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藤本壮介氏デザイン!大阪・関西万博「大屋根リング」と「いのち」をテーマにした会場構成とは?万博の顔「大屋根リング」と、会場を彩る各パビリオン

2025年大阪・関西万博の象徴「大屋根リング」!建築家・藤本壮介氏がデザインし、世界を結ぶ場としての万博を表現。巨大木造リングが包むのは、自然と共生する「静けさの森」。8つのテーマ館では、未来の「いのち」を問いかける展示が。持続可能な木材調達にもこだわり、万博のレガシーを創出。未来社会への希望が、ここに。

藤本壮介氏デザイン!大阪・関西万博「大屋根リング」と「いのち」をテーマにした会場構成とは?万博の顔「大屋根リング」と、会場を彩る各パビリオン

📘 この記事で分かる事!

💡 万博のシンボル「大屋根リング」は、世界最大級の木造建築物。藤本壮介氏のデザインで、日本の伝統構法が用いられています。

💡 会場の中心には「静けさの森」が配置され、「いのち」をテーマにした8つのシグネチャーパビリオンが、来場者に多様な体験を提供します。

💡 木材調達においては、持続可能性に配慮した調達コードが採用され、透明性と持続可能性の確保が課題となっています。

本日は、2025年大阪・関西万博の会場構成と、メインとなる「大屋根リング」について、詳しく見ていきましょう!まずは、万博の概要について触れていきます。

大屋根リング誕生秘話:藤本壮介氏のデザインへの想い

藤本壮介氏が大阪万博のデザインを引き受けた理由とは?

分断社会の橋渡し

万博のシンボルである「大屋根リング」の誕生秘話から、そのデザインに込められた藤本壮介氏の想いを紐解きます。

藤本壮介さん考案「大屋根リング」つながる—大阪・関西万博

公開日:2024/08/23

藤本壮介さん考案「大屋根リング」つながる—大阪・関西万博

✅ 大阪・関西万博のシンボルとなる「大屋根リング」が、当初の予定よりも1カ月早く完成した。

✅ 大屋根リングは、建築家藤本壮介さんのデザインによる世界最大級の木造建築物で、日本の伝統構法を用いて組み立てられている。

✅ 吉村大阪府知事は、大屋根リングが木造建築の可能性を示しており、万博後もその構造を残すことを検討していると述べている。

さらに読む ⇒新建ハウジング|工務店のための専門メディア出典/画像元: https://www.s-housing.jp/archives/361429

藤本氏が、万博のあり方について深く考察し、現代社会の課題と向き合いながらデザインされたという点に、非常に感銘を受けました。

万博が、世界の人々をつなぐ場となる可能性を示唆している点も素晴らしいです。

2025年に開催される大阪・関西万博のシンボルとなる「大屋根リング」は、建築家藤本壮介氏によってデザインされました。

藤本氏は当初、万博開催の意義に疑問を抱き、現代における万博のあり方について深く考察しました。

万博協会との議論を通して、藤本氏は現代社会が抱える「分断」という課題に対し、万博が世界の人々をつなぐ場となる可能性に気づき、デザインを引き受けました。

大屋根リングは、単なる屋根ではなく、万博会場全体を包み込む巨大なリングとして設計されました。

このリングは、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を象徴し、来場者にとって特別な体験を提供することを目指しています。

なるほど、藤本壮介氏が万博の意義に疑問を持ち、そこからデザインを引き受けたというのは興味深いですね。単なる建築物以上の意味合いを持っていることが、万博をより魅力的に感じさせますね。

万博会場の中心:静けさの森

2025年大阪万博の会場にどんな森が作られる?

静けさの森

会場の中心となる「静けさの森」と、そこを囲む8つのテーマ館について掘り下げていきます。

各パビリオンが、「いのち」をテーマに、どのような展示やイベントを通してメッセージを発信するのか、注目です。

大屋根リング」の中心部は何があるのか?「静けさの森」が表現する未来社会。

公開日:2024/12/20

大屋根リング」の中心部は何があるのか?「静けさの森」が表現する未来社会。

✅ 2025年大阪万博では、約2キロの巨大な木造建築「大屋根リング」の円の中心に「静けさの森」が設置され、その周囲に8つのシグネチャープロジェクトのパビリオン、そしてさらにその周囲に各国のパビリオンが配置されます。

✅ 8つのテーマ館はそれぞれ「いのちを響き合わせる」「いのちを拡げる」「いのちを高める」「いのちを磨く」「いのちを知る」「いのちを育む」「いのちをつむぐ」「いのちを守る」というテーマを掲げ、それぞれ異なるプロデューサーによって企画され、多様な展示やイベントを通じて万博来場者に「いのち」について考え、概念をアップデートする機会を提供します。

✅ それぞれのテーマ館では、「Better Co-Being」では経済だけでなく環境や人権、教育、健康など多元的な軸での文明再構成を、「いのちの未来」では技術と融合によるいのちの可能性の拡大を、「いのちの遊び場 クラゲ館」ではSTEAM教育を通して創造性を爆発させ、そして「null²」では物理的空間とデジタル空間を融合させたインタラクティブな体験を提供するなど、各館が独自のアプローチで「いのち」をテーマに据え、未来社会への示唆を与えます。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://sustainable.japantimes.com/jp/magazine/456

万博のテーマを体現する「静けさの森」は、自然と共生する未来社会の象徴となるようですね。

約1500本の樹木に囲まれた空間は、来場者に安らぎとインスピレーションを与えることでしょう。

2025年大阪万博の会場となる夢洲には、全長約2キロの巨大な木造建築「大屋根リング」が建設されます。

その円の中心に位置するのはパビリオンではなく、約2.3ヘクタールの広さを誇る「静けさの森」だ。

中央には直径20mほどの池があり、その周りを約1500本の樹木が囲む。

この森は自然と共生するこれからの社会の象徴として計画されており、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現する空間となっています

いやー、2キロの木造建築ってだけでもすごいのに、その中心に森があるってのがまたエエやん!万博、ますます楽しみになってきましたわ!

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大阪・関西万博、いのちをテーマにしたパビリオン群!未来を考え、持続可能な社会へ。木材調達も持続可能性に配慮。詳細公開で透明性向上へ。