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藤本壮介氏デザイン!大阪・関西万博「大屋根リング」と「いのち」をテーマにした会場構成とは?万博の顔「大屋根リング」と、会場を彩る各パビリオン

2025年大阪・関西万博の象徴「大屋根リング」!建築家・藤本壮介氏がデザインし、世界を結ぶ場としての万博を表現。巨大木造リングが包むのは、自然と共生する「静けさの森」。8つのテーマ館では、未来の「いのち」を問いかける展示が。持続可能な木材調達にもこだわり、万博のレガシーを創出。未来社会への希望が、ここに。

8つのパビリオン:いのちの未来を語る

万博のテーマ「いのち」は、どのように表現されている?

8つのテーマ館で表現

TOPPANが協賛するパビリオンを中心に、8つのシグネチャーパビリオンの詳細を見ていきます。

各パビリオンが、どのように「いのち」を表現し、来場者にどのような体験を提供するのか、解説します。

シグネチャーパビリオン

公開日:2024/09/02

シグネチャーパビリオン

✅ この記事は、2025年大阪・関西万博における「シグネチャーパビリオン」への協賛について、TOPPANが実施する内容を紹介しています。

✅ TOPPANは、河森正治氏による「いのちめぐる冒険」パビリオン(テーマ「いのちを育む」)と、宮田裕章氏による「Better Co-Being」パビリオン(テーマ「いのちを響き合わせる」)の2つのプロジェクトに協賛しています。

✅ 具体的には、「いのちめぐる冒険」パビリオンでは、4m超の巨大LEDビジョンやバーチャルパビリオンの制作、「Better Co-Being」パビリオンでは、共鳴体験を促す空間デザインや展示物の提供などを予定しています。

さらに読む ⇒年日本国際博覧会(大阪・関西万博)協賛│は大阪・関西万博の成功を応援するとともに、「社会課題の解決に向けた新たな価値創造の場」と捉え、持続可能で豊かな未来社会の実現に向けて取り組みます。出典/画像元: https://www.expo2025-toppan.com/pavilion/

「いのち」をテーマにした8つのパビリオンは、それぞれ異なる視点から未来社会を提示するのですね。

多様な展示やイベントを通して、来場者が「いのち」について深く考え、理解を深める機会となるでしょう。

「静けさの森」の周囲には、万博のテーマである「いのち」を8つのテーマに沿って表現した8つのシグネチャープロジェクトのパビリオンが建ち並ぶ。

それぞれのテーマ館にはプロデューサーが就任し、趣向を凝らした展示とイベントを通して、いのちの大切さ、可能性、未来について考えさせる

例えば、「BetterCo-Being」パビリオンでは、経済だけでなく環境、人権、教育、健康など多様な側面から文明を再構成する転換点について考察する。

また「いのちの未来」パビリオンでは、技術と融合することでいのちの可能性を拡げる未来について、ロボット研究の第一人者である石黒浩氏が提言する。

これらのパビリオンを通して、訪れる人々は「いのち」という概念を再認識し、未来社会における自身の役割や責任について考える機会を得ることができるだろう。

いろんなテーマで「いのち」について考えられるのって、すごく面白そう!自分の興味のあるテーマのパビリオンは絶対に行きたいな!

持続可能な木材調達:万博協会の取り組み

万博木材調達で重視されるのは?

持続可能性

木材調達における持続可能性について、万博協会の取り組みをご紹介します。

調達コードの詳細や、認証材以外の木材の確認方法について解説します。

万博木材リンクと木材調達コードの関係ーワーキンググループから
万博木材リンクと木材調達コードの関係ーワーキンググループから

✅ 大阪関西万博の大屋根リンクの建設における木材の持続可能性について、調達コード第3版の物品別の個別基準に基づいた確認が行われている。

✅ 国産材は、森林認証を受けていない場合、合法性に加え、生態系保全、先住民の権利、労働者の安全管理などの持続可能性に関する要件を満たしていることを確認し、書類で伝達する仕組みを導入している。

✅ 万博協会は、各工事受注者にヒアリングを行い、木材の調達コード遵守状況を確認しており、認証材でない木材については、個別基準の別紙に示された方法に基づいて確認を実施している。

さらに読む ⇒持続可能な森林経営のための勉強部屋出典/画像元: https://jsfmf.net/sinrin/banpakulink/banpakulink3.html

木材調達において、持続可能性に配慮した取り組みが行われているのは素晴らしいですね。

調達コードに基づき、認証材やその他の木材の持続可能性を確認する仕組みが整っていることは、万博のレガシーとして重要です。

大阪・関西万博の巨大木材リング建設にあたり、万博協会は木材調達の持続可能性に配慮した取り組みとして、持続可能性に配慮した調達コード(第3版)解説<個別基準:木材>を公開しています。

このコードは、木材が伐採された森林の管理状況や労働者の安全確保など、様々な観点から持続可能性を評価する基準を定めています。

特に、FSC、PEFC、SGEC認証材は、これらの基準を満たすものとして原則認められます。

また、認証材以外の場合には、別紙の方法により要件を満たしていることを証明する必要があります。

木材調達の持続可能性への配慮は、非常に重要ですね。調達コードの遵守状況を詳細に確認し、公開することで、万博の信頼性を高めるだけでなく、他のイベントや事業にも良い影響を与えるでしょう。

大屋根リングの木材調達:透明性と持続可能性

大阪万博の大屋根リング木材、どう調達?

持続可能な調達コードに基づく

木材調達における課題と、今後の改善点について考察します。

認証制度の透明性や、サプライチェーンの追跡可能性について、具体的に見ていきましょう。

大阪・関西万博持続可能性に配慮した調達コードへの提案

公開日:2025/02/15

大阪・関西万博持続可能性に配慮した調達コードへの提案

✅ 2025年大阪・関西万博の持続可能な調達コードにおいて、木材、紙、パーム油の認証基準の厳格さや、認証制度の透明性、サプライチェーンの追跡可能性について問題点が指摘されている。

✅ 特に、PEFC認証では、マレーシアの木材大手サムリン社が環境破壊行為を繰り返しているにもかかわらず、認証されていることが問題視されており、調達コードにおける認証基準の有効性に疑問が生じている。

✅ 万博側は、チェックシートの改善、サプライチェーンの透明化、ヒアリングシートの公開など、調達コードの改善に向けて取り組む必要がある。

さらに読む ⇒万博市民アクション出典/画像元: https://sdgs-expo.am-net.org/notice_20250215/

持続可能な調達コードに基づいた確認プロセスが実施されていることは良いのですが、具体的な事例やシステムの公開が今後の課題ということは、透明性をさらに高める余地があるということですね。

詳細な情報公開に期待します。

大阪関西万博の大屋根リングの木材調達について、持続可能な調達コードに基づいた確認プロセスが実施されていることを、第11回持続可能な調達ワーキンググループの資料から確認しました。

大屋根リングの木材は、認証材(FSC、PEFC、SGEC)と認証材ではない木材を使用しており、認証材ではない木材については、合法性に加え、調達基準の別紙に示された方法で持続可能性が確認されています。

この確認プロセスは、建設会社が各工事受注者に確認を行い、調達コードを協力会社に伝達することで、木材調達の持続可能性を担保しています。

しかし、具体的な事例やシステムの公開については、今後さらに情報公開を進める必要があるとされています。

持続可能な調達コードの遵守状況は、万博の重要なレガシーとなるため、具体的な事例やシステムの詳細を公開することで、透明性を高め、他のイベントや事業にも参考となる情報を提供することが期待されます

木材の調達問題は、万博のイメージにも関わってくるんで、しっかり情報公開して、ちゃんと説明責任を果たすべきやと思いますわ!

本日は、大阪・関西万博の会場構成、特に「大屋根リング」と「いのち」をテーマとした展示についてご紹介しました。

持続可能性への配慮も重要ですね。

🚩 結論!

💡 世界最大級の木造建築「大屋根リング」は、藤本壮介氏のデザインによるもので、万博のシンボルとして存在感を放ちます。

💡 「いのち」をテーマにした8つのパビリオンでは、多様な展示やイベントを通して、未来社会への示唆が与えられます。

💡 木材調達においては、持続可能性への配慮が重要であり、今後の情報公開に期待が高まります。