術館の運営やコレクションの展示に影響を与えている。
さらに読む ⇒和樂美の国ニッポンをもっと知る!出典/画像元: https://intojapanwaraku.com/rock/art-rock/1312/エカテリーナ2世の強い意志と、ロシアの文化を高めようとする情熱が伝わってきますね。
彼女がいなければ、エルミタージュ美術館は存在しなかったかもしれません。
エルミタージュ美術館は、元々はエカテリーナ2世が創設した絵画美術館であり、膨大なコレクションを誇っています。
エカテリーナ2世は、夫であるピョートル3世から帝位を奪い、ロシアの近代化を進め、フランスやスペインと並ぶ文化国家としてのロシア帝国を形成しました。
エルミタージュ美術館は、文化的な後進国であったロシア帝国の威信を示すための重要な手段であり、莫大な資金を投入して14000点の絵画や素描、38000点の書籍など、数多くの美術品を収集しました。
エカテリーナ2世の肖像画には、彼女の強い意志と、ロシア人としての誇りが表現されています。
エカテリーナ2世の行動力、ほんまもんやな! ヨーロッパの文化に追いつけ追い越せ!言うて、めちゃくちゃ金かけて美術品集めたんやろ? そら今のエルミタージュ美術館の規模になるわ!
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ロシア激動の歴史を刻むエルミタージュ美術館。映画と世界遺産、名画展で、その壮大な物語に触れる。戦争と芸術、そして猫たちの秘密。圧巻のコレクションを体感せよ!