2025年大阪・関西万博、開催は大丈夫? 費用、チケット、安全面…課題山積?(万博、チケット、費用、安全?)大阪・関西万博、赤字、建設費高騰、安全問題…開催へのハードル
2025年大阪・関西万博が、開幕3ヶ月前にも関わらずチケット販売低迷、赤字の危機に。建設費は膨張、運営費も増加し、国民負担の可能性も。批判的なメディアの取材拒否も発覚。万博の現状を多角的に分析し、問題点を浮き彫りに。中止も視野に入れた、より良い解決策が求められる。
💡 2025年大阪・関西万博は、チケット販売の低迷や建設費の高騰、安全面での懸念など、多くの課題を抱えています。
💡 万博開催に向け、建設費の増額や運営費の確保が喫緊の課題となっています。赤字にならないように対策が急務です。
💡 万博会場でのガス爆発事故や、メディアへの情報統制など、安全面や情報公開の姿勢も問題視されています。
それでは、本記事で大阪・関西万博に関する様々な情報をお伝えします。
まず、万博の概要から見ていきましょう。
万博のチケット販売目標達成が危ぶまれ、赤字の可能性が高まっている
大阪万博、チケット販売目標達成は厳しい状況?
目標達成困難、赤字懸念
万博の現状について、様々な問題点が浮き彫りになってきました。
深刻な状況です。

✅ 2025年大阪・関西万博は開幕まで3か月を切ったにも関わらず、チケット販売不振や建設費・運営費の膨張など様々な問題を抱えており、中止の可能性すら懸念されている。
✅ チケット販売は目標の約54%にとどまり、特に個人向けの販売は低迷している。運営費の8割強をチケット収入で賄う計画のため、このままでは赤字となり、負担が住民・国民に転嫁される可能性がある。
✅ 万博誘致は府民の要求ではなく、維新と自公政権幹部の談合で決まったものであり、計画段階から問題点が指摘されていた。建設費・運営費の膨張に加え、無駄な計画や基金の取り崩しなど、問題点は多岐にわたっている。
さらに読む ⇒日本共産党出典/画像元: https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2025-01-14/2025011401_04_0.htmlチケット販売の低迷、建設費・運営費の高騰、そして万博誘致の経緯など、様々な問題を抱えていますね。
2025年大阪・関西万博の開幕まで3か月を切った中、チケット販売目標達成が危ぶまれ、赤字の可能性が高まっている。
前売り入場券の販売目標は1400万枚だが、現時点で約54%の約751万枚にとどまっている。
特に個人向け販売はわずか6%と低迷しており、目標達成には1日約6.8万枚の販売が必要だが、最近の販売ペースは週1~2万枚台と、目標達成は極めて困難な状況だ。
万博の運営費は、当初の809億円から1160億円へと約1.5倍に増加し、警備費など新たに55億円も増加している。
チケット収入で運営費の8割以上を賄う計画だが、チケット販売の低迷により赤字に陥る可能性が高まっている。
さらに、会場建設費も当初の1250億円から2350億円へと約2倍に膨張し、メタンガス対策や空き施設整備など新たな支出も発生している。
そのため、大阪府や財界は、万博記念基金から約95億円を拠出するよう要請する事態にまで至っている。
万博は、府民の要求ではなく、維新と自公政権幹部の談合で決まったものであり、カジノのインフラ整備のために強引に夢洲を会場に決定した。
そのため、国民の声を聞かずに進められた結果、今のような行き詰まりに直面している。
万博の中止も含め、現状を見直し、国民に負担を転嫁することなく、より良い解決策を検討する必要がある。
万博は、まるで巨大な負債を抱えたプロジェクトの様相ですな。当初の計画から大きく乖離し、国民に負担が及ぶ可能性も否定できません。これは、しっかりとした検証と対策が必要でしょう。
万博中止を求める声が高まる
大阪万博、中止論が強まる中、最大の懸念点は?
労働者安全と環境問題
会場での事故や万博中止を求める声の高まり、とても心配です。

✅ 2025年大阪・関西万博の会場建設現場で可燃性ガスによる爆発事故が発生した。事故は、夢洲1区の「グリーンワールド(GW)工区」の屋外イベント広場横の東側、開幕中に使用されるトイレの1階で発生し、溶接作業中に発生した火花が、配管ピット内にたまった可燃性ガスに引火した。
✅ 事故現場である夢洲1区は、廃棄物の最終処分場であり、メタンガスの発生源となる下水汚泥、ダイオキシンなどの有害物質が埋め立てられている。そのため、ガス抜き管が設置されているが、今回の事故は、ガス抜き管の対策が不足していた可能性が指摘されている。
✅ 日本共産党のたつみコータロー元参院議員らは、大阪市環境局に聞き取りを行い、万博協会が現場検証を踏まえて再発防止策を作成し、工事を再開すると発表しているものの、現場検証がいつ行われるのか、協会側からまだ報告されていないことを明らかにした。たつみ氏は、廃棄物の最終処分場である夢洲で、2820万人もの人を集める万博を開催してはならないと主張し、万博協会の責任も問われると述べている。
さらに読む ⇒今こそ万博中止の決断を建設現場でガス爆発事故夢洲やはり危険たつみ氏ら大阪市環境局に聞き取り/日本共産党大阪府委員会出典/画像元: https://www.jcp-osaka.jp/osaka_now/26316会場での事故や、安全対策の不備、中止を求める声など、開催に向けて様々な問題が浮き彫りになっていますね。
2025年大阪・関西万博は、会場建設費の膨張、パビリオン建設の遅れ、建設現場でのガス爆発事故など、さまざまな問題を抱えています。
日本共産党は、昨年8月の声明発表以来、万博中止の立場を貫いています。
党は、万博建設における労働者の命にかかわる問題を懸念し、労働時間の上限規制が適用されない場合、違法なサービス残業などが強いられる可能性を指摘しています。
また、能登半島地震発生後、万博よりも被災地支援を優先すべきとの世論が広がる中で、万博推進派は被災地軽視との批判を浴びています。
さらに、万博会場建設現場でのガス爆発事故を受け、日本共産党は、メタンガスが会期中も排出され、安全対策が不十分であることを指摘し、万博中止を求めています。
子どもたちの無料招待事業に関しても、災害時の避難計画が未整備で、安全性が確保されていないとして懸念を表明しています。
また、日本政府がイスラエルの万博参加を認めたことに対し、「いのち輝く」という万博の理念に反するとして批判しています。
いやー、ほんま、夢洲って名前が、なんか皮肉やなぁ。爆発事故とか、安全対策とか、色々不安やん。万博、中止も視野に入れたほうがええんちゃう?
次のページを読む ⇒
2025年大阪・関西万博、開幕前に暗雲? メディア排除、建設費増額、赤字補填問題も。未来社会を描く祭典に、批判の声が上がる。