安倍派裏金事件、会計責任者・松本淳一郎被告の裁判はどうなる?(裏金問題、政治資金規正法違反)松本淳一郎被告とは?安倍派裏金事件を巡る裁判の行方
元NTT社員、安倍派会計責任者・松本淳一郎氏。裏金事件で虚偽記入罪に問われ、裁判でノルマ超過分の還流経緯を供述。政治資金規正法違反事件の真相は?検察の対応にも注目が集まる中、今後の裁判で安倍派の闇がどこまで解明されるのか。政治とカネの問題、その行方が問われる。
💡 自民党安倍派の政治資金パーティー裏金事件で、会計責任者の松本淳一郎被告が政治資金規正法違反の罪に問われています。
💡 第2回公判では、松本被告が裏金の還流再開を要望されたと証言、細田元会長の指示でノルマが決定されたと説明しました。
💡 衆院予算委員会での参考人聴取では、松本氏と他の幹部との証言に食い違いが見られ、真相解明が急がれています。
それでは、まず今回の記事で皆様に知っていただきたい3つのポイントをご紹介します。
松本淳一郎氏の経歴と学歴
松本淳一郎氏の経歴の特徴は?
政界と企業、両方に強い繋がりを持つ
本日は、松本淳一郎被告の経歴を紐解き、事件の背景を理解する第一歩としましょう。
公開日:2024/09/08

✅ 自民党派閥「清和政策研究会(安倍派)」の政治資金パーティー裏金事件で、会計責任者の松本淳一郎被告は、政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で起訴され、検察側は禁錮3年の求刑をしました。
✅ 検察側は、安倍派でパーティー券収入のノルマ超過分がキックバック(還流)されていた事実を指摘し、松本被告が虚偽記載を継続した責任を問いました。
✅ 弁護側は寛大な判決を求めて結審し、判決は9月30日に言い渡される予定です。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20240809/k00/00m/040/317000cNTT出身で政治の世界に入られたんですね。
早稲田大学ご出身というのも、流石ですね。
松本淳一郎氏は、元NTT社員で、長年のキャリアを経て2019年に安倍派「清和政策研究会」の会計責任者に就任しました。
彼は2011年までNTTコムウェアの常任監査役を務め、その後通信業界の業界団体である21テレコム会議の代表理事に就任し、政界とのつながりを持ち始めました。
2017年には日本会議杉並支部長に就任し、政治活動への関与を深めました。
彼は早稲田大学政治経済学部を卒業しており、その学歴は彼の高い能力を裏付けるものです。
彼は大学で政治経済を学び、後の実務キャリアの基礎を築いたと考えられます。
彼の経歴と学歴は、彼が政治の世界で重要な役割を果たすために必要な知識と経験を備えていることを示しています。
早稲田大学政治経済学部のご出身ですか。政治の世界で活躍するために必要な知識と経験を積んでこられた方なのですね。
安倍派裏金事件の第2回公判
安倍派裏金問題、松本被告は還流再開の要望を誰から受けた?
ある幹部
第2回公判の詳細を見ていきましょう。
松本被告の証言には注目すべき点が多々あります。

✅ 自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、会計責任者の松本淳一郎被告は、政治資金規正法違反(虚偽記入)罪で起訴され、第2回公判が開かれました。
✅ 松本被告は、パーティー券販売ノルマ超過分の議員への還流を中止した経緯について、ある幹部が再開を要望してきたと証言しました。また、議員の「中抜き」については、2018、19年分は約8000万円を認識していなかったと主張し、虚偽記入を否認しました。
✅ さらに、松本被告は、パーティー券のノルマ設定や還付金の決定は、当時の安倍派会長である細田博之氏の指示で行われていたと説明しました。
さらに読む ⇒東京新聞出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/334418なるほど、幹部の方から再開を要望があったんですね。
細田元会長の指示というのも気になりますね。
自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記入)罪に問われた松本淳一郎被告(76)の第2回公判が18日、東京地裁で開かれました。
松本被告は、パーティー券販売ノルマ超過分の議員への還流をやめると決めた経緯について、ある幹部が再開を要望してきたと発言しました。
被告は、2018年から2022年の安倍派の政治資金収支報告書に収支計約13億5000万円を記載しなかったとする起訴内容を大筋で認めましたが、議員側がパーティー券のノルマを超えた分を納めない「中抜き」については、18、19年の計約8000万円は認識していないと虚偽記入を否認しています。
公判では、中抜きの認識やノルマの設定、還付金の決定プロセスなどが明らかになりました。
松本被告は、中抜きの総額は検察の取り調べで初めて知ったと主張し、議員側に確認しなかったことについても「ノルマが達成していればいいと思った」と述べました。
また、パーティー券のノルマ設定や還付金については、当時の会長である細田博之氏の指示で行っていたと説明しました。
公判は今後、検察側による証人尋問などが行われる予定です。
安倍派の裏金問題の真相解明に向けて、今後の裁判の行方が注目されます。
いやー、ホンマにややこしい話やな! ノルマ達成でええと思った、って…もっと突っ込んだ話、聞けへんかなぁ!
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安倍派裏金問題、会計責任者の証言で新展開!ノルマ超過分の還流再開を幹部が決定。しかし、幹部らの証言と食い違いも。真相解明は遠く、今後の展開に注目。